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共に同じ祈り文を祈っている、というのがいいですね。「ひとつになるため」(ヨハネ17)というのが、かつて勤めていたYMCAのモットーでしたが、主の祈りはそうした働きをも導くものなのですね。 隣人の問題となると、「行って同じようにしなさい」というイエスの言葉が響いてきます。さまざまな「同じ」スタイルがある、というふうにも私は理解しています。さまざまな形、別々の現れがあったとしても、「同じ」であり「ひとつ」であることができるのではないか、と。 主は、復活後もさまざまな姿で現れてくださいました。さまざまな人はそれぞれ、現実の場でさまざまな生き方をするでしょう。でも、「同じ」「ひとつ」の信仰の中で、「同じ」「ひとつの」神のもとで、「同じ」「ひとつの」計画に従って、神を具現できるのだ、という希望はもてるわけです。
なお、先の戦場の話題については、『戦争の甘い誘惑』(クリス・ヘッジズ著・中谷和男訳/河出書房新社,2003.03)の生々しいレポートを読みながら思い浮かんだ一つのラインでした。自分が現場にいるかのような気持ちにさせてくれました。
2003年04月23日 (水) 00時42分
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