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Cafe Tsubaki 演舞レポート掲示板

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[6] 2005年10月3日(月) 「無限音階 2005」 大阪BIG CAT
管理人N - 2005年10月05日 (水) 10時08分

2005年10月3日(月)「無限音階 2005」大阪BIG CAT (開演17:30〜)
     
出演
Amica/ゆうひ/Foggy Melancholic/VUSHIDU/
スペシャルゲスト : 椿屋四重奏/ロットングラフティー


この日、椿屋だけ見れればいいや、と文字通り朝早くから万障繰り合わせて姫路駅から電車に飛び乗ったのが夕方の5時。昼食も食べてない。このままだと終演まで何も食べられないなあ、でもお腹があまり空いてないのはもうすぐ椿屋に会えるってきっと胸がいっぱいだからだ、などとワケのわからん思いを抱きながら、5時ってもう開場の時間やん、と自分に突っ込みながら半分寝ながら大阪へ。

梅田のタワレコで気になっていた雑誌を買い、ようやく地下鉄で心斎橋へ。BIG CATはそごうや大丸、OPAの近くのファションビルの4階に入っているライブハウス。着いた時にはロットングラフティーが始まる直前だった。
椿屋は当然トリだろう、と半ば確信していたのが当たって少しいい気分(実は椿屋の後にまだ何かあったのかは不明……でもスペシャルゲストの後にアクトが出てくるイベントって何なんだ……??)。

で。
そのやたらと元気なロットングラフティーと素直な曲と女性ボーカルがとても魅力的だったバンド、アミカの後、ステージ上には我らが椿屋のセッティングが。
けれど摩天楼は見当たらない。中田君のギターはイエモンのパンチドランカーツアーファイナルのビデオで見た吉井和哉が弾いていたストラトと同じように見えるのは私だけ?まあ、一番よくあるモデルみたいなんだけど……。
メンバーも出てきての軽いサウンドチェックの後、ステージは赤が基調の照明、何やら多量に発生している感のあるスモーク。SEはいつものサンタナ。

ドラム、ベース、ギター、最後にボーカルの順でいつものようにメンバーが登場。
この日の中田君は白いシャツにシンプルな黒いパンツ。横長のシルバーのバックルのベルト。
ひと昔の前のスタイルに戻ったかのようなすっきりスタイル。ボタンは……二つ開いていたのかな?

そして
「まずは最初にこの曲です」と静かにひとこと言ってはじまったのは、
『プロローグ』

サウンドチェックの時からドラムのエフェクト(エコー)が気になっていたが、案の定、イントロのドラムのキメの音がベシャッと嫌な音がする。抜けが全く良くない。乾いた音がほしいのに。
同時にドラムに比べてベースの音が弱い。音形がはっきりとしない。

1ヶ月前のバナナホールでのフラットな解像度の高い音を経験しているので余計に気になった。この日のリズム隊の音のセッティングは『薔薇とダイヤモンド』の椿屋には全く不似合いな音だったため、軽快なはずのこの曲の序盤がとにかく重くもたついて聴こえ、サビの部分での高揚感もイマイチだった。
アウトロの後、すぐに次の曲に。

『手つかずの世界』

リズム隊もギターもリズムの切れが甘いのが気になる。
声は高音に伸びがない。
外すところまでは行かないが、上がりきれていない。疲れか?
ギターソロは安高氏と中田君が交互にとっていた。
ギターのふたりが向き合うとついときめいてしまう。
二人が同等に(どちらかというとおいしい所はリーダーがもっていく感じだが……)ソロが弾けるという利点を最大限に生かした楽曲はこれからもこのバンドの売りになっていくのだろう。

途中スタッフがマイクスタンドを調整しに出てきて微妙な高さを調整する。
どうやらマイクが少し高かった模様。少し歌いづらそうだったのはそのせい?

