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川相がわずか200万円アップの9000万円でサイン |
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過激な55番
(44)投稿日:2002年12月24日 (火) 00時37分
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問題はお金じゃなかった。来季もプレーできる実感。 偉大なる世界記録への挑戦…。「微量アップでサインしました。 満足度? アップしただけで十分です」。契約更改後の会見では、交渉の感想よりも、わき上がらせた来季への意気込みが言葉になって表れた。 「プロ野球界というか、巨人というか、40歳でも守れるという歴史を作りたいね」21年目に突入する来季は39歳。それでもまだまだ若手に負けないという自信を今年は身につけた。昨季73試合だった出場機会数を今季88試合に伸ばし、シーズン通し、バイプレーヤーとしての存在感を示した。 来季はさらに奮起する材料もある。犠打の世界記録挑戦だ。エディ・コリンズ(Wソックス)の持つ511個にあと6個に迫っており、来季中の記録更新は確実。868本塁打の王(現ダイエー監督)に次ぐ“世界記録保持者”が巨人から誕生することになり、そうなればギネスブックに名前を刻むチャンスになる。コツコツと積み上げてきた前人未到の金字塔。「ギネスに申請? ボクはバントを決めるだけ。あとは球団がやってくれるんじゃないか」世界へ、ギネスへと挑戦する来季はさらなる飛躍の年になる。 「オジー・スミスも40になってショートを守っていた。ボクはショートだけってことじゃなくセカンドもサードも守れる」 円熟味を増した川相の存在感が来季は一層クローズアップされそうだ。
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