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[175] 最後のワールドカップ
投稿者:びっぐ
投稿日:2010年12月27日 (月) 01時51分
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1990年ユーゴスラビア。国家が崩壊に向かう中で、同国のサッカー代表はイタリアで開催されるワールドカップに臨んだ――それがユーゴ代表としての最後のW杯になるとは誰も知る由が無かった。サラエボ出身の監督の下、民族主義の雑音に苦しみながら善戦したものの、最後は準々決勝でマラドーナ擁するアルゼンチンとのPK戦に敗れる。そのPK戦の1番手のキックを失敗したのは、セルビア出身のスター選手だった。その後内戦が勃発し、固い友情で結ばれていたそのサラエボ出身の監督とセルビア出身のスター選手は、別々の経路を辿りながらも、共にある極東の島国で第二のサッカー人生を送ることになる…。
…というわけで、今回はオシムとストイコビッチを取り上げてみました。監督はクストリッツァしかないでしょう(彼はマラドーナなんぞ撮る暇があったらこの2人を撮るべきだった、と個人的には思いますです)。
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