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■ 初心者の方は、流れ弾にご注意ください。(^_^ゞ ■
現代カウボーイと少女の恋、西部劇へのオマージュ等の宣伝文句で自称プロフェッショナル西部劇ファンとしては一応押えておこうと足を運びました。結果は拾い物でした。
話しはヒッピー風カウボーイのエドワード・ノートンがロス郊外の小さな町・サンフェルナンドバレーに流れ来て、18歳の少女・エヴァン・レイチェル・ウッドと恋におちいる。自由を貫くノートンと風来坊を是としないあるいは通常の社会理念を代表する父親との争いから遂には発砲騒ぎになり、逃走の末ノートンは射殺される。「脱獄」と「死の谷」を合わせたような趣があった。
映画そのものは小さな郊外町の閉塞感、アメリカ的強い人間像、拳銃をめぐる問題、西部劇へのオマージュと云うような種々の要素がありすぎ切口が一定していなくてもう一つでした。
西部劇関連としては、我らが見ずして誰が見るというような嬉しいものでした。高速道路の横や無人の造成中ニュータウンでのライディングや早撃ちの練習等、昔望んだ分身を見るようでした(向うの方が遥かにかっこよく、鮮やかですが)。「シェーン」の如く子供に銃を教えたり、紛れ込んだ映画ロケ中の新保安官のダンスシーンは「荒野の決闘」か等があって監督デヴィッド・ジェイコブソンの西部劇好きがよく表れていた。
E・ノートンのガン捌きは見事で決まっていました。ファーストドロウは、逢坂剛の言うオールドスタイルですが非常に早かった。
冒頭でウエスタンハット、ジーンズ、ブーツのE・ノートンは変りもんと笑われます。本場のアメリカでそうなんですから、日本では完全に異常者でしょうね。
牧場主にブルース・ダン、警官にジェフリー・ルイスが出て雰囲気を盛り上げています。
彼等も年をとりました。
>老レンジャーさん
ご紹介ありがとうございます。この作品は知りませんでした。27日までということで慌てて観に行ってきました。
19:05の回、観客は約30名ほど。アベックと若い女性が主、背広姿は私だけ?
主人公の性格はわざと曖昧にしてあるそうですが、作品自体も曖昧としたものに...
それもジェイコブソン監督と脚本・制作に関わったE・ノートンの意図ですかね?
ところでこの自称カウボーイのハーレンに恋する少女トーブを演じているエヴァン・レイチェルは「ミッシング」で
アパッチに誘拐される長女役でしたね。http://gogh0808.cocolog-nifty.com/cinemamemories/2006/01/post_2043.html
GOGHさん、今日は
肝腎のウエスタンスタイルについて全く言及されていません。ガッカリさせたのでなければよいのですが。どうもそんな感じですね。ラストは「ゴーストタウンの決斗」か。未だ云ってます。
来週は大阪でもやっと上映されることになった「800発の銃弾」です。小劇場での20:25からのレイトショーのみです。早寝早起きの老レンジャーにとっては辛い1日にならなければよいのですが。
>老レンジャーさん
いえいえ決してがっかりした訳ではなく、前回書き込んだのは観て帰って来た後で遅かったので
簡単に観賞報告だけにしました。感想の方は只今まとめてるところで近日中にブログにUPします
ので↓のリンクからご覧ください。(^_^ゞhttp://gogh0808.cocolog-nifty.com/cinemamemories/2006/01/post_2043.html