暮らしている場所がどこであろうが、近代戦争に係わった場所で生活している人は、終戦後も地雷・放射能・化学物質などで苦しんでいる。 しかし、アメリカをはじめとする国家の為政者は、特定の国家の埋蔵物や信条などにより、監視・支援をする国家とそうでない国家を明確に分けている。日本も残念ながら追従をしている。自衛隊の行動が良い、悪い、という問題ではない。何故行くのがイラクなのか?という問題だ。 憲法9条の枠。それを超えなければ、世界平和へ貢献ができないという。が、それは僕は嘘だと思う。 今日のNHKのプロジェクトXは、日本の一中小企業の社長が地雷撤去に向けて奮戦をする様子を伝えた。 JAHD(人道目的の地雷除去支援の会)の冨田氏だ。MineEyeと呼ばれる地雷除去装置の開発は、氏の呼びかけに堪えたIBMやオムロンなどの企業集合体の下出来上がり、2002年から貢献を開始した。 ここにも多くの地雷という武器に対する知識を持った専門家が協力するべきだが、残念ながらここには民間のボランティアと現地の方々のみだ。 貢献とはなにか?平和とは何か?日本ができることは何か?再度考えさせる番組だった。
|