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こみてぃあとか
[597]にま庵 [ Mail ] [ HOME ] 2005年08月29日 (月) 15時13分
久々にコミティアに参加。っても新刊間に合わなかったので売り子ですが。
しかも客寄せの役にもたってないし。スイマセンスイマセンコノトオリデス(AA略

何というか、久しいなこの空気、この感じ。
ティアズマガジン読んで鬱になるのも(苦笑)。

「自分の長所を見つけよう」って至言だと思った。
……そんなもん俺にあるのかっつーと、正直激しく疑問符がつくわけだが。
作風的に似たようなことやってる作品の中でも、俺の位置って結構下の方だよなとか思う。いろんな点で。
なんつーか、新人の雑誌投稿のうち、SF・ファンタジー系の作品によくつく講評が俺にも結構そのまんま当てはまるんだよ……「(世界観とか話の流れとかいろんなものが)わかりづらい」とか、「説明や台詞が冗長」とか、「設定に拘泥しすぎてキャラが活きてない」とか何とかそういう感じの。

過去設定を引っ張り出して読み返してみたりしたが、なんつーか痛々しいんだよな……俺ごときの肩じゃ、ストレートをど真ん中に投げようが凝った変化球を投げようが、ストライク取るどころかキャッチャーまでも届かないから、わざと股間からバックネット裏めがけて投げてギャラリー受けでも取るかみたいな感じが(泣)。


気が長い
[598]Nighthawk [ Mail ] [ HOME ] 2005年08月30日 (火) 07時55分
それは長所か?w

>「(世界観とか話の流れとかいろんなものが)わかりづらい」とか、「説明や台詞が冗長」とか、「設定に拘泥しすぎてキャラが活きてない」とか何とかそういう感じの。

これは本当に、近年よく言われる。
ジャパニースエセファンタジー系ライトノベルの類が増え始める以前から、そういう「わかりにくいSF/ファンタジー」ってのはあったんだが、本当に一部の激マニアにしか認知されていなかった。士郎正宗なんかいい例だと思うが。

 特に、現実との共通点が少なければ少ないほど、説明事項は増えて既成概念が通じなくなる。それはつまり、「読者に理解を強制する」ことであり、読者に負担を強いることになる。
 今時の「ライトリーダー」はそんな「重い話」なんかお呼びでないんだから、自然と大衆受けはしなくなるし、読者も極めて限られるようになる。
 ……というような話も何回したっけかねw

 ポイントを絞るなら、

・自分の描きたいものを描くのか
・「読ませるもの」を描きたいのか
・話よりキャラや世界などの設定にとことんこだわりたいのか
・絵的なクオリティをとことん追究したいのか

ってことだと思うんだが、多分これらを混在させるとどれもボヤけて、中途半端に小難しくて誰も見てくれない状態になりかねないんだけどね。
 まあ絵的なものは常に課題であるとしても、残りはどれか一つを中心にして、その他はおざなりでいいとは言わぬまでも、それなりに考えておけばいいことだろう。
 と、これも忘れるぐらい回数言ったはずなんだけどねーw

>自分の長所をみつけよう

 にま庵の中にも、表には出さないが「これだったらヘタなプロより俺は上手いぜ」ってやつが何かあるはず。
 それをしっかり認識して、心の砦を築いておくように。その砦を守るために全力を尽くせば、いつか砦は城になって、広い範囲を守れるようになる。
 ま、にま庵が読んで鬱になる少女漫画系のすげー雰囲気作りの上手い作家には、お前のようなドスの効いたバイオニックなメカwは描けんのだから。
 たとえそれが股の間からバックネット裏へ向けて投げるようなことであったとしても、それで最高のウケが取れるのであれば大成功、ってことだよ。
 ……ん? 間違ったかな……?


ふぁんたじ
[599]にま庵 [ Mail ] [ HOME ] 2005年08月30日 (火) 15時46分
> 特に、現実との共通点が少なければ少ないほど、説明事項は増えて既成概念が通じなくなる。それはつまり、「読者に理解を強制する」ことであり、読者に負担を強いることになる。

普通はそうなんだが、ファンタジーものの場合陥りやすい落とし穴があるな。
その「現実」の代わりを、ドラクエとかFFとかバスタードとかに担わせるってやつ。
描き手がこれらの「メジャーヒットしたファンタジー漫画&ゲーム」を「既成概念」として扱うと、読者にも通りがいい、って感じでしょかね。
似たようなのに「伝奇物における菊池&夢枕」てのも。

逆に、それらの先達との違いを主張しようとしすぎての説明過多症候群てのもよくある話(苦笑)。←俺だよ

>・自分の描きたいものを描くのか
>・「読ませるもの」を描きたいのか
>・話よりキャラや世界などの設定にとことんこだわりたいのか
>・絵的なクオリティをとことん追究したいのか

「描きたいもの」=「キャラとか設定」だったりすると、まぁ大衆受けはせんわな(苦笑)。
「読ませるもの」を描きたい欲求だけはかつてはあったが、そういうものを描くにはあまりに「背骨が薄い」んだよな俺。
いわゆる技術面の追求はもう血を吐きながら続ける悲しいマラソンってやつで(苦笑)。

で、まぁ結局「描きたいもの」を描くくらいしか、俺にできることはないわけだが。
じゃあ何が描きたいのか、っつーと。






はいもう今更言うまでもありませんね。









巨大怪獣ロボがビルの街にガオー






……話も落ちもキャラも萌えも読ませるもなにもあったもんじゃねえよそんなん(苦笑)。

あーあとはあれすか人外ロリロリ少女虐待陵辱編とか(←そんなもん一回でも描いたことあったか)抱腹絶倒爆笑必至のどっかで見たような濃ゆい悪役とか(えー

おいといて。

少なくとも娯楽アクションものを標榜するなら、一番大事なのは主人公のキャラクタ性であり、話ではないとよく言われる。
……やっぱ主人公を転がすのが楽しくないようじゃいかんよな……つーか、もっと転がしがいのある主人公を創れよ俺。

> にま庵の中にも、表には出さないが「これだったらヘタなプロより俺は上手いぜ」ってやつが何かあるはず。

ねえよ(泣)

……言うと思っただろうが。

「俺より下手に見えるプロ」は「俺がそもそも描こうと思わないようなものしか描いてない」し、「俺が描きたいと思ってるものを描いてる人間」は、プロアマ問わずだいたいみんな俺より上手く見える(泣笑)。
少女マンガ系の作家はだいたいドスの効いた怪獣ロボなんか、わざわざ好き好んで描こうとはしないのだよ(苦笑)。

そこまで誰とも戦える武器がないのに、じゃあなんでそれでも漫画を描くのかっつーと。
怪獣メカがビルの街でガオーな漫画を、最近だーれも描いてくれねえからに他ならない。
誰も描かないってことは、誰も読みたがってないってことでもあって……orz





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