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情けは人の為ならずの意味も知らない小泉首相 |
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マルマル
(349)投稿日:2005年01月23日 (日) 20時26分
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大山洋一郎 第2次大戦中、ユダヤ人の故をもって、アウシュビッツに送られた精神科医フランクルは、 凄惨な強制収容所における体験の記録の中で述べています。 「彼自身の未来を信じることができなかった人間は、収容所で滅亡していった。未来を失う と共に彼はそのよりどころを失い、内的に崩壊し、身体的にも心理的にも転落したのであった」 夢を見ることが出来ない人間は、生きる意味を失います。未来の自分を信じることが出来なくなるとき、生きる精神力を失うことになるからです。 「情けは人のためならず」他人のために情けをかけておけば、いつか自分のためになるという意味ですが、小泉首相は、いたずらに他人に情けをかけることは、本人のためにならぬという考えで、さかんに「自己責任」を語り、医療福祉、年金などを削っています。 「 生、老、病、死」が人の世の常です。社会的弱者、年老いた人、病を持った人を切り捨て、自己の権力欲を満たしておられます。健康に自信があったのですが、年には勝てません。 利己主義、物質主義、拝金主義、理念と夢の喪失は、若者たちの生き方に深く影響しています。老人福祉を食い物にする高級官僚。患者の命や健康をないがしろにする薬害エイズ。C型肝炎の蔓延。公費を私物化している社会保険庁。…次から次に起る不祥事。いずれも日本社会が抱える病気の顕著な現れです。これが国会議員や官僚の生態です。 未来への希望を失った若者は、引きこもるようになりました。そして自虐的に自己破壊の方向に進んでいきます。 小泉さん未来に希望の見える社会するために努力されたらどうですか。 「思い邪なし」と孔子は言いましたが、今の日本の政治家は横車を押すことは当たりまえ、心は邪だらけ。それが顔に表れています。 リンカーンは顔はその人の履歴書と申しました。小泉さんはじめ政治家の顔はなんと見苦しいのでしょう。
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