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ヘンデル(7)
グッキー (26)投稿日:2003年02月14日 (金) 10時30分 返信ボタン

 国王との関係改善で精神的に安定したヘンデルは、ロンドンで次々に
オペラを書き上げたが、その際、創造面での配慮とともに、製作面、経済面
にも気を配った。彼は英国貴族社会、特にバーリントン卿、チャンドス公爵ら
と末永い交際を結んだ。ヘンデルは一時期、バーリントン卿のピカデリーの
豪邸に住み、ジョン・ゲイの注目をひいた。英国の文人は、芸術家が誰を
スポンサーとしているかに、常に大きな関心を示した。バーリントン邸は、
芸術家や文士が気軽に出入りすることで有名で、ゲイは自作の詩の中に
こう書き記している――

    されどバーリントンの
     麗しき宮殿は残りぬ。
    美しさ満ちあふるその邸内で
     ヘンデルは弦をかき立て
    心とろかす旋律を奏でぬ。
     聴く者は身にしびれ生じ
    心をよそに移したり。

 ヘンデルはジョージ1世からの四百ポンドのほかに、ウェールズ王女からも
二百ポンドの年金を得て、ロンドンの社交界に飛び込んだ。彼は貴族たちの
後援でオペラ劇団を主宰、欧州各地に歌手スカウトの旅に出た。この間、
奔流のように彼のペンから流れ出たオペラのうち主なものは『忠実な羊飼い』
(1712年)、『テセオ』(同)、『シーラ』(1718年)、『ラダミスト』(1720年)、
『フロリダンテ』(1721年)、『オットーネ』(1723年)、『ジュリアス・シーザー』
(1724年)、『タメルラーノ』(同)、『クセルクセス』(1738年)である。彼はこれらの
作品を、驚くほどのスピードで書き上げた。
 イタリアの台本作者ジャコモ・ロッシは1711年、ヘンデルが『リナルド』
作曲の際にみせた手早さについて、こう書いている。「今世紀のオルフェウス
であるヘンデル氏は、作曲にあたり私に台本執筆の時間をほとんど与えず、
驚くべきことに、わずか2週間で一分のスキもない完全な曲をつけてしまった。
驚嘆すべき天才とは彼のことだ」と。ロッシは気づかなかったが、ヘンデルは
『リナルド』の作曲にあたり、以前に書いたオペラのメロディーをいくつも
借用している。が、彼が極めて筆の速い作曲家であったことは事実である。
彼は生涯に40以上のオペラを作った。そのすべてがイタリア語で、今日
「バロック・オペラ」と呼ばれている種類のものである。




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