[250] いにしえの昔の黒人武士の侍 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年09月27日 (火) 04時27分

奴隷としてイエズス会の宣教師に付き従い、日本にやって来た主人公。黒人という物珍しさから時の権力者に気に入られ、イエズス会から身請けされた後、武士に取り立てられる。権力者に付いて戦いに赴いていたりした主人公は、ある時、その権力者と僅かな手勢と共に京都の寺に投宿する。そこで彼は日本史上の一大事件に遭遇し、獅子奮迅の働きをすることになる・・・。

・・・ということで、以前週刊聖徳太子とかいうBSフジの番組で紹介さ入れていたエピソードをそのままネタにしてみました。

[249] あるサッカー選手の半生 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年08月27日 (土) 20時14分

ユース時代に才能を見い出され、サッカー選手としての道を歩み始めた主人公。しかし、プロとしてやっていくだけの才能は無いことが明らかになった。しかし、サッカー選手になる以外に貧困から脱出する術を知らなかった主人公は、有力選手とコネを作り、何とか有名チームに潜り込んでは調整やケガを理由にまともにプレイをせずに短期間で退団する、ということを繰り返し、20年におよぶ選手人生を全うする。ストライカーだった彼が生涯で上げたのはたったの1ゴールだった。

・・・ということで、gigazineに載っていた話をそのままネタにしてみました。

[248] ある政治家とエコノミストの友情 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年07月27日 (水) 04時22分

元経済企画庁長官のエコノミストが92歳で死去したとき、そこに意外な人物からの弔辞が届いた。今や日本を凌ぐ経済大国となった中国の元首相からのもので、中国の経済発展への貢献への謝辞が述べられていた。時は遡り、それから30余年前に2人が初めて出会った時のこと、その後に親交を深めていく過程、中国副首相就任時に当時日本で進められていた経済改革についてエコノミストを質問攻めにした時のやり取り、首相就任後1年で中国の改革を達成したことにエコノミストが驚嘆した、…といったエピソードが綴られていく。

・・・ということで、日曜に新聞に掲載されていた話をそのままネタにしてみました。

[247] 誰が殺したクックロビン 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年06月27日 (月) 00時49分

「パタリロの舞台化は、オールキャストが全く乱れぬ足並みでクックロビン音頭を踊れるか否かにかかっている。クックロビン音頭の完成度で、成功か失敗かが決まる。」というツイートを見て、映画化するなら監督は北野武か本木克英かな、と思いましたとさ（cf. 座頭市／ゲゲゲの鬼太郎のラスト）。あと是非ヘルムート・バーガーにゲスト出演してもらって、ヴィスコンティ映画のパロディを小ネタで挟み込んで欲しい。

[246] ある政治家の誕生 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年05月27日 (金) 02時05分

戦後間もない闇市。眼光鋭い男が訪れ、闇市の顔役たちに囲まれる。一触即発の状況になった時、その男が大蔵省の次官であることが判明し、一斉がさ入れが始まった。その様子を見守っていた一人の老人が、自らの弟子として彼を政治家にすることを決意する…。

・・・というわけで、現代ビジネスで3話まで公開されていたモーニング連載の「疾風の勇人」をそのまま取り上げてみました。実話をここまでケレン味たっぷりにデフォルメした原作を映像化するとなると、監督は宇多田の元旦那かな（笑）。

[245] ある2人のミュージシャンの一生 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年04月27日 (水) 21時29分

80年代に活躍した2人の黒人ミュージシャン。同じ歳だった2人は、それまで白人の独占状態だったビデオクリップの音楽シーンを相次いで打破する。一人は音楽一家で子供時代から活躍、もう一人は自力でのし上がってきた、という出自の違いはあったものの、いずれも全世界的な人気を集め、伝説的な存在となる。しかし一人は2009年に薬の誤投与により死亡し、もう一人も7年後に突然死亡する。

…というわけで、プリンスとマイケル・ジャクソンを交錯させる形で80年代から90年代に掛けての音楽シーンを浮き彫りにする、という映画があっても良いのかな、と。

[244] ある詐欺師の半生 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年03月27日 (日) 17時29分

