|
[212] ある軍人の半生
投稿者:びっぐ
投稿日:2013年10月27日 (日) 11時59分
|
軍人としてキャリアを築いた主人公。厳しい軍政が敷かれ、民主化運動への弾圧で欧米から経済制裁を受けた母国は、いつしか東南アジア最貧国とも言われるようになる。主人公は、独裁者として長年権力の座にあった前任者から後継指名を受けて大統領の座に就くが、周囲からは前任者への従順さが買われて抜擢されたものと見做され、引き続きそれまでの強硬路線を継続するものと思われていた。しかし、就任後は意外にも民主化路線に舵を切り、民主化運動のリーダーと対話するなどの予想を超える柔軟姿勢を見せる。最初は民主化路線に懐疑的だった欧米も、徐々に経済制裁を解除し、それに伴って停滞していた経済も上昇に向かう。果たして彼は本当の改革者なのか? 未だ健在な前任者からの介入による揺れ戻しの怖れはないのか? 様々な憶測が飛び交う中、彼は次期大統領選には出馬しないという意向を表明する・・・。
…というわけで、今回はテイン・セインを取り上げてみました。この先どうなりますことやら。
| |