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[9881] 検結果を聞いて なや - 2018/08/20(月) 13:17 -

はじめまして。妻が1月にバリウム検査で胃粘膜下腫瘍でひっかかり、町医者での胃カメラで10mmのものが見つかりました。小さいながらも登頂にへこみが見られたので大学病院でCTとEUSの検査をし、生研もおこないました。検査結果では胃の上部(幸い食道からははなれています。)に10mmの腫瘍が確認でき、CTでは転移などはみられず、登頂の凹みもありませんでした。但し、エコーでは、筋肉の塊だけではない所見かまあるので良性ともあくせいとも言い難く、判断が難しいとのことでした。小さいうちに取ってしまったほうがいいと思ったので、進言したところ、外科に現在で取るメリット、デメリットを来月、聞くことになりました。何かアドバイスいただけると今後の参考にしたいと思いますので、誠に勝手だと思いますがよろしくお願いします。

[9882] ガイドライン 義男 - 2018/08/20(月) 19:10 -

なや さん
こんにちは。

サイズ的にはまだ小さいので、大急ぎで取る必要もないと思います。一度様子を見てみても良いのでは?

ガイドラインを見ても、2p以下の場合、悪性の所見があるのか、ないのか、が切除する基準となっています。

http://www.jsco-cpg.jp/item/03/algo.html#gist_algo_1

もちろん、体に中に異物があるというのは気分の良いことではありませんし、取ってしまいたい気持ちもとてもよくわかります。

摘出が必要ならば、医師はそう言うでしょう。メリット、デメリットを説明するということは、「急は要さないが医師も迷っている。今はどちらでも良いと思うが、患者さんと家族で決めてくれ」と言う事ですよね。
この部分は検査結果を専門医に見てもらうことで、もう少し判断材料が増えるかもしれません。
つまりセカンドオピニオンです。

CTは造影でしたか?、生検の結果は?EUSからの所見は?などはいかがでしたでしょうか?

[9883] 検査結果その2 なや - 2018/08/21(火) 02:11 -

義男さん、返信ありがとうございます。最初専門医のいるところで診てもらうように考えていたのですが、結局近い大学病院で検査を受けています。私は都内のところを勧めていたのですが、妻が行きやすいところに決めたので。今の病院も手術症例は何度かあるようですが、まず外科の診察を受けたうえで迷ったらセカンドオピニオンも選択肢にいれることも考えたいと思います。内科のお医者さん曰くCTは造影で所見はわからないながらも転移、浸潤は見られなかった。生研は針生研ではないとのことで、工場のボーリングのように突いて?組織を採取したとのこと。結局は何もでてこなかったとのことで、最終的に、EUSで完全な筋肉の塊ではないので、間質腫瘍の疑いもあり、義男さんの言うとおり現在ではグレーということでお医者さんも悩まれていました。そこで、早く取ってしまったほうがよいのでは聞いたところ、外科の先生に相談したほうがよいとのことでした。私が、外科の先生は小さいから経過観察でいいと言われるじゃないかと軽く言ってみたところ、内科の先生はそうとも言えないとたしなめられました。最初はCTとEUSだったのですが、生研をしたのは疑いもあったからとの説明もあり、結果、何もでてこなかったので内科の先生も正直悩んでおられました。最終的には家族で決めてということになるのでしょうが、セカンドオピニオンで治療方針が明確になれば、気持ちが楽になるような気もします。確かにガイドラインでは大きさにかかわらず所見があれば手術とのことで、その所見がグレーなところが悩みどころです。内科の先生も急ぐこともなく、これが2cmになってから手術しても今後の影響はあまり変わらないと言っておりました。
まとまりのない文章ですみません。よろしくお願いいたします

[9884] マイクロGISTの可能性が大でしょう。 Sunny北加 - 2018/08/21(火) 09:14 -

なやさん、

奥さんの胃粘膜下腫瘍がGISTであれば、マイクロGISTの可能性が非常に高いです。マイクロGISTは2p以下のGISTと定義されていると思います。ですから義男さんが参照されてガイドラインも経過観察です。
もう8年ほど前の私のポストです。(南加から北加に引っ越ししたので今はSunny北加です。)
[4357] 非常に高い頻度で起きている 2cm以下のMicro GIST Sunny南加
https://bbs4.sekkaku.net/bbs/gist/&mode=res&log=816
ここで参照したGSIのサイトはまだ出てきます。
20−35%の頻度でマイクロ GISTがおこっていますが、それらが悪性GISTになる機序の説はありますが、どのようにそれを防ぐかはまだまだこれからでしょう。

私の奥さんへのお勧めは心配せず、人生を楽しみ、でも定期的に経過観察でしょうか。

[9885] マイクロGIST なや - 2018/08/21(火) 14:06 -

Sunny北加さん、返信ありがとうございます。
なんどか当掲示板を拝見しており、Sunny北加さんの記事を読んで勉強させていただいておりました。その方から返信頂けて、大変うれしく思っています。

今回、1月に定期健診を受け10年ぶりにバリウム検査をしてSMTが発覚しました。

だから、定期的にバリウム検査しておけばSMTの増大傾向がわかるのに、今となっては仕方のないことです。ま、その間は何もしらずに普通に暮らすことができたのですが・・・。

