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[12240] 胃粘膜下腫瘍について kassi - 2023/06/23(金) 23:00 - MAIL

2022.4月に人間ドックを受けて、胃カメラをしたら胃体上部後壁に10ミリ以下の胃粘膜下腫瘍ありと結果が出ました。1年後までに再度胃カメラをするように指示があり、2023.1月に少し早めに近くのクリニックで胃カメラをしました。同じ場所に胃粘膜下腫瘍ありとのことでしたが、潰瘍などもなく顕著な増大傾向もなく小さな病変なので経過観察を言われました。
5月に胃腸の不調を感じて近くのクリニックで腹部エコーを受けました。その際に初めて肝血管腫の指摘を受けました。7〜8ミリの大きさとのことでした。肝血管腫は良性のもので経過観察を言われました。
胃カメラを受けたクリニックと腹部エコーを受けたクリニックは違うクリニックです。
あとになって、肝血管腫が実は胃粘膜下腫瘍の転移なんじゃないか⁉︎と不安なってきました。
そもそも胃粘膜下腫瘍も超音波内視鏡でみてもらっていませんし、針を刺しての生検もしていないので、その物自体がGISTなのかもわかりません。
来週総合病院の消化器科を受診するつもりで、人間ドックの胃カメラ画像とクリニックで受けた胃カメラ画像を取り寄せました。
もしも胃粘膜下腫瘍がGISTだったとして、
それが肝臓へ転移していたら腹部エコーで肝血管腫との診断がつくことはありませんか?GISTの転移と肝血管腫はエコーで見える所見は違うものでしょうか?
不安でいっぱいなので何かご意見など頂けると幸いです。
よろしくお願いします。

[12241] マイクロGISTの可能性が大でしょう。 Sunny北加 - 2023/06/24(土) 12:44 -

kassiさん、

腫瘍サイズが小さいのでMicro GISTの可能性が高いと思います。
この掲示板で過去に数回コメントしました。”Micro GIST” または ”マイクロGIST” とこのサイトで検索するとそれらが出てきます。
その一つが:
[10882] 検査結果があやふやで、先が見えません パンダ
https://bbs4.sekkaku.net/bbs/gist/&mode=res&log=9604
の下で
[10884] マイクロGISTかも、経過観察です。 Sunny北加
比較的最近情報をポストしました。

マイクロGISTは1p以上大きくなりません。ですからGISTガイドラインでも経過観察となります。
マイクロGISTは悪性化したGISTと同じ基本的なゲノム変異をもっていますが、細胞の生死にかかわる他のゲノムの変異がなく、悪性化しないとリポートされています。マイクロGISTの発生率も20-30%と高いです。

心配せず、でも経過観察をしっかりしてもらってください。

[12242] ありがとうございます。 kassi - 2023/06/24(土) 20:32 - MAIL

まだ胃粘膜下腫瘍SMTがあるということしかわかっておらず、内視鏡超音波検査やさらに超音波内視鏡下穿刺吸引法での生検も行っておらずGIST確定ではありませんが、溢れるネット情報を見ると胃粘膜下腫瘍の中でGISTが1番多いと書いてありました。でもGISTは稀な疾患で10万人に1人か2人と書いてあり、混乱しています。10万人に1人か2人がGISTと診断される、胃粘膜下腫瘍のほとんどはGISTということは胃粘膜下腫瘍が見つかった時点で稀なことなのでしよわうか。見つかった時点でGISTの確率が高いのでしょうか。
Sunny北加さんからの回答とこちらの掲示板のmicroGIST関連のものを検索して私なりに解釈すると、そもそも胃粘膜下腫瘍は健診の受診率や胃カメラの機能向上などから小さな病変でも見つかるようになり発見される人が増えている。20%から30%くらいの人がいわゆる2センチ以下⁉︎1センチ以下⁉︎のmicroGISTを持っている。その中で2センチを超えて大きくなったり潰瘍ができたりして超音波内視鏡下穿刺吸引法などでGIST確定して手術適用となる人が10万人に1人から2人と稀ということでしょうか?

