よかったよ〜。前作「片思い」の時はただの友達思いの常識人タイプだったような気がしたんだが、全然違ったや。私の脳細胞ってほんとすごい速さで死んでくよ。門脇、こんな生真面目で恋愛にうといタイプだったのか〜。その門脇の視点で描かれるもんだから、前半の吉本＆三笠に振り回される様がおかしくて仕方なかった。ただの痴話ゲンカなのに真剣に助言を考えたり、なのにあっさり仲直りして目の前でいちゃつかれたり。門脇かわいい〜。

感情に乏しいタイプが恋愛＆肉欲にのめり込んでくのってやっぱときめくよね！けなげ受け萌え。そして敬語使いの受けにときめく自分を発見（攻めが年上の場合に限る）。敬語の攻めはどうしても安っぽくなるからアレだけど、受けの敬語はいいね。心が洗われるな〜。

攻めの数学講師は乙女満開だったね。表題作のほうでは気にならなかったけど、続編の「それから」は精神分裂気味になってて笑った。甲斐性の欠片もないヨ！別にいいけどさ。とにかく面白かったでーす。古本で買おう。