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[274] ある格闘家の生涯
投稿者:びっぐ
投稿日:2018年09月27日 (木) 05時01分
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レスリングの五輪代表だった父の元に生まれ、姉と妹もレスリング選手というレスリング一家で育った主人公。本人も幼い頃から才能を発揮し、高校時代は米国に留学してアリゾナ州の王者に3度輝いた。帰国後も数々の実績を残したが、目指していた五輪出場を果たすことはできず、総合格闘技に転向する。初参戦のK1ではノーガード戦法で相手を圧倒し、鮮烈なデビュー戦を飾る。その後も圧倒的なパワーとスピードで人々の記憶に残る鮮烈な試合を見せた。同時に、強気な言動でしばしば物議を醸した。しかし、30を過ぎた頃から戦績が下降し始め、精彩を欠くようになる。40を過ぎた時に癌であることを公表し、その後まもなく世を去る。
・・・ということで、今回は山本“KID”徳郁を取り上げてみました。上に書いた村浜戦と、 開始4秒の左跳び膝蹴り一発で相手を沈めたHERO'Sの宮田戦は特に強烈でしたな。
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