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[21] 断片アイディア・サスペンス映画編・新聞記者 投稿者:びっぐ 投稿日:2002年09月26日 (木) 17時19分
主人公の新聞記者がスクープしようとした記事は、当局の圧力を受けた社の上層部によって差し止められる。しかし、主人公は電子媒体に自分の記事をアップロードすることによって、その内容を世間に公表する。
(これは入社後まもなく、自分の仕事[新聞記事を電子媒体に流す仕事をしていた]をネタにしたらどんな映画になるか、ということで割とストレートに出てきたアイディア。「大時計」(ケビン・コスナー主演の再映画化が「追いつめられて」)のように主人公が社内を逃げ回りながら、何とかアップロードに成功するシーンをクライマックスに考えていました。
マスコミへの発表をクライマックスに使った映画としては、R.レッドフォードの「コンドル」や、H.ボガートの「殴られる男」があります(当然電子媒体ではないですが)。また、当局ないし大会社からの圧力と戦うマスコミを描いたノンフィクションには、B.ウッドワード原作、R.レッドフォード&D.ホフマン主演の「大統領の陰謀」、最近ではM.マン監督、R.クロウ主演の「インサイダー」がありますな。
しかし、その後のインターネットの出現によって、このアイディアもやや時代に追い抜かれた感あり[今なら、「電子媒体に」ではなく「自社のHPに」と書くべきところでせう]。S.ブロックの「ザ・インターネット」は、主人公が新聞記者でなく、HPへのアップロードではなくメールを使うという違いはあるものの、アイディア的にはこれに近いですな。




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