[72] 2007年6月5日熱視線5 "mad about you"大阪BIG CAT |
- 河内女 - 2007年09月08日 (土) 01時47分
この日私が会場に入ったのは開演時間ぎりぎりだった。そして2、3分でライブは始まった。 いきなりメジャーデビュー曲の「LOVER」で幕を開けた。最初から凄い熱気だった。続く「幻惑」でさらに熱気を増す。梅雨入り前だというのに、何なんだこの暑さは、ハンカチじゃなくてタオルを持ってきたらよかったと、ちょっと反省。 「プロローグ」、リズムが刻めてて切れ味鋭い。やはり前回より全然いい。 最初の新曲「LOVE 2 HATE」はスケールの大きいハードロック。次の「MU DA BO NE」は骨太なファンクロック。こういうグルーブが出せるようになったとは。 「大阪らしい曲をやります」と言うから何が始まるのかと思ったら、「硝子玉」だった。レゲエのリズムが心地よかった。 この日のハイライトと言ってよかったのが「トワ」。サポートの清水さんのピアノ伴奏だけをバックに聴かせてくれた。中田君の優しく語りかけるような歌声が、会場を包み込んでいた瞬間だった。 突然の発声練習。「貴樹、中田、安高、小寺・・・」と皆で歌い出したので思わず笑ってしまった。それに続く「共犯」はムードたっぷりでなかなかセクシーだった。 「螺旋階段」と「空中分解」の後に、出た、「バッチグー刑事」。安高君が「お前ら全員共犯だ!」なんて言っちゃって、ウケてるのか引いてるのか、何だか微妙。 アンコール。「恋わずらい」をいち早く披露してくれた。情熱的でジャジーな曲だった。こういうのも板についてきたなあ。 「君無しじゃいられない」で、ノリノリのうちにこの日のライブは幕を閉じた。 1年半ぶりに見た椿屋のライブ。中田君の歌は凄みが出てきて、演奏も驚くほど表現力豊かになっていた。たった1年半でこれほど成長するのか。歌と演奏の力に引き込まれて、私を含めた観客が安心して身を任せているのが感じられた。 11月のライブは行けないけど、またそのうち椿屋に会えるに違いない。さらなる成長が楽しみだ。
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