ユーチューブに谷田信子（たにだのぶこ）の「島育ち」がアップされているが、この人が最初で２曲目はＳ２４年波平恵弘（なみひらけいこう）で田端義夫は、３曲目と思われる、なぜ！田端の曲はヒットしたのであろうか？これとは話が変わって、この「谷田信子」のコメントとして、谷田は後の「宮城しのぶ」だとあるが、これは間違いで、昭和１９年に「少年兵を送る歌」と「女性進軍歌」の２曲に、唄っている歌手に谷田と宮城の名前が載っている、宮城しのぶ、は昭和１３年ＪＯから南京の歌姫でデビューしてその後、湯山光三郎（水原英明・えいめい、作詩家）と唄った「故郷の友よ」が知られている。これは遠山春夫の「久振りだよ」と共になつめろ大好き人間の心の癒し曲とも言われている、そうですね。鈍足２さん。

2012年11月09日 (金) 21時39分

友人が「少年兵を送る歌」唄ってるのは、鬼俊英・藤田直久（立花ひろし）･宮城しのぶ･谷田信子･井口小夜子と女性進軍歌歌ってるのは、宮城しのぶ･谷田信子・松島詩子でした。また「この決意」これは、伊藤久男・藤山一郎･酒井弘･楠木繁夫･渡辺はま子・香取みほ子・「桜と兵隊」これは波岡惣一郎・山本麗子です。など戦時歌謡の曲を１６曲も憶って呉れました、今年の忘年会はこれで決まりです。

もしも召集令が下ったら、という音源を入手しました。唄ってるのは「母里欣也＝近江俊郎と市三」ですが、発売年月日が分りません、分りましたら教えて下さい。

2012年10月20日 (土) 17時50分

　マイナーレーベルのレコードの詳しいことはなかなか分かりません。リーガルやタイヘイについては1部分の年表が発表されてはおりますがなかなか、かわかりません。
　レコードがあるのですからレコード社名やレコード番号なども記入して頂ければ何かと参考になります。
　召集令状が初めて来たのは昭和12年ごろです。戦争(支那事変)が本格的になったそのあとはもう徴兵検査が済むと、現役の入隊より早く召集令状が来ました。私もその一人です。

この曲は昭和１２年７月テイチクから発売されています。作詩は人生詩人の島田磬也･作曲は・母里欣也（近江俊郎）です。レコード番号が分ればいいのですが、この曲は良いといほどではない曲です、市三はこの頃まったくと言って良い程、吹き込みは有りません、レコード番号をみると、１５９３がＳ１２／６月までで１５９４から１６３４まで抜けているそして１６３５から１６８３まではＳ１２／７に発売されていますこの中で１６４２から１６７３までも抜けてるんですね。これはテイチクの年表は作成した、有名なＹ先生から調べさせていただきました。音源を持ってる人も少ない（私もない）、聴いてみるのが良いのだけれど、そうとうななつめろ人間でないと、母里なんて知らないはず。私はその昔、亡くなった「高木康」主宰の歌謡史同好会でこれを知りノートに書いてあったのを思い出しました。林さん、希少音源お大事に。

テイチクレコード昭和１２年ですか。近江は昭和１１年１２月タイヘイレコードからすべろよスキーでデビュー（鮫島敏弘の名）その後リーガルに昭和１４年１月頃までいますが、その間に母里欣也の名でテイチクですか。西さん有難う御座います、塚越先生のＨＰには、パーロホン・リーガル・ミリオン・ツル・アサヒ・ヒコーキなどの曲名は殆んどないですが、吉田一男の「軍国子守唄」、黒田進（楠木）と奥田英子の「スクラム組んで」など、発売年月日と作詩・作曲者知りたいのですが、なにか方法はないものでしょうか。一例で松山時夫青春賛歌」・渡辺光子「山路たどれば」ほです。