[12243] マイクロGIST Sunny北加 - 2023/06/25(日) 09:14 -

kassiさん、

Micro GISTの発生率は20-30%で非常に頻繁に起こっているようです。GIST発生率の10万人に2人以下と比べるとMicro GISTが悪性GISTに発展する可能性は10万分の1以下です。現在のCTやMRI技術でGISTも含むサーコマ病変の存在を確認できるのは1p以上です。特に日本などで胃カメラでの1p未満のSMT病変がみつかるようになったと観察しています。

下は2006年の日本発のリポートです。
High incidence of microscopic gastrointestinal stromal tumors in the stomach
「胃における顕微鏡的なGISTの高い発生率」
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0046817706004163
Kaori Kawanowa MD、December 2006,

下は概要のGoogle翻訳です。
概要
消化管間質腫瘍 (GIST) は、年間発生率が 100 万件あたり約 10 〜 20 件である稀な間葉系腫瘍です。 病理学者は、胃がん患者から切除された胃内に小さな GIST が偶発的に発生することをよく観察していますが、胃 GIST の実際の発生率に関する報告はありません。 この研究では、胃がん患者から切除した胃全体 100 個を 5 mm 間隔で切片にし、ヘマトキシリンおよびエオシンで染色したスライド (各症例の平均 130 枚のスライド) の顕微鏡 GIST を検査しました。 付随腫瘍の KIT (CD117)、CD34、およびデスミン発現が免疫組織化学によって評価され、ホルマリン固定されパラフィン包埋された腫瘍組織から抽出されたゲノム DNA がエクソン 11 の c-kit 遺伝子変異について分析されました。 胃全体を調べたところ、50 個の顕微鏡 GIST が見つかり、そのすべてが KIT および/または CD34 について陽性であり、デスミンについては陰性でした。 ほとんどの顕微鏡的 GIST (45/50、90%) は胃の上部にありました。 25 個の顕微鏡 GIST のうち 2 個 (8%) に c-kit 遺伝子変異がありました。 デスミンの陽性発現を示す 51 個の平滑筋腫が 100 個の胃のうち 28 個で観察されました。 平滑筋腫とGISTの両方が12の胃で見つかりました。 これらの結果は、顕微鏡的な GIST が胃の上部に一般的であることを示しています。 臨床 GIST の年間発生率を考慮すると、悪性の可能性を伴う臨床サイズに成長する微視的な GIST はほんのわずかです。 顕微鏡的 GIST から臨床的 GIST への変化の原因となる遺伝的事象を解明するには、さらなる研究が必要です。

「2センチを超えて大きくなったり潰瘍ができたりして超音波内視鏡下穿刺吸引法などでGIST確定して手術適用となる人が10万人に1人から2人と稀ということでしょうか?」ですが、私の体験とGISTガイドラインなどから、腫瘍増大2pと認められればFNA, 内視鏡下穿刺吸引法でのGIST確認は必須ではないでしょう。私は20年前に再発食道GISTをFNAしてもらいましたが、3度目の正直、最初の二度は失敗でした。多分腫瘍の活発性を示すごつごつした形、腫瘍の増大率経過から2p近くなれば摘出手術となると、素人の意見です。

[12249] 超音波内視鏡受診 kassi - 2023/06/29(木) 15:31 - MAIL

今日の午前中に超音波内視鏡検査を受けてきました。
月曜日に初診でかかり、今日が検査日でした。
とても小さな病変部なので生検できるかわからないけど、できそうなら組織をとりますって言われてました。
結果、胃粘膜下腫瘍の本体は4ミリととても小さく、腫瘍の上の層が2ミリちょっとあり、そこから穿刺して組織を取るのは非常に難しいとのとこで生検はできませんでした。
超音波の結果、筋層からのものでした。
先生はとても小さいし見た感じでは筋肉の塊のようだとおっしゃっていました。大きさが大きくならないかを定期的にみていく経過観察になるとおっしゃっていました。この大きさで胃を切る手術をするのはそのほうがリスクだから…というような説明でした。
次の外来診察日に改めて話しましょうとのことでした。
4ミリととても小さいと聞き、経過観察でいいのかなと納得して帰りましたが、筋層からということなので今はまだ小さいけどGISTなのでは…と不安が残っています。大きさからmicroGISTというものになるのかなと思いますが、一般的に考えるとこの大きさで生検もできていない場合は摘出しないものでしょうか。とても小さいので今のうちに体への負担の少ない、また胃への負担の少ない術式で摘出したほうがいいのでは?と思ってしまいます。

