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[129] ぼくしんぐもの
投稿者:びっぐ
投稿日:2007年02月27日 (火) 19時45分
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終戦間もない日本。日本人の食糧支援を行なうため、一人の栄養学の専門家がGHQに派遣される。ある海洋生物に関する調査の帰り、彼は、ふと立ち寄ったボクシングジムで、日本人離れした素質を持つボクサーに出会う。そのボクサーは、年齢と腰痛から引退を考えていたが、その素質に惚れ込んだ彼は、熱心に口説き落とし、自分からボクシング・コーチを買って出る。それは二人にとって栄光への道への第一歩であった。 ・・・晩年、彼は認知症を患う。しかしその最期まで家族同様に面倒を看たのは、共に世界タイトルをつかんだそのボクサーだった。
・・・ということで、今回は白井義男とアルビン・R・カーンの話。ちょっと前の「その時歴史が動いた」を見て素直に感動したもので。
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