九州出身の主人公。英語が好きで、猛特訓した結果、ネイティブ並みと言われるほど上達する。自信を付けた主人公は、整形を繰り返し、元々日本人っぽかった顔をハーフに近い顔にする。さらに、架空のコンサルティング会社を立ち上げ、海外で学位を得た国際的に展開する年商数十億円の実業家、という虚像を作り上げる。その虚像と英語力と巧みな弁舌を利用し、ラジオや雑誌などのメディアへの露出を深めていく。そしてテレビにも進出し、幾つかの番組でコメンテーターを務めた後、遂にはレギュラー番組を任されることになった。しかしその番組が近々始まろうかというまさにその時、彼の仮面を剥ぐ記事が週刊誌に掲載され、嘘で塗り固められた彼の世界はすべて崩れ落ちることになった・・・。

・・・ということで、また安直な時事ネタ。

[243] ある企業家の試み 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年02月27日 (土) 22時31分

海賊が跋扈したソマリア近海。国際的な軍事行動で漸く海賊が影を潜め始めた頃、一人の日本人がジブチに降り立った。寿司チェーンを経営する彼は、海賊をやっていた漁民たちにマグロ漁を教え、自らの寿司の材料にする、という狙いを持っていた。漁船を４艘持っていき、マグロ漁の技術を教え込み、遂に販売のルートに乗せることに成功する…。

・・・ということで、今回はすしざんまいの話を取り上げてみました。まあ、どこまで美談なのかそうでないのか未だに分かりかねるところがありますが。

[242] ある軍人の最期 投稿者：びっぐ 投稿日：2016年01月27日 (水) 22時19分

ソ連軍のエリート将校の地位にありながら、政争に明け暮れる政府上層部の実態に幻滅した主人公。折りしもキューバにソ連の核ミサイルを配置するという計画が進められる。その計画の危険性を嗅ぎ取った主人公は、情報を米国に流すことを決意する。彼が流した情報は、米国がソ連に計画を断念させる上で計り知れないほど重要な役割を果たした。また、米国内の強硬派が主張したソ連への先制攻撃案が目論見通りには行かないことも、彼の情報で明らかになった。やがてKGBの追跡の手が彼に伸び、亡命の準備をしていた彼は囚われの身となる。核戦争を食い止めるという歴史的な貢献を成し遂げた主人公は、裏切り者として処刑されてその生涯を閉じる。

・・・NHKの新・映像の世紀の直近の回で取り上げられたエピソードをそのままネタにしてみました。

[241] ある実業家の一生 投稿者：びっぐ 投稿日：2015年12月27日 (日) 14時06分

厳格な父の下で育てられ、少年時代は弟と一緒に過酷な新聞配達を行っていた主人公。銀行員や軍隊勤務を経て、西海岸で掃除機のセールスマンとなる。芸術家肌の弟はアニメーション製作にのめり込み、一時はうまく行きかけたが、失敗し、ハリウッドがある西海岸にやって来る。夢を追い掛ける弟を諌め、自分のように堅実な職に就くことを勧める主人公。弟もそれを受け入れるかと思われた矢先、以前弟が製作した映画がニューヨークの配給会社の目に留まり、弟は再びアニメーション製作の道を突き進むことになる。主人公も弟の会社に入り、数字のそれほど得意ではない弟に代わって財務の面倒を見る。やがて弟のアニメーションは爆発的な成功を収め、天才の名を恣にする。その陰で、博打のような映画製作の資金調達の苦労は主人公が引き受けることとなった。また、労使問題が紛糾し、弟の頑なな態度で問題がこじれた時も、弟が南米を訪問している間に問題を解決するなど、会社を陰で支え続けた。やがて弟は新しいコンセプトの遊園地を建設し、そこでも成功を収める。しかし、新しいコンセプトの都市を西海岸の南部に計画している最中に、弟は病死してしまう。その5年後、弟の遺志を第二の遊園地という形で完成させた後、主人公も世を去る。

・・・NHK-BSドキュメンタリーでやっていたウォルト・ディズニーのシリーズを見て、兄のロイを取り上げてみました。