[12273] 外来診察での主治医からの説明 kassi - 2023/07/17(月) 12:22 - MAIL

先日が主治医の先生から説明を受けてきました。
・腫瘍径4ミリ
・筋層由来
・内部は均一か低エコー像
・サイズが小さいことから生検不可
・胃の真ん中の方にある
・身体症状もなく、腫瘍自体も悪性を疑う所見なし
・年1回の通常内視鏡で経過観察
ということでした。

加えてこのように説明がありました。
・このようなサイズ前後のものがあって経過観察してる人はたくさんいる
・生検できていないのでGISTと診断することはできない
・今すぐにどうこうしないといけないような心配するものではない
・診療ガイドラインに沿うと2cmを超えてくると治療対象になってくる
・それでもGISTが心配ですと言われると、外科的に切除するしかないが、4ミリのものを2センチのものに当てはめて治療をすることはできないので今の段階で外科的に切除することはできない
・今の小さなサイズでもしもこれがGISTだったとしても転移などを起こすことはない(肝臓の血管腫が肝転移だったら…と心配してましたが、造影MRIで肝血管腫と診断されました)

今はまだ治療やこれ以上の検査をする列にも並ばないくらいの小さなサイズで過度に心配せずに平気なんだと思って年1回の経過観察をしてくださいとのことでした。また年1回の経過観察も今回通院した総合病院ではなくかかりつけ医でらしてもらって大丈夫と言われました。そこで大きさの変化などが出てくれば紹介状が出されてまたこっちへ戻ってくることになり、その時は我々がきちんと検査や治療など対応しますのでとのことでした。
疑わしき所見などあれば引き続きここの総合病院で病気の経過観察として定期的に受診してもらうけど、今はそこまでの段階にも入ってないからかかりつけの先生のところで年1回胃カメラをしてもらったら大丈夫と言われました。
その時はなんだか突き離されたような感じがしてしまいましたが、先生がそうおっしゃるくらいなので今の私の胃粘膜下腫瘍はホントに大したことないのかな、今は全然気にしなくて大丈夫なのかなと思ったりもしました。

事前にGISTについて調べていたこともあり、先生からの説明で納得して帰りましたが、日が経つにつれて過度に心配症の私はこのまま体の中にずっと置いたままでホントに大丈夫なのか⁉︎と不安になってきます。
同じ市内に大学病院があり、そこの消化器内科へ再度受診して再検査を依頼した方がいいのかな⁉︎と思ったりしてしまいます。
GISTの診療ガイドラインは全国統一でも、大学病院で再検査を依頼して、もしも生検できたら…、もしも確定診断ができたら…と可能性を考えてしまいます。

今の段階で大学病院へ受診するのはやりすぎでしょうか?
今回の主治医からの説明、納得いきますか?
ご意見を頂きたく思いまして、再度投稿させて頂きました。
よろしくお願い致します

[12274] とても丁寧 クリス - 2023/07/17(月) 14:04 -

kassiさん
同じく経過観察を続けているGIST(仮)患者です。

読ませてもらった限り、とても丁寧な説明で分かりやすい。とても良い先生ですね。それにすべての結果が心配いらないですよと言えるデータだと思います。

私は人間ドッグの胃カメラで見つかり、CT検査やエコーの結果、腫瘍径は8mmでした。その後5年経ちますが、大きさは変わらず、今の段階では針を刺す事の方が、腫瘍を散らばせるリスクが大きいのだそうで生検も受けていません。比較的大きな県立病院ですが、経過観察で年一回の検査を受けておられる方は意外と多いそうです。
仮に少しずつ大きくなってきたとしても、平滑筋腫や神経鞘腫などの良性である可能性もあるとの事。もちろん私も最初は不安でしたが、私達がいくら考えても答えは出ませんので、最近は大きくなり始めたら考えよう、という風に切り替えています。

