[23] 2005年10月16日「ROCK ON GENTLEMEN」仙台JUNK BOX |
- 菊 - 2005年11月13日 (日) 23時42分
椿屋四重奏コンサート・ツアー2005「ROCK ON GENTLEMEN」 2005年10月16日 in仙台JUNK BOX
私はこの日、専門学校の入試のため東京にいたので 東京→仙台と新幹線で帰って来ました。 途中で茨城沖?で地震と出会い、ギリギリ開場時間に着くはずが なんと間に合いませんでした。 自然の猛威にはさすがのJR東北新幹線も敵わず。 会場に着いたときには、既に《SOLD OUT!》との張り紙があり なんとも言えない気分になりました。
◆セットリスト◆ 1:終列車 2:手つかずの世界 3:成れの果て MC1 4:プロローグ 5:硝子玉 6:朱い鳥 7:砂の薔薇 8:群青 9:舌足らず MC2 10:陽炎 11:小春日和 12:熱病 MC3+メンバー紹介 13:螺旋階段 14:踊り子 15:空中分解 16:紫陽花 17:君無しじゃいられない 18:風の何処へ encore1 19:かたはらに 20:嵐が丘 encore2 21:永遠
『終列車』からの3曲、頭から勢いがあって非常に良かったです。 背が小っさいくせになぜかセンター付近にいたので ステージを凝視してると、どうも中田さんと眼が合うんですね… どうしようかと思いました。笑。心臓口から飛び出る! 多分ステージのセンター見ていた人はバシバシ眼が合ったと思います。 それくらい、中田さん客席を見ていて下さったんですね。 小寺さん(の頭)を確認できたのは『終列車』だけです。笑。
【MC1】 「艶ロック仙台代表椿屋四重奏です!」と中田さん。 色んなところから「おかえりー!」と声があがり、嬉しかったです。 そこで安高HG「仙台フォーーー!!!」大ウケでした。
『プロローグ』からの流れ、これは椿屋しか出来ないだろう、 という感じの独特な雰囲気がありました。 『硝子玉』『朱い鳥』『砂の薔薇』のメロディックで落ち着いた調子から 『群青』『舌足らず』への突っ込み方は最高でした。 テンションや熱はそのまま。 なのに、こうも綺麗に色が変わるとは・と思いました。 [朱]から[群青]へ、ですかね。上手く言えません;
【MC2】 次の『陽炎』のためにチューニングをしていた中田さん、上手くいかないようで 「あれー?笑。」 なんだかとっても可愛らしかったです。 そして「こっから潤いタイムです」と続き 『陽炎』無事に始まりました。
『小春日和』、声が凄く伸びていて、眼が離せませんでした。 この曲、何というか…凄みがある‥? 感情の真ん中をガシって掴まれて、動けなくなる、というか…そんな感じの。 ただただ《聴く》ことにしか集中出来なかったです。 後の『かたはらに』『永遠』も、 そういう類エネルギーがあったように感じました。 皆さん、本当に楽しそーーうに演っていたのも、印象的でした。
『熱病』ものすごく生き生きしている中田さん。 ステージの素敵なお兄さん全身から色気のオーラが出てますよ。 紫色のオーラが! 抜群にキラキラしていました。
【MC3】 ハンドマイクのまま、メンバー紹介になりました。 onBASS永田→onDRUMS小寺→onGUITAR安高→onVOCAL中田 という流れでした。 相変わらず永田さんの指が綺麗で綺麗で… ベーシストって指綺麗な人多いですよね。素敵です。 よく聞き取れなかったんですが、小寺さんの紹介の時に 「髪の毛がもずくのようになっております…」と。笑。 そうです。『終列車』で私が確認した小寺さん(の頭)はもずくでした。 でも似合うからいいじゃない。笑。
『螺旋階段』からは、雪崩の如し! ものすごくテンションの高い3曲。 「踊れ踊れ踊り子ォ!」「空・中・分・解!!」 とこっちを煽ってくれました。 『踊り子』立っていられないくらい地面が…揺れて(!)熱かったです。 『紫陽花』演舞でのアレンジは初めて聴きましたが、なかなか良かったです。 ちょっっと寂しい気もしますが。全然大丈夫。 安高さんはレスポールに替えて弾いていた気がします。