松山時夫「青春賛歌」渡辺光子「山路たどれば」パーロホンＥー２０３１Ａ及びＢでＳ８年３月、詩、山田としを　曲、金子史朗ですね。「若しも召集令が下ったら」「スクラム組んで」の音源持っている人知っていますが、やはり詳細は判らないようです。Ｙ先生の様にレコード会社の吹き込み記録を持っている方で無いと判らないでしょうね。所で「スクラム組んで」が黒田進と奥田英子で無く峯はるみ（神戸Ｍ氏によれば谷田信子の変名）とその記録に有るのですが、どちらなのでしょうか。私も音源無く判らないのですが。吉田一男の「軍国子守唄」は全く記録無いですね。彼は７年から１４年にテイチクでかなり吹き込んでおり、その間タイヘイで１０数曲ショーワ、タカシマヤが少し有る様ですが、この曲は初耳、テイチクで有れば記録に残っているかもしれませんね。

　吉田一男の「軍国子守唄」は、Googleで検索したら レコードレーベルの写真が出てきました。
　　村田吉邦 詞
　　北木正義 編曲
　　タイヘイ　15263 (DAINIPPON GRAMOPHONE)
と書いてあります。

マイナーレーベルの本格的な歴史書が出版されました。菊池清麿氏の『ツルレコード昭和流行歌物語』（人間社／樹林舎）です。多彩な人材の坩堝が描かれています。

ツルレコードの歴史本『ツルレコード昭和流行歌物語』（人間社／樹林舎）を読破。面白く読めた。人材の坩堝でありその交流と変名の歴史がわかった。著者は菊池清麿氏。明治大学マンドリン倶楽部のＯＢで音楽評論・歴史家。近代の大衆音楽の評伝に定評あり。

菊池清麿氏の『評伝古賀政男日本マンドリン＆ギター史』が彩流社から発売されます。

戦前の演歌系歌謡曲の歴史が色濃い『昭和演歌の歴史　その群像と時代』（アルファーベータブックス）から発売され、ある種のなつメロの歴史が鮮明になる。

「3000ｍ雲の上」が「300ｍ雲の上」になっています。お知らせまで。

2012年09月30日 (日) 21時22分

　すぐ直しますから「曲名」を教えてください。おねがいします。

　後記　夏目魯人さんのサイトのことでしたね！！！。121006

T&Tさんは問題ありません。

当方の戦後流行歌一覧の間違いを指摘されているようです。
ご迷惑をおかけしました。

同名異曲調べるのが好きで、その昔「なつめろ愛好会」の会報にも載せて貰ったこともありますが、同じレコード会社から、歌い手ちがいで出るのも面白いですね、「夕陽の新戦場」はキングから・塚越先生のHP見ると、昔のように調べなくても若ってしまいますね。ただ２・３・４流会社で名前を変えたりして、吹き込みしたのは、このHPでも難しいかも。面白いものがあったら、教えて下さい。

2012年09月24日 (月) 21時17分

　同名異曲はいろいろの歌の本の索引を見れば大体探すことができます。資料をたくさん持っている人にはとても敵いません。
　私と同じような「懐メロサイト」を持っておられる方に「夏目魯人」さんがおられますが、いつかお話の(メール)をやり取りする間に同名異曲より「同曲異名」の表を作ってくださいとお願いしたら、早速実行して、今も新しい発見があるようでつくづく感服しています。
　この作業をやるには並々ならぬ知識と第一に曲を聞かねばなりません。なにとぞ訪問して是非ご覧ください。古賀政男の曲にはこのようなものが沢山あるのにも驚きます。また「歌謡大行進」なるサイトにもたくさん掲出されています。音源を聞きたいならご協力をいたしましょう。
　
　　http://www.geocities.jp/fujiskre/kai1.html

林さん管理人さんが言うところの異題同曲
聞かないと分らないと、いうのが歳取ると面倒くさいのだが、前奏は全く違うが、歌うところは同じなんてのが、古賀政男。音源お持ちなら松島詩子の「母は何処」など聴いてみて下さい。面白いですよ、私の友人に一生懸命になって異題同曲を探して、あるなつめろを唄う会の、一口メモとして、会員に渡してます。

異題同曲も聴かないと分らないのと、音源を所持してないと無理ですね。魯人さんのＨＰを早速見ました、幾つか音源あるので、聞き比べます、管理人さん・熊さん有難うございます。

