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[162] ある中西部出身の女性の生涯
投稿者:びっぐ
投稿日:2009年11月27日 (金) 21時57分
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カンザス生まれの中流家庭の白人の少女。引越しを繰り返す父親に連れられ、高校卒業後はハワイに引越し、ハワイ大学に進学する。彼女はフランス映画「黒いオルフェ」を見てエキゾチシズムに胸躍らせるような夢想家の一面を持ち合わせていた。そんな彼女は、大学でアフリカからの留学生と恋に落ち、結婚して子供をもうける。しかしすぐに離婚し、今度はインドネシアからの留学生と結婚する。彼としばらくインドネシアに住み、また子供をもうけたが、やがてハワイに戻り、彼とも離婚する。その後は文化人類学を学び、インドネシアで精力的なフィールドワークを行い、50歳にして博士号を取得する。しかしそのわずか2年後、子宮がんで波乱の生涯を閉じる。14年後に、自分の長男が非白人初の米国大統領に選ばれるなどとは露も知らずに。
…ということで、今回はバラク・オバマの母親を取り上げてみました。 参考) http://longtailworld.blogspot.com/2008/11/12the-story-of-barack-obamas-mother.html
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