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[250] う〜ん!最終日にして 近頃、困難な方・・・・の
Azu - 2003年12月30日 (火) 00時39分

今日はお仕事、最終日でした。
スムーズに仕事が流れるかと・・・そんな時に1本の電話。
近頃。。。う〜〜と思っている方の息子さんから・・・・

今、ぶつかっている困難事例(私にとっては)の方の息子さんから

[2人暮らし・・・2人とも要介護者の事例]
夫:要介護2 パーキンソン症候群・・・ デイ週2回 月に2泊3日ショート利用
妻:要介護1 肝癌 今年2回のope 近頃視力がかなり低下 ご主人を介護しながら自宅療養・・・・ヘルパー週2回利用
経済状態は悪くない。
2人とも「自宅で暮らしたい・・」と話す・・・子供の所へは行きたくない。今の場所で過ごしたい・・という。
2人暮らし 子供は2人東京在住 たまに帰省する。

夫、昨年介護保険を申請し、要介護1となる(その後要介護2に)。
元銀行員でプライドが高く、やっとの事で介護申請まで行き着く。
介護者の妻、肝癌あり・・・病気を持ちながら夫の介護をする。
今年6月、妻の下肢筋力低下などあり、介護保険を申請をしないか?と話す。→介護保険の申請をし要支援となる。(今年12月。要介護1となる)

近頃 妻の状態が悪く。(肝癌の再発)主治医のすすめで訪問看護をサービスに入れる事を勧めるが、自宅でボチボチやっていくと妻が断る。
東京の息子は訪問看護を無理にでも入れてくれ!といいつつ、ヘルパーを週2回も入れて、他に訪問看護を週1回入れる理由がわからない・・・と矛盾な事をいう。
この息子は担当ケアマネに対しては、必要なサービスは入れてくれ、と言いつつ、いざ入れようとすると、矛盾な事をよくいう。
父に対しては葛藤があるのか、息子は父に対してとても冷たい。
老いていく父を病的なものと理解できず、性格からきているという・・・(便失禁などがある事など現状を知りつつ)
妻の負担を考えて、ショートを2泊3日を月2回入れましょう、というが、夫が拒む

・私がこれからこのお2人にどのような支援をしていきたいか
 妻の方は在宅で訪問看護をいれつつ、ギリギリまで在宅で過ごして戴きたい。
 夫は状態が進んで来られているので、妻の負担になられているが、ギリギリのところまではショートなどをいれつつ、在宅で・・・と思っている。 後には夫は子供に引き取ってもらうか、施設入所かと思う。

以前の困難な方は困難ではなくなりました。
近頃はこの2人が困難・・・・・な方々です。
これからどのようにすすめればいいか・・・ご助言などををお願いいたします。

*ココに集うみなさまへ・・・
 今年もいろいろお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。では、よいお年をお迎えください。

[253] 困難事例
兼任CM  - 2004年01月08日 (木) 23時19分

Azuさん,明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて標題の困難事例についてですが,
1)夫はどのような暮らし方をしていきたいと思っておられますか?
2)妻はどのような暮らし方をしていきたいと思っておられますか?
3)息子はご両親がどのような暮らし方をしてほしいと思っておられますか?
4)ご夫婦の主治医はどのような判断をされていますか?
5)Azuさんの援助の方針はご夫妻の考える暮らし方との整合性はどのようなものですか?
6)ご夫妻の望む暮らし方を支援する方策はありますか?

今ざっと読んだ中から感じた疑問です。プライバシーの保護の観点から,お答えできる範囲でお答えいただければ幸いです。

[254] 兼任CMさん有難う御座います。
Azu - 2004年01月11日 (日) 17時08分

兼任CMさん、あけましておめでとうございます。
こちらこそ宜しくお願いいたします。

ご質問戴きまして、ありがとうございます。
先ず、このお2人の現行サービス・状況をお話します。
夫・・・デイサービス週2回 ショートステイ2泊3日×月1回 2回勧めるが、行きたくない様子。
妻・・・訪問介護(生活援助)週2回・・・「食事作りはしないくていい」というので、食事作りでは入っていない。以前、ope退院後、食事作りで入っていたが「ヘルパーが作る料理は口に合わない」といい、・・・関与されたくない。というのもありそうで、現在は掃除などで入っている。
近頃、ショートステイを希望されて、(ご自分のレスパイトケアと安静にしたいという事や、家族の勧めもあって)ご主人がショートステイに入られる時に予約を入れたが、「自宅でゆっくり、の方がいいわ」と言われ、キャンセルとなる。

>1)夫はどのような暮らし方をしていきたいと思っておられますか?

夫はできればこのまま、デイサービスなどの居宅サービスを使いながら、在宅で妻と暮らしたいと思われています。最初はデイに行くのも渋っておられましたが、今は週2回のデイが気に入っておられます。
ただ、ショートステイの方は月に2泊3日利用されていますが、シブシブの状態で、行きたくない。というのが本心のようです。
家族や妻は月に2泊3日×2回 は利用してほしい。と希望されています。今月も、妻のレスパイトケアのため利用されるよう夫に話しましたが、(息子も電話でショートステイを月に2泊3日×2回、絶対利用するように!と話されているようですが)「あなたが言うなら、ショートしないといけないよね・・・」と寂しげにいわれます。
施設入所はしたくない。と思われています。

>2)妻はどのような暮らし方をしていきたいと思っておられますか?

