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投稿者:さんこん
新型コロナウイルス禍で開幕が3ヶ月遅れ、6月18日となった今年のプロ野球ですが、当初は無観客試合となっておりましたが、7月10日より5,000名の観客を入れての開催となる予定です。
ヤクルトファンの息子は、席が取れたと、7月11日(土)に神戸まで友人(息子以上にヤクルトファンで、大学時代神宮球場でボールボーイのアルバイトを4年間していた)と巨人戦を見に行く予定のようです。
今年は試合数が143から120試合に減ること。延長が10回までとなること。外人枠が4人から5人(ベンチ入りは4人)となること。セリーグは、クライマックスシリーズがないこと等、例年と比べ変更となる点が多々あるので、記録に付いては不利となると思われますが、ここでは、もう少しで名球会入り出来そうな選手に付いて書いてみたいと思います。
名球会とは、日本のプロ野球で、投手なら勝ち星が200勝以上、セーブが250セーブ以上、バッターなら2000本安打以上の選手が入会の基準となります。(メジャーリーグの記録も含む。)
まず第一番目は阪神の藤川投手です。昨年までで243セーブ(メジャーリーグの記録2を含む。)であと7セーブで250セーブの名球入りとなります。前にも書きましたが、松坂世代で現役で残っている、和田毅(ソフトバンク)、久保裕也(楽天)の4名の内の一人です。今年40歳、94人がプロ野球選手となったそうですが、まだ一人も名球会入りした選手がおりません。まして250セーブ以上での名球会入りは、佐々木投手・高津投手・岩瀬投手の三名しかいない貴重な記録です。
次に、ソフトバンクのサファテ投手が、広島・西武 時代と合わせて234セーブであと16となっております。ここの所怪我続きで記録達成は難しいかもしれませんが、現在名球会に入っている外国人は横浜のラミレス監だけなので、怪我さえ治れば二人目となる可能性は大いにあります。
最後が、巨人の坂本選手です。 昨年までで1884安打、昨日までで1895安打。あと105安打で2000本の名球会入りです。この坂本選手には、史上最年少での名球会入りの可能性がありました。現在の記録は榎本喜八選手(毎日オリオンズ他)の31歳7ヶ月16日でした。坂本選手が7月29日までに達成すると新記録となるところでしたが、新型コロナウイルス禍の影響で開幕が3ヶ月遅れ、後26日で105安打打つことは難しくなってしまいました。今後、この記録を塗り替える選手が出てくるかは難しいと思います。でも、今期達成することは間違いないでしょう。
テレビ中継で、ピッチャーの投球を受ける時のキャッチャーのバシィッと鳴るミットの音、バッターのバットの芯に当たった時のカキーンと乾いた音の打球音、トランペットの応援よりも新鮮に聞こえます。
2020年07月03日 (金) 18時00分
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