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[242] ある軍人の最期
投稿者:びっぐ
投稿日:2016年01月27日 (水) 22時19分
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ソ連軍のエリート将校の地位にありながら、政争に明け暮れる政府上層部の実態に幻滅した主人公。折りしもキューバにソ連の核ミサイルを配置するという計画が進められる。その計画の危険性を嗅ぎ取った主人公は、情報を米国に流すことを決意する。彼が流した情報は、米国がソ連に計画を断念させる上で計り知れないほど重要な役割を果たした。また、米国内の強硬派が主張したソ連への先制攻撃案が目論見通りには行かないことも、彼の情報で明らかになった。やがてKGBの追跡の手が彼に伸び、亡命の準備をしていた彼は囚われの身となる。核戦争を食い止めるという歴史的な貢献を成し遂げた主人公は、裏切り者として処刑されてその生涯を閉じる。
・・・NHKの新・映像の世紀の直近の回で取り上げられたエピソードをそのままネタにしてみました。
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