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◇『2時ピタッ!』収録スタジオでのこの番組司会の藤森祥平アナの、「先日行われました、映画『日本沈没』の、あの1億円かけた、スケールのおおきぃ〜な…」という言葉、そして、「凄い試写会でしたよー。」と、答える木村アナの話から入りました。
◇武道館会場外で行われたオープニングの様子が映ります。 これは、当日、武道館内の大スクリーンにも(また、各会場のスクリーンにも)映されたものですが、武道館に入る前の階段の中央部に、10人のオレンジ色の服に身を包んだ東京都消防庁の方達が整列して、その前にずらっと並んだ『日本沈没』の豪華な出演者達の映像が映りました。 「話題沸騰の作品」と紹介する藤森アナ。 出演者を一人ずつカメラが追っていきます。 剛くんは、お澄ましした様な顔で、でもとってもいい表情です。 試写会が始まる前の武道館の様子も映りました。 会場内のステージに、出演者が登場して、その中央に位置した剛くん、客席に向かって右手を大きく振っている様子も流れました。
◇また、スタジオから。 木村アナがインタビューしてくれたようですが、「いろんなお話、伺ってきたのですが、草なぎさんの、ある一言で、私、非常に動揺してしまいまして…。 えー、結構プライベートな事まで、ちょっといろいろ、私事を話してしまったんですよね。」と、木村アナ。
◇さて、それではその《インタビュー》とは…?
◇画面向かって左側に剛くん、右側に柴咲コウさんが座っていて、二人とも、試写会会場での服とは違い、会場での服が「黒」だったのに対し、対照的に「白」で決めています。 剛くんは、白いジャケットに、黒のシャツ、左襟元にト音記号のブローチ(このブローチ、確か「♪Dear WOMAN」を歌う時のスーツで、中居くんも同じ様に、襟元につけていました。)、黒のジーンズ、膝の部分だけ、ちょっと色が違っている様なデザインでした。 コウさんは、胸元まで肩が大きく開いた、薄いベージュのワンピースで、胸元に大きな羽の飾りの様なネックレスをしています。 二人の後ろには、大きな『日本沈没』のポスターがあります。
◇剛くん、右手で右耳を触りながら、「え? 結婚の話ですか?」と笑顔で話しています。
◆―ナレーション「えー!? 『結婚の話』っていったい? 『2時ピタッ!』 木村アナが、映画『日本沈没』の主演の草なぎ剛さんと柴咲コウさんに、究極の愛について、話を伺いました。」
◇木村アナが立って待っているところへ、入ってくる二人の映像。 木村アナがこちらへと促すように、椅子を示しています。 剛くんは、後ろにいるコウさんを気遣うように何か話しています。 コウさんも、それに答えてうなづく様なしぐさをしていました。 木村アナと笑顔で、挨拶を交わす二人。 その間に、剛くん、スタッフさんに右襟元にマイクをつけてもらっています。
◇―映画の映像。 ◆―ナレーション「この映画は、大規模な地殻変動により、日本列島が海中に沈むという驚愕な事態を描いた超大作。 極限状態の中、潜水艇のパイロットとハイパーレスキュー隊員として、大切な人のために、自分の命を投げ出して、立ち向かっていくお二人。 そのお二人から…。」
◇―ナレーションの合間にも、映画の映像が流れました。 「『日本沈没』 7月15日(土)全国東宝系公開 出演:草なぎ剛・柴咲コウ 原作:小松左京 監督:樋口真詞 @2006『日本沈没』製作委員会」 「潜水艇パイロット小野寺 小野寺俊夫役 草なぎ剛」 「ハイパーレスキュー隊員 阿部玲子役 柴咲 コウ」 とテロップも出ました。
◇剛くん「ご結婚、おめでとうございます。」 コウさん「おめでとうございまぁ〜す。」 ―いきなり流れる「♪結婚行進曲」のメロディ。 木村アナ「あははは…。」 コウさん「(手を叩きながら)おめでとうございます。」 木村アナ「(お辞儀をしながら)ありがとうございます。 いや、唐突に…。 ありがとうございます。」 剛くん(声)「んふふ…。」
◆―ナレーション「と、いきなりの祝福に、木村アナ、自分のお惚気話に突入。」
◇木村アナ(声)「私事ですが、プロポーズの時、言われたんですよ。」 (それを聞いている剛くんの顔のアップ。 左手で、目の上のこめかみ辺りを掻いています。) 木村アナ「その『命を投げ出してもぉ』、」 剛くん「ええ。」 木村アナ「『守りたい。』って。」 (それを聞いて、コウさん、思わず拍手してます。 可愛いっ!)
