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[253] ある女性政治家の半生
投稿者:びっぐ
投稿日:2016年12月27日 (火) 20時38分
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若い時から才色兼備で鳴らした主人公。野心家の青年と出会い、結婚する。夫は政治家を目指し、州知事を経て、ついには大統領にまで上り詰める。ファーストレディになった主人公は、しかし、そこを終着点とは考えていなかった。自らも大統領になろうと上院議員に立候補し、党の大統領候補に手を掛けたが、あと一歩のところで若き黒人政治家に敗れてしまう。それから8年後、満を持して再び大統領選に立候補し、今度は党の大統領候補の座を手に入れた。しかし、ワシントンに出てきてから早二十年以上経った彼女は、今や人々から既成勢力の一員と見なされており、思いがけないほど世間からの風当たりが強くなっていた。さらに自らの不始末や夫の過去の醜聞などが重なり、大統領候補の座を手に入れるまでの過程は楽なものではなかった。そして本選。当初は泡沫候補とみられていた対立党の候補を相手に、主人公はさらなる苦戦を強いられる・・・。
・・・ということで、手垢が付いた感はありますが、ヒラリーを取り上げてみました。
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