納得がいくまで調べてもらう事は大切なことだと思いますが、これまでの検査結果から悪性を疑う所見はなさそうですし、おそらくこれ以上調べる意味を見出せないと思います。
無理な針生検など、腫瘍の細胞を散らしてしまうリスクを冒してまで、いま調べなくてはならない事ではありませんし、もし生検できたとしても、確定診断に至るほどの量が取れるとも思えません。逆に腫瘍を刺激して活発化させてしまうのでは、と素人ながら考えてしまいます。



[12275] ありがとうございます。 kassi - 2023/07/17(月) 20:50 - MAIL

同じ経過観察を受けていらっしゃるクリスさんからの返信にとても勇気づけられました。ありがとうございます。
発見が人間ドックの胃カメラだったことも同じで勝手に親近感も感じました。そして経過観察5年で大きさも変わらずということをお聞きして、みんながみんな増大していくわけじゃないんだなと思い少し安心も致しました。今回受診した総合病院は私の住む県では1番大きな県立の病院で消化器部長の先生に診て頂いての結果説明だったので、先生は丁寧にわかりやすく説明してくださって信頼のおけるいい先生だと思っています。
ただ私が人一倍に心配症なので帰ってから日にちが経つにつれて少しずつ不安が湧いてきたような感じです。
でもクリスさんのおっしゃるように今の腫瘍サイズで悪性所見もなく経過観察で大丈夫って言われているのに、無理に針生検までする必要性はないなと冷静に考えることができました。それに確かに4ミリでは確定診断ができるほどの組織が取れない可能性もありますね。針を刺したことで腫瘍が散ってしまうリスクや腫瘍を刺激して活性化させてしまうかもしれないというリスク、そこまで考えが及んでいませんでした。
そうですよね、今いくら私が考えても答えは出ないですよね。
今できることは経過観察を怠らないこと、もしも大きくなったり悪性を疑うような所見が出てきたら、そうなったらそうなった時に考えよう、この考え方の切り替えはとても大事ですね。
かかりつけの先生も元々はそこの県立の総合病院にお勤めされていたそうで、主治医の先生もよくご存知のようでした。消化器専門にされてるから安心してそこで経過観察してもらったらいいですよとおっしゃって頂いたので、もうこれ以上過度に心配しすぎずに日々の生活では気にせずに過ごせる様にしたいと思います。
本当にありがとうございました。

[12329] 胃の不調が続く kassi - 2023/08/29(火) 13:05 -

元々げっぷが出やすく、げっぷがうまく出ない時はえずいていたのが気になっていたのと胃もたれがするのでかかりつけのクリニックへ行きました。タケキャブと立君子湯が処方されて1ヶ月経ちます。
げっぷが出る症状は落ち着いてきたように思いますが、胃もたれはよくなったと思ってもまた胃もたれしてしまいます。ムカムカ気持ち悪いとか胸焼けがするような感じではなく、胃の辺りがズーンと重い感じです。
胃粘膜下腫瘍については大きさもとても小さなことから普段は気にせずに過ごすようにしていますが、この胃もたれのような症状が胃粘膜下腫瘍からくるものなのかな?と考え始めると不安になります。そのこともかかりつけのクリニックで聞いてみましたが、それは関係ないですよと言われました。
6月の終わりに超音波内視鏡検査を受けて2ヶ月しか経っていないので、この2ヶ月で体に症状をきたすような大きさまで急に大きくなるようなことはないのかな?と思いますが、もしも万が一…と考えてしまう時もあります。
こんなに早く増大するようなことはありませんか?
ご意見頂ければと思います。よろしくお願いします。




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