称号：神の炎
役職：太陽の運行と人の魂の守護者
シンボル：焔の剣、楯

最後の審判の采配をふるう義の天使
天使というと、たいていが優しく人々を守ってくれる存在のように思いがちだが、

実際のところそうではない、彼らはそれほど優しくない。

というよりも、あくまでも厳正な神の意向を反映して、人に対して厳しく対応せざるをえないのだろう。

大天使ウリエルは、人間にとっては恐ろしい任務を負っているのだ。

ラミエル、ウリエル、サミエル、アザエルといった天使たちは人々の生前のおこないを熟知していて、すべての人間を神の裁きの座にひきだす役目を負っている。

つまり、週末におけるウリエルの役目とは、偶像崇拝者たちを神の審判の場に引き連れていくことであり、また、生前に善行をおこなった死者たちに魂を吹き込んで復活させることであり、さらに悪行をおこなった死者たちちを地獄で拷問にかけることである。

人間にとっては、怖いてんしですね！さて、ミルトンはウリエルを称して太陽の統率者と呼んだが、エノク書においてはウリエルはすべての発光体をつかさどる天使として紹介されている。

以上が大天使ウリエルです。