　先日，近くの市立図書館に行ったところ，以前 [1550]で，ふろあ様がおっしゃっていた『歌おう大正時代』の平成１４年の改訂版がありました。

　確かに，「埃及の夕」について新たな解説等を盛り込み装丁し直した本になっていました。ご本人からの寄贈のようで，手書きで

　　平成２１年１１月７日　高橋整二　９４才

と記してありました。

2012年09月03日 (月) 18時22分

94歳にして凄い情熱だと思いますし、頭が下がります。藤山一郎版の『埃及の夕』はときどき聴いています。氏のクルーン唱法が活かされた佳曲ですね。

　コメント、ありがとうございます。「クルーン唄法」という言葉は初耳でしたので、ネットで調べました。面白かったです。

　数日前、米国のＳＰ盤コレクターの方が、YouTube に十数曲の日本の歌をアップしました。そのうち １０曲（５枚）は、東京レコード(Tokyo Records)というレーベルで、米国製（made in USA）となっていました。戦前・戦後の歌謡曲一覧で調べたら、テイチク、ポリドール、コロムビア、キング で発売されたものと同じ音源のようでした。例えば、次のような曲です。

美ち奴・杵淵一郎　「シャンコ節」（テイチク 1936）
東海林太郎・新橋喜代三　「青空道中」（ポリドール 1937）
久保幸江　「うかれ燕」（コロムビア 1949）
近江敏郎・神楽坂はん子　「初恋日記」（コロムビア 1952）
春日八郎　「次郎長旅しぐれ」（キング 1953）

　コレクターの方は、これらのレコードをお寺のバザーで見つけたとのことでしたが、東京レコードというのは、米国在住の日系人を主な対象としたレーベルなのでしょうか？

　ところで、「初恋日記」（西條八十 作詞、古賀政男 作曲）のレコードレーベルに、ローマ字題名が併記されていて、「 Hatsugoi Nikki 」となっていました。「初恋」を「はつごい」と濁って発音することは、見聞きしたことがありません。東京レコードの担当者の思い違いでしょうか？

2012年08月30日 (木) 14時38分

　「初恋日記」お説の通りです。懐メロファンなら正しく読みたいですね。HATUGOINIKKIと読まれるとなんだか「下肥」のことを思いだし嫌あな気分になります。

コメント，ありがとうございます。ほっとしました。「HATSUGOI NIKKI」という表記に私も嫌あな気持ちがしていました。

漢字の読み方のことですが「こい（恋）は
あの上原敏の「妻恋（つまこい）」も「つまこい」と読んだほうがよろしいようです。

ご教示、ありがとうございます。

　電脳(MIDI)演奏制作を始めてから、かれこれ18年の歳月を閲しました。このほど第200巻を完了いたしました。曲数の詳しい調査は表の曲名の重複や表からの脱落などあり十分な把握が出来ておりませんが２７００曲程度は制作致したつもりです。
これからもMIDI制作に意欲は失ったわけではありませんから、もう年齢は９０歳を超えつつありますがまだ制作意欲のある限り、これからも続けてゆくつもりです。
　曲目表の掲載は200巻までで完了といたしますかこの２００巻の表を見直しながら、さらに充実したものとする所存ですから今後なにとぞご支持ほどお願いいたします。

2012年08月25日 (土) 13時32分

２００巻おめでとう御座います、一口に言って２，７００曲これは凄い、私も亡くなった､荒木教授に採譜をお願いして幾つか作成して貰いました、そのＭＩＤＩで歌ってますが、私の作成してもらった、ＭＩＤＩで一番嫌いな男が歌ってるのは、嫌な気もします。お盆のテレビでテレビ東京が、昔放送した、「なつかしの歌声」からのを放送してましたが、どうせなら、昭和４０年ごろの「歌謡百年」を出して欲しかったです、ラジオでは全然戦前の曲も掛からず、聞きたい曲「小笠原美都子の谷間の水車小屋」「加賀聖一の故郷は豊年」「桜井健二の夕陽の港町・国境の渡り鳥」「楠木繁夫の夕月の丘・瀬俊セレナーデ・青空の街・流の旅路・街の旋風」「如月俊夫の高原の故郷」など聞いてみたいものです、塚越さんいつまでもお元気で。