「もう椿屋無しじゃいられないだろーぉ?」「そうだろー!」 「俺たちも君たち無しじゃいられなーーーーい!!」 と『君無しじゃいられない』へ。 「はい!って言え〜」とか言われた気もするんですが、記憶が…; サビの最後『君無しじゃいられない』のところで 中田さん、客席に向かって1人1人指差しながら唄っていました。 狭いステージを端から端まで動きながら。楽しそうに。 ここまでファンを愛し、ファンに愛されるバンド そうそう無いな・と身に染みて感じました。 『風の何処へ』手に負えない心は宙を舞って、さらに手に負えなくなりました。 血液の3分の1くらいが椿油です・と言えそうです。 4人の音が、しっかり地に足がついて集まって 狭いハコに収まらないくらいの要領でドカンと降ってきた感じでした。 良かったです。はい。
そして1度袖に引っ込んだ4人ですが すぐに「もう1回」コールがあり再びステージに。 『かたはらに』 圧巻、というか。何というか(←多すぎですね;) イントロと声だけで会場の空気が変わるんですね。 声の調子が良かったのか、安定した心地いい響きで会場が包まれるような。 そんな感じのあたたかい空気が、とても良かったです。 そしてまた、立ったまま動けなくなりました。 声でその場に縛りつけられる感覚。不思議で、鳥肌立ちました。 覚悟の『嵐が丘』 面接の順番早めてもらってでも演舞来て良かったな・と思いました。 これからの椿屋の覚悟がはっきりと伝わる 圧力を伴った力強い演奏でした。 それでも、椿屋特有の艶やかな雰囲気としなやかさは失わない。 それが椿屋の強みでもあるのかな、と考えてました。 この『嵐が丘』で合格を確信しました。笑。
メンバーが引っ込んでも「もう1回」コールが止まないため 今度は中田さん1人がステージに。 『永遠』を演ってくれました。いい。素晴らしくいい。はい。 あったかーい体温を感じる曲。 ダブルアンコールはあるだろうな・と構えてはいたんですが その甲斐もなく、身震い&金縛り状態。 うまく言葉になりませんが、本当に素晴らしかった。うん。
最後に全員でご挨拶。狭いハコなのに3か所にも分けて下さいました。 小寺さんが投げたスティックの1本は 私の友達がキャッチしていました。いいなぁコノヤロウ! でもまあ私はいい位置で中田さん、永田さん、安高さんが見れたので良しとします。笑。
どこでだったかは覚えていないんですが 客席をバックに写真撮影をしました。手とか写ってるといいな。
今回の東北演舞で全て行った・というのは ダブルアンコールではないかと思います。 『嵐が丘』の終了後 客電が点かなかった・客出しの曲が鳴らなかった ということをふまえると、ダブルアンコールが1番有力だと思います。 もちろん、東北だけは全て行った、ということなので 他の地方でもやっています。 これでなければ、安高HG、もしくは写真撮影だと思います。 BBSでの語弊のある書き込み、本当に申し訳ありませんでした…
◇◆◇◆
この日の演舞、全体を通して とてもいい音が鳴っていたように感じました。 椿屋の地元仙台ということもあって 程よい緊張感があったのかもしれません。 演舞中は本当に楽しそうに、生き生きと演奏しているのが 目に見えて伝わってきました。
ただ残念だったのが『舌足らず』です。 和音のバランスが悪く、マイナーコードのギターのメロディが 私の位置からだとまるでメジャーコードのような和音に聴こえました。 音源を聴く限り、鳴っている音に間違いがなかったので バランス、もしくはスピーカー、私の位置が悪かったのだと思いますが… 中田さんも、頭から非常に唄いづらそうに 音を拾っている印象を受けました。惜しい… ハコが狭いためだけに、椿屋の大きなスケールを 殺してしまっている部分がいくつもあったので 次に仙台に帰ってくるときは、ぜひサンプラザで。大歓迎です。
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