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バッハ(1)
グッキー (1)投稿日:2003年01月14日 (火) 08時09分 返信ボタン

 ライプチヒには、聖ヨハネ教会の扉の近く、南の壁から5、6メートル離れたところに
ヨハン・セバスチャン・バッハの遺体が埋葬されている、という言い伝えがあった。
1894年、教会は改築の準備を始めたが、この改築の結果、バッハの墓地という
伝説の場所が破壊される恐れがあった。そこで、ウィリアム・ヒスという解剖学者を
首席とする学者グループが、墓の発掘を開始した。学者たちが作業を始める根拠と
したのは、バッハの死んだ1750年に樫の棺で埋葬されたのは12人だけであり、
その一人がバッハであった、という情報である。
 教会の南の壁付近で三つの棺が発掘された。うち二つは松づくりだったが、
一つは樫づくりで状態のよい男性の骸骨がはいっていた。あらゆるテストが行われ、
彫刻家カール・ゼフナーが頭蓋骨の表面を石膏でおおって顔像を作りあげた。
この像はバッハの肖像とほぼ一致した。1895年に発表された報告の中で、
ヒス博士はすべての証拠を要約したあと、この作業に協力した他の科学者と連名で、
問題の骸骨はたしかにバッハであるという結論を下した。遺骨はこのあと
聖ヨハネ教会祭壇下の墓所に移された。
 もしこの骸骨が事実バッハだとすれば―そして、これを疑うべき有力な理由はない
のだが―作曲家バッハは身長約1メートル70センチ、頭は大きく体格の頑丈な男
であり、現代に伝えられた数少ない写生肖像画に表現されている肉体的特徴を
すべて備えている。バッハを専門とする図像学者は、絵による証拠がほとんど
存在しないことを嘆息し、バッハの容姿がいったいどうであったか判別する
すべはないと考える者も少数はいる。しかし現代に伝わるバッハの肖像画―どの絵
でもバッハが当時の慣習に従ってカツラを着けている(一部の学者はカツラが
はげ頭を隠しているのではないかと推測しているが)―には多くの共通点が
示されている。鼻が際立って大きく、頬の肉は厚ぼったく、顎が突き出て、唇は
きびしく引き締まっている。タフで強靭な男性的な顔であり、自分の権利のため
には敢然と立つ男の顔である。妥協を許さぬ顔であり、狂信者の表情はないにせよ、
自分の意志は通すという決意をはっきり表している表情である。




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