マイクロジストというと、かなり危険度が少ないような言霊を持っているのですが、例えば経過観察で1cmの腫瘍が半年後にかなり増大する可能性はあるのでしょうか。4月に町医者で10mm、8月に大学病院で10mmで3ヶ月間での増大傾向はない模様です。

ビタミンDのサプリも勧めてみようかなと思っていますが、妻は薬を飲み込むのが下手なので、3日坊主にならないといいなと思いますが、お薦めはありますでしょうか。



[9887] 横から失礼します。。 Sumito - 2018/08/22(水) 01:57 - MAIL HOME

久しぶりに義男さんから別件で連絡を頂き、なやさんの件でも少し話をしましたので、その内容も含めて書かせていただきます。

15年ほど前、私の妻が罹患した頃は1p程で見つかる例はとても稀で、ほとんどの場合は見過ごされていました。今は検査機材の発達もあり、1p前後のSMT(粘膜下腫瘍)はよく見つかります。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=627&v=Kucrf-TnFZc
こちらの西田先生のご講演の9:00前後に出て来る図を見ると良く解りますが、成人の10人に1人は顕微鏡でやっと見えるほどのGIST(Micro-GIST)を持っているそうで、60代になると3人に1人とも言われています。この方々にある種の遺伝子変異が加わると検査で見つかるほどの大きさに増大する事があります。
また、最近は検診でも1000人に1人の割合で小さなGIST或はSMTが見つかっています。なやさんの奥様もこの中に含まれると思います。

実際に治療が必要なGIST患者さんは10万人に1人ですので、検診で見つかった方を1000人集めても、その中の一人だけが治療が必要なGISTという計算になりますね。

3ヶ月でサイズに変化がない事も良い判断材料です。

「私の奥さんへのお勧めは心配せず、人生を楽しみ、でも定期的に経過観察でしょうか。」
私もこのSunnyさんの意見が最も客観的な判断ではないかと思います。

ただ、奥様のお気持ちもあるかと思います。最終的にはその部分が一番大きいでしょう。
胃の手術後には少なからず影響が残りますので、メリット、デメリットを天秤に乗せての判断になるかと思います。

[9890] ご意見ありがとうございます。 なや - 2018/08/22(水) 18:03 -

Sumitoさん、返信ありがとうございます。

最終的にはお医者様の見解を聞いた上で判断したいと思いますが、皆様の見解を聞いて、
1cmのSMT若しくはGISTは、まだアクションをおこすには材料が足りず、この腫瘍がどういう性質(性格)なのか見守っていくことも、選択肢の一つと思いました。
予断を許さない病気ではありますが、まずは外科医の見解を聞いた上で、また、こちらでご相談させていただくかもしれません。
その際は宜しくお願いします。

[9891] Micro GISTの可能性が高いと思います。 Sunny北加 - 2018/08/23(木) 08:55 -

なやさん、

マイクロGISTは文献しだいで、10%から35%の頻度で起こっているとリポートされています。悪性GISTは百万人に10-15人ほどの頻度ですから、一万分の一以下の頻度です。
「経過観察で1cmの腫瘍が半年後にかなり増大する可能性」ですが、アメリカの信頼できるサイトによると悪性GISTの倍増周期は60日から100日だそうです。1gのGISTに存在する細胞数などの基礎数値をもとに腫瘍径の増大の可能性を計算したものをG.netに添付しました。このポストはG.net未登録でも読めるように設置しました。
「GIST幹細胞は怖い再発の原因」
http://gist.sns-park.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=685
を試して見てください。
この三番目のグラフによると増殖率の高い60日の倍増率のGISTが1pから2pに大きくなるのに5ケ月かかります。一番穏やかな100日の倍増率のGISTは10か月ほど掛かります。なやさんの奥さんの4ケ月間に殆ど増大を確認できなかったは、私はGood Newsだと思います。

ビタミンDは抗癌効果があると信頼できる文献を読んでいます。私らもそれを信じ、毎日ビタミンD3サプリメントを呑んでいます。私がお勧めするのは、もしもMicro GISTの悪性化そしてその増大を防ぐ食べものです。下のYouTubeを聞いてください。
【がん治療】【抗がん剤】 がんが消滅する食品 ウィリアム・リー ted日本語字幕
https://www.youtube.com/watch?v=Z7efrr90QSg

[9935] 外科に行ってきました。 なや - 2018/09/07(金) 11:29 -

以前相談した、なやです。
バリウム検査で胃粘膜下腫瘍がわかり、4月に町医者の胃カメラで1cmのSMTと診断されました。
そのときに先端に潰瘍と思われる凹みがあったため、
8月に大学病院の超音波内視鏡で見たところ潰瘍形成が修復された1cmのSMTがあり、内科からは悪性かグレーなので悩んでいたところ、外科の先生の意見を聞くことになりました。
と、先日この掲示板で書き込んだのですが、

本日、外科の先生と話をしたところ、まず一番最初の潰瘍がある場合は、すぐ手術をするとのことでしたが、
当病院での検査ではそれがなくなっていたということで、通常なら経過観察で良いのだが
前回潰瘍があったので、手術も適用範囲とのことでした。
経過観察であれば、三ヶ月に一度の検査とのことで、正直迷ってます。
手術となると術後一週間から10日の入院が必要で、子供が小学生1年生なので、どうしたら良いのか頭を悩ませています。アドバイスあればお願いいたします。




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