ネットで、ランドルフ・スコット西部劇が１枚につき３本立の両面ＤＶＤを２枚見かけました。

　○拳銃 .４５、復讐に来た男、無法街の決闘　（12.23ドル）
　○銃の後に立つ男、平原の落雷、勇者の汚名　（10.49ドル）

といった内容で、名作というほどのものは入っていませんが、いずれも、かつて我が国で公開された懐かしい作品群
であり、格安です（なぜ２枚の値段が違うのか不思議ですが）。「リージョン不明」とあり、私はリージョン・オー
ルのプレイヤーなどという便利なものを持っておらず、アメリカで売ってるこれらのＤＶＤが見られるかどうか分か
りません。

　「『リージョン不明』とは、ひょっとしてリージョン・オールとか、リージョン・フリーのことか？」とAmazon に
問い合わせたら、「『リージョン不明』は大体リージョン１のことである。Amazon はリージョン・オールのものは売っ
てない」という、あまり気乗りのしない返事でした。「えーい、ままよ！」と買ってみたら、嬉しいことに通常のプ
レイヤーで再生できます。

　ただし、問題は、出演者が英語しかしゃべらず（当たり前だ！）、日本語字幕などという親切なものはついてない
ので、登場人物が何をいってるのかちんぷんかんぷんなことです。そこで、鑑賞者には、無声映画の弁士になったつ
もりで、画面に合わせて自分で物語を作ってゆく努力が要求されます。想像力トレーニングとボケ防止の効果も十分
ですよ。

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