マチネのセンターぱっくり分けから、ソワレは左分けに変更になってました。
分け目変えただけでどうしてこんなに変わるの??ってくらい今度はカッコイイです!
お目目キラキラで声もめちゃめちゃ出てます!
さすがにマチソワ観劇は観ている方も疲れてしまい前半ウトウトしてしまうことがあったんだけど、マリウス登場の「誰が導くか〜」の第一声と同時に目がパッチリさえ、やっぱり藤岡君の歌声が大好きなんだな。ということを実感してしまいました(笑)。
観てるだけでもグッタリなのに、疲れも見せずにマチソワしてる役者さんたちはスゴイ。
4公演通して感じたのは、帝劇の時と比べてすごく表情が豊かになり、目で演技をするようになったと思いました。
帝劇の時は藤岡君の感情の伝わる歌声に感動していたのですが、今回は藤岡君が歌っていないシーンでも感動できるんです。
帝劇の時は私の中のレミゼは「誰が導くか〜」から始まり、「アンジョの死」で燃え尽きた。って感じで終わっていて、マリウスの一番の見せ場になるカフェソングよりも砦で戦ってるシーンが好きだったんだけど、今回はカフェソングからがめちゃめちゃ良いです。
カフェソングも以前は苦悩の表情だけだったのが、今回は、仲間と過ごした楽しかった時のことを思い出して笑みを浮かべたり、自分だけが生き残ってしまってしまったことへのとまどいなど、色々な表情をしながら歌っているし、以前は演技に気持ちが行ってしまう分、藤岡君本来の歌声の素晴らしさが全部出し切れていなくて、もっとウマイのにもったいないな。と思うことがあったんだけど、今回は演技が加わってもめちゃめちゃ歌もウマイです。
カフェソング以降の病院のシーン、バルジャンの告白のシーン、結婚式、エピローグもすごく演技が良くて、引き込まれて、感動で涙してしまいました。
特にエピローグでは、バルジャンがコゼットに語りかけている時に、マリウスは瞬きひとつしないで、バルジャンのことをじっと見つめ、セリフはひとつも無いのに、目だけで気持ちが伝わってきてマリウスの心の言葉が聞こえてくるかのようでした。
ラストの「民衆の歌」は、初め仲間のことやバルジャンのことを思い出し、遠くを見つめ物思いにふけっている感じで、コゼットの呼びかけで我に返って、コゼットを見つめ、生きていることを感謝し、明日への生きる希望を胸にふたりで力強く生きていこうとしている意思がすごく伝わってきました。
公演を重ねる毎に、成長を見せてくれて、感動の上塗りをしてくれる藤岡君は本当にスゴイと思いました。
1月の公演も楽しみです♪