『成れの果て』
前曲のあと間髪を入れず、ギターリフと共に始まる。
『薔薇とダイヤモンド』の曲ばかりだろうと思っていたので、不意を突かれ少し驚くと共に何だか嬉しかったり。
少し遅めのテンポ。
が、この曲なら重い音のリズム隊も不自然には感じなかった。
ただ、アウトロが冗長に感じてしまった。いままでこのように感じたことはなかったのに。やはり耳が『薔薇とダイヤモンド』に馴染んでしまったからだろうか。

ここで、中田君はギター置く。
ちょこっとMC。

「大阪は一ヶ月ぶりです。
その一ヶ月の間にいろいろな事がありました。
9/14に2nd.フルアルバム『薔薇とダイヤモンド』を出しました。
いまどき珍しい音楽をやってます(←のような意味のこと)。
近頃のロックに物足りなさを感じている方にそこのところを椿屋四重奏が用意いたしましたので、ぜひ聴いていただきたいと思います。
今日はその中から沢山やっていこうと思います」

そっけないほど余計なことを言わない流暢なセールストーク。

『紫陽花』
マイクはスタンドのまま両手で握り、時々それにすがるようなスタイルで。私的には8月のバナナホールで見たマイムパフォーマンス付きの紫陽花に未練がある。あれは本当に素敵だったから。でもよほど曲に入り込んでなければ無理なんだろうなあ。
そしてやはり声がところどころキツそう。伸びがない。
ギターは少しもたついていた?耳に障って聴こえたのが残念。
シンプルな曲だけにアラも目立つのでテンポが少々遅めになってもいい、ぐらいの気持ちで落ち着いて弾いてほしい。

続いてステージの照明がすべて落ち、真っ暗に。
『熱病』のイントロ。
ボーカルはハンドマイクで。
ベースの音が弱いのはこの曲にはかなりのダメージ。バンド全体としてのグルーブ感がもう少しほしいと思った。
ボーカルは良かった。中田君の声はいかにもロック、という曲よりもこういうポップス寄りの曲の方が生きる。歌が本当にうまい。
ほとんどが身体でリズムを取りながらのシンプルな動きで、それでもステージの幅いっぱいを使って魅せてくれた。
「追い詰めた窓際で」というところのマイムが綺麗にキマッててとても素敵だった。身振り手振りのひとつひとつが本当にサマになってきたなあとちょっと感動。でもなんだか発表会を見守る母親のような気分になるのは何故なんだろう……。

ここで、メンバー紹介。

オン・ベース永田貴樹氏は8月のバナナホールと同じ濃いワインレッドの3段フリルのシャツ。王子ルック(?)と中田君にフリルを引っ張られながらのご紹介に応えてこの日はめずらしく貴樹王子、ベースソロの後、左手を高く上げてのご挨拶。

オン・ドラム小寺良太……残念ながら紹介文が良く聞き取れなかったけれど、豪快なドラムソロはあいかわらず素敵です。衣装はTシャツの上に地味な黒地のシャツといういつものスタイル。

そして、オン・ギター、安高拓郎。
金ラメ革パンツではなかったです。白地になにやら薄い模様のコットンっぽいシャツに普通のパンツ姿でした。でもサングラスは健在。
この日、安高氏の左頬には何やら小さな黒い模様が。ヒゲでもないしなんだろう?とずっと思っていたらなんと、
「ここにBGとシールを貼ってます、バッチ・グーです」とほっぺたを指さしながらリーダーから説明が。
「今日の気分は?」
「バッチ・グー!!!」
のけぞって叫んでました……すっげー、はじけてます。いいよね、ヤスタカ!その調子でガンバレ!!

そして「オン・ボーカル中田裕二!」と叫びながらそれまで乗っかっていたドラムセットの台の上から軽く飛んでステージ前方に。

そしてバンドはギターソロからそのまま『螺旋階段』に。
熱病でもそうだったのだけれど、この螺旋階段の方により顕著だったのが、歌っている途中、中田君がスイッチオンの“中田裕二”から素の“中田君”に戻ってる時があったこと。
目がね、幼くなってました。それはなかなか可愛くて、私のようなファンにはいいんだけれど、パフォーマンスとしてやはりそれはマズイだろう……と。
イマイチ入り込めてなかったのでしょうね、この日のステージは。

この曲のアウトロが終わらないうちにスタッフから中田君の首にギターが掛けられそのままギターリフを引き継いで弾く間にバッチ・グー氏はストラトからレスポールに、こちらもスタッフの手を借りて持ち替え、二人揃ったところで