　荒木教授のことが出て来ましたね。もうなくなって何年ぐらいですか。風の便りには聞いていましたが・・・・・・・。山伏会館時代の「懐メロ会」では教授に沢山採譜していただき初期のＭＩＤＩは荒木教授にものが多く１００曲くらいはあるでしょうか。
　今度は妙なハンドルネームですね。川島女史は元気でしょうね。

川島のおばちゃん、懐かしい名前ですなー。
立花先生と歌ってましたね。もう８６歳くらいになっておるでしょう、あの会もバカな会長だったので、永く続いたのに、田端義夫がオーナーの六本木も、塚越さんもご一緒でしたね。もうお亡くなりになられたかたも多いでしょう、私もあの店で「大利根月夜」を歌った思い出があります。

最近ラジオでも昔の流行歌がなかなか掛からない、、ＮＨＫには「昭和歌謡大全集」なる番組。ＦＭには「昼の歌謡曲」がなつめろをときどき聞かせてくれたものだが、お盆でもあるし、故人となられた歌手の歌声を、昭和の初期からの流行歌を５時間くらいの番組で放送してもらいたいものだ、なつめろ愛好会なる会が有ると聞く、会長はノー天気のＳＩＢＡ氏だという、会長はじめ役員連中が「ＨＮＫ］ほか「民放ラジオ」にデモして訴えるなんてのを、して欲しいものだが、のうがきばかりでは、なつめろも衰退してしまうのでは、なつめろを唄う会があっちこっちにある話は聞いているが、昭和４０年以降の曲が多く歌われるとか、塚越先生の電脳音楽を使用
して古い唄を歌いましょう。

2012年08月14日 (火) 08時21分

　そういえば盆の幾日かに7ＣＨで久しぶりにやっていました。Ｓ４０以前に活躍した人たちもでていました。霧島　昇も高峰三枝子も出ていました。そのうちに、どうでもいいい人たちがになって来たので、こちらも無責任に眠ってしまったようです。

塚越様

毎日、猛暑に見舞われておりますがいかがお過ごしでしょうか。
私は、今年もノー・クーラーで節電に協力しています。
さて、先日のメールで「日本のちから」の譜面を・・・・・と・・・・
探しに探しました有りました。
正確には「日本のちから」ではなく「日本の力」ではないでしょうか、別便でお送りします。

2012年08月04日 (土) 14時51分

　有難う御座いました。懐メロブームが起ってからもう４０年も経ちます。そのころから音源はないことは分かっていたのですが、何とかピアノ譜がほしいと思っていました。この年になって何とかＭＩＤＩを作り上げました合唱曲の譜でしたが、大いに楽んで演奏を聴くことができました。感謝感謝

先日、リサイクルショップで300円で買った『婦系図の歌（湯島の白梅）』（藤原亮子・小畑実、作詞：佐伯孝夫、作曲：清水保雄）のＳＰを、太陽光に当てソリを伸ばし、汚れを洗い落してから乾かし、プレーヤーにかけて先ほど鑑賞しました。同曲はＣＤの音源はありますがＳＰは持ってませんでした（戦後の小畑単独唱の『湯島の白梅』はある）。

有名懐メロですが、何度聴いてもよい曲で、芝居や映画で多く題材にされてきたこともありますが、歌詞の情景が目に浮かぶようです。
２番と３番の間奏に入るギターの爪引きと尺八が、素晴らしいアクセントになっていると思います。アルトの藤原と、男性歌手としては高音の小畑の声が妙に合っている感じがします。

昭和17年の発売ですが、小畑実はまだ売り出し中の頃なので、レーベルの名前記載は藤原亮子が先になっています。

大東亜戦争中にあって、『勘太郎月夜唄』などとともに戦時色が殆どない、明るい曲です。曲の題材が日本的ということの他に、多くの曲が圧倒的に時局歌、愛国歌など戦時歌謡で占められていたからこそ、内務省が逆に検閲の手を緩めてくれたのかもしれんな・・と、そんな事を思いながら聴いていました。

2012年07月28日 (土) 13時38分