◇木村アナ「それって、どうですか?」 コウさん「えっ!? そう言われたんですか?」 (剛くん、ちょっとあらぬ方向(スタッフ?)を見ています。) 木村アナ(声)「はい。」 コウさん「…(息を呑む音)。」 木村アナ「で、すごいその時に。」 剛くん「えぇ…。(静かに答えてます。)」 木村アナ「だ、この映画を観てて、あ〜、凄いって。 凄い私事で、テープを無駄にしてごめんなさい。」 (「※先月結婚したばかりの木村アナ」と、テロップが出ています。 スタッフさん達からも、笑い声。 剛くんもコウさんも、笑い声の起こったスタッフさん達を見ながら、一緒に笑顔になってます。)
◇剛くん「(足を組みながら)いえ、いいんですよ。」 コウさん「すばらし〜い!」 剛くん「えぇ、そう感じていただければ。 映画の中から。(と、うなづきながら。 上になった右足の脛の辺りを両手で抱える様にして言ってます。)」 (コウさんも、剛くんの言葉を聞きながら、一緒にうなづいています。) 剛くん「えぇ…。 自分の、その、境遇に合わせって…。 えぇ…。 あぁ、そうですか…。 い、いい、ダンナさんですね?(と、笑顔で、ちょっと身を乗り出すように、木村アナに。)」 (木村アナを見ながら、コウさん、笑顔になっています。 小窓に、木村アナのご主人:杉澤修一さんの写真が出ます。) 木村アナ「そうですね。 なんか、嫌な汗が出てきちゃって…!」 コウさん「(嬉しそうに)うふふ!」
◇木村アナ「(コウさんに)え〜? そういうふうに言われたら、ど、ど、どうですかね、女性? 私は、単純に、すごい、嬉しかったんですけど…。」 コウさん「命を投げ出してまで…? うーん、ちょっと疑うところも…。」 (また、スタッフさん達から笑い声が。) 木村アナ「そうなんです、私のまわりでも、賛否両論あるんです。」 剛くん「いえいえいえ…。 確かにねぇ…。 あの、証拠とか取れないんですものね。」 コウさん「あっははは(笑)。」 木村アナ「そうそう、そうなんですよね。 でも、だから、余計に、いろんな、複雑な想いがあってぇ、家族が出来ると。 それまでって、自分一人じゃないですか。 そうじゃない、くなるとぉ、どんな気持ちになるんだろうと、思いながら、映画を観ていたんですけれど…。」 剛くん「(右耳の辺りを右手で触りながら。 髪を撫でつけているようにも見えます。)えぇ…。」
◇木村アナ「お二人は、まだ、独身…(笑)、という事で。 どうでしょうか?」 剛くん「(ここが、このコーナーのオープニングで流れていたんですね。→) (身を乗り出して)えっ、結婚の話ですか?」 木村アナ「いえいえ…。」 剛くん「んふふふ…(笑)。(ずっと、右耳付近を右手で触っている剛くん。)」
◇木村アナ(声)「まぁ、それもぉ、お伺いしたいところではありますが…。 誰かのために、こう、命を投げ出したりとかっていうのは?」 剛くん「そういう…、人間になりたいですよね。 やっぱりぃ…。 (言葉を探している様に)……うん…。 理想はぁ、そうですけどぉ、やっぱりぃ、それには、すごいぃ、あの気持ちがないとぉ…、なれる事ではないんです、と思うんですよねぇ…。 うん…(ちょっと上唇で下唇を舐めて)、だからぁ…、うん(と、小さく、うなづいて)、そういう人間ではありたいって思いました。」
◇―映画の映像。
◆―ナレーション「では、あらためて、映画の話に戻りまして、お二人のラブシーンについて聞いてみると?」
◇コウさん「(剛くんを見ながら)草なぎさんは、大変でしたよね?」 剛くん「(大きくうなづいて)そうですね! 僕はぁ、もう…、ダメなんで。 あの、ラブシーンとか、基本的に。」 コウさん「んふふふふ…。」 木村アナ(声)「あ、苦手な?」
