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ヘンデル(4)
グッキー (23)投稿日:2003年02月09日 (日) 05時36分 返信ボタン

 旅行の経験が多く、多数の名士と接する機会も多かったヘンデルは、
円満な人柄だったに違いない。彼が絵画の良き鑑定家だったことはよく
知られている。彼はハレ大学に学んでおり、文学、哲学、芸術などについて、
ちゃんとした教育を受けたはずである。しかしヘンデルの秘密癖のために、
彼の教養の幅を探るには数々の推量を行わねばならない。彼の性生活に
ついても、頼りは推量だけである。彼は生涯独身を守り、女性との付き合いは
すべて他人に知らせなかった。若い頃、何人かのイタリアの歌手との仲を
噂されたことはあった。メインウェアリング著の伝記の一冊には「G.F.ヘンデルは、
愛する女性(単数)からの助言以外はすべて無視したが、彼の愛は概して
長続きせず、また常に自己の職業の範囲内にとどめられた」との書き込みが
ある。筆跡から推して、ジョージ三世(英国王として1760〜1820年在位)
のものとみられる。
 彼の活動から考えて、ヘンデルはすべての興行主がそうであるように、
ギャンブラーだったと思われる。彼の気短さは伝説的で、特に指示に従わぬ
歌手に対しては酷かった。このケースで最も有名なのは、ソプラノのフランチェスカ・
クッツォーニが、オペラ『オットーネ』の中のアリア『ファルサ・イマジネ』を
楽譜通り歌うことを拒否した時の話。自制心を失ったヘンデルは、彼女の腕を
掴むと、窓から放り出さんばかりの勢いでこう怒鳴った。「マダム、あんたが
本当の女悪魔だってことはわかってます。だが私はベールツェブーブ(魔王)
なんですゾ」
 ヘンデルは神を信じていたが、狂信的ではなかった。ホーキンスに対しては
「聖書に曲をつける」ことの喜びをもらしている。ヘンデルは大食漢で、
有名な漫画家ジョーゼフ・グーピーは、ブタの顔をしたヘンデルがワイン樽に
腰をかけ、食卓に山海の珍味を並べている絵を残している(ヘンデルが遺言の
中でグーピーに言及しなかったのは、この漫画のせいだろう)。ヘンデルは
上流社会へ自由に出入りした。彼は決して芸術至上主義の音楽家ではなかった
(いずれにせよ、当時、その種の芸術家がいたはずはないのだが・・・・・)。
彼はエンタテイナーとなることを決して嫌がらなかった。こんな愉快な話がある
――1734年4月12日、リッチ卿夫妻、シャフツベリー卿、ハンマー卿夫妻、
バーシヴァル夫妻らが出席したパーティーの席上、ヘンデルは午後7時から4時間も、
チェンバロを弾いたり、アマチュア歌手に伴奏をつけたりして、自らも大いに
楽しんだ、というのである。




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