| (6) 大天使メタトロン |
投稿者:ジュン
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名所:天使たちの王 役所:天界と人間をつなぐ
ユダヤ教神秘派認定の”天国の宰相” ひょっとしたら数ある天子の中で一番の大物かもしれません。
このメタトロンはキリスト教においてはミステリアスな存在とされている。
ユダヤ教の、とくに神秘思想とされている、ゾハルの信仰者たちの間では、まさに”神の代理人”とされている重要な人物である。
当然のことミカエルやガブリエルをしのぐ大天使とされている。
彼の別名としては、以下のとおりである。 ・メトラトン ・ミトロン ・メタラオン がよく知られている名前である。
ユダヤ教のタルム−ドによると、なんと72もの別名を持っているそうだ。
また、キャッチフレ−ズも多用にある。 ・不出生の偉大なる者 ・天の書記 ・神の顔 ・契約の天使 ・人類の扶養者 ・天国の宰相 ・炎の柱 ・小YHWH ・闇の支配者 などなどいろいろとある。
メタトロンの語源はメタトロニオスという言葉で、これは”王座にはべる者”という意味を持っている。
この”神の代理人”は人間と神とを直接につなぐ大事な役割を果たしている。
では、具体的に語りますね!
ユダヤ教においてもキリスト教においても、非常に重要なかつ基本的な神との関係を示す言葉に”契約”という言葉があります。
旧約聖書や新約聖書というタイトルに使用されている「約」というのも、実はこの契約のことなのです。
端的にいえば、神と人間との間でとりかわした約束、つまり”相互の拘束関係”ということです。
さて、ユダヤ民間伝承において、神は自分の作った人間について、大地との間で貸与契約を結んでいる。
この”契約書”こそメタトロンが作ったとされている。
メタトロンが”契約の天使”と呼ばれるのは、そういう意味である。
ついでに、小YHWHの意味を説明します。
YHWHとは神の呼称である。YHWHは”神聖四文字”とされ、ユダヤ教とはその名前を口にするのを慎み、
多くの場合は、この四文字に任意の母音をつけて”アドナイ=主”と呼んだのです。
なぜに名前を口にしなかったのかというと、名前というのはそのものの本質を示すものであり、それを口にすることで邪悪な力の影響、たとえ魔術の標的とされたりすることを恐れたからである。
メタトロンの体はものすごく大きいとされている。
その大きさは、足を地上につけながら頭は天界の神に届くとされている。
およそ身長は2,5〜3.5メ−トルだそうだ。エノク書のエノクはメタトロンとも言われている。
このメタトロンは、キリスト教の隆盛と同じ時期に地中海沿岸で生まれたグノ−シス派の教えでは”闇の支配者”サタンと同一視している。
後、メタトロンには双子の兄弟がいて、その名前はサンダルフォンというま-、みちな事が多い天使ですね!
以上がメタトロンです。
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2002年11月17日 (日) 01時21分 |
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