◇剛くん「えぇ、えぇ。 あとぉ、ま、僕も大変だったんですけどぉ、あの、監督がぁ、すんごい燃えててぇ。」 コウさん「んふふふふ…(笑)。」 剛くん「なんか、もう…。 僕に演技指導してくるんですけどぉ。」 木村アナ(声(「はい。」 剛くん「一番、監督が小野寺になっててぇ…。」 木村アナ(声)「あはははは…(笑)」 剛くん「(口を大きく開けて)『玲子ーーーーっ!!』とかぁ。(自分で言った後、笑ってます。)」 コウさん(声)「あはははは(笑)。」 剛くん「すごい演出してくる時があるんですよぉ。」 木村アナ(声)「そこはそこで、見てみたかったですねぇ、ちょっと。」 剛くん「そうなんですよ。 で、(吼える様に)『玲子ーーーーっ!!』とか、言うんですけどぉ、そんなセリフ、無いんですよぉ。」 コウさん(声)「あはははは…(笑)。」 木村アナ(声)「んふふふ…(笑)。」 (剛くんも、苦笑。) 剛くん「どうやるんだよぉ〜、みたいなぁ…。 最初はなんか、すごい、ひいて…、ひいちゃ…、(胸元に左手を置いて)引いてしまったんですけどぉ。」 木村アナ(声)「はい。」 剛くん「何か、『玲子ーーーっ!』(←この言葉を言う時、いきなり剛くんの表情が変わるのが面白い。)とか言いながらぁ、監督の目がぁ、すごい、潤ん…、(胸元に置いていた左手を頬の下あたりに置いて)潤んでくるんですよぉ。 そういうの、ぅを見るとぉ、あ、なんかぁ、こっちもちょっと、ジーンとしてきてぇ…。」 木村アナ(声)「はい。」
◇剛くん「えぇ…(ちょっと目を伏せて)。 何とか、やったんですけどぉ。 ま、でも、やっぱりぃ、えぇ、大変でした。(と言い切りました。)」 木村アナ(声)「大変でした?」 剛くん「(うなづきながら)はい。」
◇木村アナ(声)「もう、柴咲さんのこの、大きな瞳をって、じぃっと見つめられると、結構…。」 剛くん「そうですねぇ。 鏡みたいにぃ、(コウさん、ちょっと恥ずかしそうに、微笑んでます。)、自分の顔が映るんですよぉ。 柴咲さんの目、」 木村アナ(声)「あ〜!」 剛くん「目は大きくて、」 木村アナ(声)「はい…(笑)。 すごい、大きい…。」 (コウさん、剛くんが何を言い出すのか、じっと剛くんの事を見ています。) 剛くん「(笑いながら)そうすると、中に自分の顔が見えてぇ、(コウさん、まぁ〜という様に、口を開けて、剛くんを見ています。) 冷静になっちゃうっていうかぁ(笑)」 木村アナ(声)「うっふっふっ(笑)。」 (コウさん、一緒になって笑っています。) 剛くん「(左手で前を指差しながら、笑いながら)俺、俺の顔だ!と思ってぇ。」 コウさん「あはははっ(笑)!」 剛くん「(うなづきながら)罪なんですよ、すごく! えぇ! だから、よっぽどこう、集中して、入り込まないとぉ、」 木村アナ(声)「ええ。」 剛くん「あのぅ…。 ダメなんですねぇ…。」 木村アナ(声)「あはははは…(笑)。」 剛くん「えぇ…。 (そう言ってうなづきながら、コウさんを見ています。)」
◇木村アナ「柴咲さんは、どうでしたか、ラブシーンんのとこは?」 コウさん「うーん。 草なぎさんの緊張感が伝わってきてぇ、」 木村アナ「うふ(笑)。」 コウさん「でも、それがぁ、あのぅ…、役の2人にかなり、こう、言い意味で投影されているからぁ…。」 木村アナ(声)「う〜ん。」 コウさん「うん…。 あんなぁ、すごく極限な状態でぇ、男女のぉ、仲になろうとする二人みたいなのって、すごく表現は難しいと思うんですがぁ、ああいう、二人だけのシーンを通して伝わってくるところが、ありました。」 (横で、じっとコウさんの言葉を聞いていた剛くん、最後の方は、同意する様に、細かくうなづいていました。)
◆―ナレーション「では、最後に、草なぎさんから一言。」 ★剛くん「とにかく、力が沸いてくる様な作品だと思うので、あの、皆さんに観ていただきたいな、と思ってます…。」 (そう言って、微笑んでうなづいていました。)
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