[63] 2006年12月1日 bayfm MUSIC DAYz Vol.3 柏ZAX |
- ムギ - 2006年12月03日 (日) 20時18分
セットリスト
1.新曲(アウトオブザワールド) 2.幻惑 3.トワ 4.トーキョー・イミテーション 5.プレイルーム 6.共犯 7.サイレンス 8.螺旋階段
en.舌足らず
行ってまいりました、MUSIC DAYz Vol.3。 柏ZAXは初めて行きましたが、かなり小さな箱でした。キャパは200くらいなのでしょうか。
3つのバンドが終わって、いよいよ椿屋四重奏。 セッティング中はカーテンがひかれて、ステージが見えないようになっていたのですが、その時にいきなりセッションが始まりました。 かなりかっこいい曲で、演奏が止んだ後、ちょっと会場がざわついていました。 誰かの曲なのか、新曲なのかは不明です。 そしてカーテンの向こうから「コ・ン・バ・ン・ハ。ツ・バ・キ・ヤ・シ・ジュ・ウ・ソ・ウ・デ・ス」と宇宙人のフリ(?)をしたボーカルの人の声が。 この時客席から何か掛け声があって、それに対して「その通り!」と言っていました。何の掛け声かは聞き取れず。 他にも謎の電子音が聞こえたり、「あーあー!」「あーあーあー!」というマイクチェックの声が聞こえたり、カーテンの向こうは見えないので、 次に何が起こるのかわからなくて、待ち時間はちょっと長めだったのですが、わりと楽しかったです。
カーテンが開き、SEが流れる。 小寺さん、永田さん、バッチグー安高さん(前のほうに来て、両手バッチグーをしながらあおる)、そして中田さん登場。 ここでびっくりしたのは、中田さんがパーマヘアーからサラサラストレートになっていたこと。 個人的にはゆるめパーマが好きだったのですが、ちょっと新鮮でした。 始まったのは新曲『アウト・オブ・ザ・ワールド』。 さっき聞いた謎の電子音はこの曲で使われていました。(この前聴いたときには気づかなかったです…) 歌詞、今回ははところどころ聞き取れました。「世界が灰になった…」とか「鮮やかに色づいて…」とかだったような。 サビが印象的で、「You are crazy. 置いていかないで」「I wanna be crazy. 連れて行かないで」というような歌詞。 すごく切迫した感じがします。 音源になるのが楽しみです。
続いて『幻惑』、『トワ』。 この日、この2つの曲が色っぽかったです。 この前のイマジンスタジオでは感じなかったのですが、この日はちょっと大人っぽい雰囲気だった気がします。
ここでMC 「今日はBAYFMのイベントですが、楽しんでいますか?」 「BAYのイベントにはずっと出たかったのだけど、今回が初めてです。念願の出演です。」 「今日はダブルブッキングです。このあと11時半からテレビに出ます。久々にテレビに出ることができてうれしいです。」 「甥っ子が学校でお父さ… 」ここで苦笑しながらマイクスタンドから一瞬離れる。 「おじさんがテレビに出ることを話したら、朝礼の時に先生から『今日は○○くんのおじさんがテレビに出るそうです』と言われたそうです」
『トーキョー・イミテーション』
ここでアコギにチェンジして『プレイルーム』。
曲が終わって、次は『小春日和』が来るのかな…と思ったら、アコギをおろして、MC。 「夜も更けてまいりましたが、ぴったりの曲をやります」的なことを言って、ハンドマイクになり、
『共犯』 永田さんと安高さんのコーラス、ちょっとはずれてた気が…。 途中のラップがかなりクールな感じで、かっこよかったです。
『サイレンス』で盛り上がって、『螺旋階段』。
そしていったんメンバー、ステージを降りる。(安高さんはやっぱり客席をあおって行く) ここで「もう一回」コール。 イベントなのにアンコールするのかなあと思いながらやっていたら、しばらくして再登場。 その時に中田さん、「今回はイベントなので『もう一回』はやめてほしい。他のバンドを見に来てる人がわけわかんないだろうから」と冷静に一言。 そう言われてみたら、たしかにその通りだなあと思いました。ごめんなさい。
今回のセットリストはすべてが『薔薇とダイヤモンド』以降の曲で固められていましたが、最後に登場しました。 『舌足らず』 文句なしの迫力。途中の「ぬあっ」の気合も十分(笑)、最高でした。
今回のライブは、結構クールな感じだったかな。 でも決して冷たいわけじゃなく、なんというか…押し付けがましくない、というような感じでしょうか。 椿屋四重奏に初めて会う人たちへの名刺、ではないけど、「イベント」を意識したステージだったような気がします。 そして、きっとその方たちに非常に好印象を与えたステージだったのではないかと思います。 かっこよかったです。
最後の中田さんのセリフ。 「また中野で会いましょう」
はい、お会いしましょう。
そういえば、途中のMCのどこかで、客席から掛け声があって、「うるせえイモ女」と暴言を吐いたボーカルの人でしたが、 すぐに「すみませんでした」と素直にあやまっていらっしゃいました。 悪い子のフリをしてるけど、実はとてもまじめないい子なんだろうなあと思いました(笑)。
|
|