『踊り子』
がはじまった。
前方の椿屋ファンのお嬢さんたちは飛び跳ねはじめる。
私はこの曲がなんとなく中森明菜の歌っていた『飾りじゃないのよ涙は(井上陽水)』とダブってて、指を鳴らしながら横に揺れたい気分なのでそのように乗らせていただく。
これもツインギターソロがカッコいい曲。

そして「ありがとっ」とひとこと言っただけで、あとひきそうな私達を置き去りにしてさっさと舞台から引き上げるメンバー。
「え?もうおわり?」な顔の皆さんが印象的でした。きっと私も同じ顔をしていたでしょう。

実はこの前の前のバンドと共に“スペシャルゲスト”という扱いで参加していた我らが椿屋さんたちですが、客層としてはその日参加していたバンドのそれぞれのファンプラスもう一つのスペシャルゲスト「ロットングラフティー」のファンが大部分で、純粋な椿屋ファンは前に陣取った約3列ほどのお嬢さんたちだけ、といった感じ。
私は最初は一番後ろから見ようと思っていたのですが、気が付けばやはり前の方へ来てました……。位置的には前から7、8列目ぐらいの場所ですが、その周囲にもなぜか椿屋ファンのお嬢さんたちが集中しているような気が……。でももうすでにそのあたりで人はまばらでスカスカ状態。フロアが見えてます。ロットングフティーの時はけっこう入っていた人たちも随分外に出ている様子(それでもロットンもノリがイマイチでやりにくそうだったが……)。そしてみな半分より後ろで冷ややかに“見物”という雰囲気。何よりも男子率が高い高い。半分は野郎です。こんなの椿屋演舞ではありえないわけで。もうこれは完全なるアウェー状態。
そしてこの日の中田君はじめ椿屋四重奏はとても淡白でクールなバンドでした。
客を煽ることも一度もなく、冷静に淡々とステージをこなしている、という印象。
けれどそれを余裕を持って楽しんでさえいるような中田君が頼もしくもありました。

……週末に野音を控えたこの大切な時期に、しかも前日のワンマンの直後になぜこのイベントに彼らが出ると決めたのか……最初他のバンドのメンツを見てそれがとても不思議だったのですが、日を置いてこうして冷静に振り返ってみるとなんとなくその理由がわかるような気がしました。
まあ、あえてそれは書かないけれど、なんとなく。
多分、ここに私が書いた問題点は一つづつが洗い出されて今修正がかかっているところでしょう。
そして「野音」がきっといいステージになるという予感が高まってきました。

あとは天気だけ、ですね。

行くことができないのが本当に本当に残念でなりません。

−−−−−−−−−−−−
セットリスト

1.プロローグ
2.手つかずの世界
3.成れの果て

MC

4.紫陽花
5.熱病

メンバー紹介

6.螺旋階段

7.踊り子

(4.5.6.はボーカルはギターレス)

[9] レポートありがとうございます!
管理人 - 2005年10月05日 (水) 21時35分

早速のUPお疲れ様です。

今回は大阪BIG CATでのイベント…ってNさんよく考えたらイベントしか見たことないんじゃあ…と今気づきました。
そしてなんですか、恋煩いじゃないんですから昼食はちゃんと食べましょうよ。
まぁそれはさておき…。

始まり方はプロローグ、手つかずの世界とアルバムと同じで、入り込みやすい感じですね。そしてやはりイベントということで、椿屋の代表的な曲である成れの果てを繰り出して、そしてこれまた代表曲のシングル2曲。のれる熱病。
でも、最後が踊り子……不思議な終わり方ですね…。

そしてここは突っ込ませてください。
BGシール!!!!!!!
ステキすぎますバッチグー安高!
これはぜひグッズとして販売してほしいですね。あとたまごろうシールね。ぜひね。

それにしても、前日の代々木に引き続き、またしても音がよくなかったとのことですが、あのバナナホールを知っているだけにホントに残念でなりませんね。
日比谷はぜひすばらしい音を響かせてほしいです。
あーホント、いっしょに行きたかったよ…!
レポ書くから、待っててね。



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