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[202] ある女性の決意
投稿者:びっぐ
投稿日:2012年12月27日 (木) 22時15分
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軍人の父のもとに生まれた主人公。その父は主人公の少女時代にクーデターで政権を握る。主人公が二十歳過ぎの時に、父を狙った隣国の暗殺者の誤射で母を喪うという悲劇に見舞われる。そして5年後には、父は部下に射殺されてしまう。その報せを聞いた時の彼女の第一声は、国境の動静を気遣うものだった。それから30年余りを経て、今度は彼女自身が民主的な選挙により最高指導者の地位に上り詰める。その右頬には、6年前に暴漢に斬りつけられた時の傷跡が残っていた…。
…というわけで、また時事ネタ。この人の父親が暗殺された第一報を聞いたのは、中央線で同じ通学電車だった黒川からだったんだよな(ただしその時点での情報は韓国でクーデターが起きた、というものだった)。ちなみにその電車にはその後北朝鮮に帰国した李君も乗っていて、韓国なんて国は本当は無いんだ、とか言って、いや現実は認めなきゃ、と皆に窘められていた。
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