在宅で居宅サービスを使いながら、また、長年看てもらっている主治医に診察をしてもらいながら、このまま住み慣れた地域で一生を終えたい。と思われています。(「東京に住む子供達は、同居しようと言ってくれている」といわれるが、真相は・・・息子は仕事が順調に行っていないので、同居はできないと私に話される。)

>3)息子はご両親がどのような暮らし方をしてほしいと思っておられますか?
父に対して・・・状態が悪い方向に行っている母に対して、ガミガミ命令をしたり、家事を任せて苦労を掛けている父に対して、息子は、後には父に施設入所してもらいたいと思われています。現時点では、月に2泊3日×2回のショートステイを利用してほしいと思っていらっしゃいます。父に対しての口調はとても冷たい。私に対しても「〇〇(父の名前)がいるから、母が苦労する」といい、父の名前を呼び捨てにされます。

母に対して・・・訪問介護や訪問看護、ショートステイを母に利用してもらって、できるだけ体が悪い方向にいかないよう、保ってもらいたいと思われてえいます。父に手が掛かっているので、少しでも、その苦労を取り払いたい。

>4)ご夫婦の主治医はどのような判断をされていますか?

夫・・・パーキンソン症候群の進行と老化が除々に進行し、在宅で2人暮らしをされるのは無理になってきているので、息子(家族)に対して同居をされるか、施設を考えられているのであれば、施設をそろそろ捜された方がいい。と話されています。

妻・・・年々状態が悪くなられている。今度、いつ吐血されるかわからない。急変を考えなければいけない状況である。腫瘍がまた見付かったので介護サービスは緊急加算を加えた訪問看護を加え、対応した方がいい。ヘルパーは本来であれば毎日でも必要。

>5)Azuさんの援助の方針はご夫妻の考える暮らし方との整合性はどのようなものですか?

夫・・・夫は私が居宅介護支援で定期的にお声がけする事を有り難く思っていらっしゃるようで、その部分とデイサービスに週2回行く。という部分はご本人の思いに合っていると思います。ショートステイに行く事はご本人の思いに合っていません。

妻・・・昨年12月にこれまで訪問介護が週1回だったのを、主治医・ヘルパー・私の助言でやっと週2回に増やされました。できれば、自宅でゆっくり寝ていたいので、ヘルパーをこれ以上は増やしたくないと思われています。(ヘルパーが来ると、化粧をしたり、きれいにしなくてはいけないのでゆっくりできない・・・妻もプライドが少し高い)週1回もしくは、必要な時に週2回が適当と思われています。
訪問介護の現状の回数は、概ねご本人の思いに合っている・・と思います。
訪問看護は、現在の自分の体の状態を認めたくない。というのもあるようで、「なんとか頑張っていくから」必要ない。と言われています。

6)ご夫妻の望む暮らし方を支援する方策はありますか?
近くに住む親戚は、皆高齢のようで、親戚を頼る事はできないようです。
鹿児島に娘婿が単身でいるので、たまに訪問されるようですが、頼れる状態ではありません。
キーパーソンの息子は東京在住で、年に数回帰省されますが、口は出すが手は出さない。という状態で、ご夫婦はこの息子から毎日かかる電話を気重に感じています。
夫はプライドが高いという事もあり、近所付き合いは殆どありません。夫のこのような性格から、民生員・老人会など近隣からの援助は考える事は現在は不可能に近い状態です。
現在、支援できるのは主治医と居宅サービスのみかと思います。

まとまりが悪く、長くなってしまって申し訳ありませんが、お時間がある時にご助言くださいますと、ありがたく思います。

[255] 私なら…
兼任CM  - 2004年01月14日 (水) 21時38分

妻自身は「自宅で,夫に見守られながら最期を全うしたい」という思いを強く感じます。この思いを実現していくためにはいくつかの関門を越えていくことが必要になります。
関門1:肝癌を基点とする末期がんの様々な症状に妻自身が耐えていくことがいつまでできるか?
関門2:明らかに日々衰弱していく妻を夫が最期まで支えきれて行くか?その中には当然痛みなどへの対処も求められていきますが,それが果たしていつまでできるか?
関門3:長男は両親の選択を支持し,受け入れていくことができるか?意思に反した行動をとってしまう危険性はあるか?
関門4:いわば在宅ホスピスを展開していくこと,少なくても自宅死を迎えようとしている夫妻にとって,医療面のフォロー,特にペイン・コントロールがどこまでできるか?
関門5:少なくても自宅死を迎えようとしている夫妻をさまざまな視点からサポートしていく体制が作り上げていくことができるか?

これらをクリアすることができれば夫妻の願っている暮らし方が実現していくことが可能になります。逆にいえばこれらの関門をクリアすることができなければ,いつの日か夫妻の意に反した行動や対応をとらざるを得なくなります。私が思うにこの中では息子の存在がネックとなっていくように感じます。今でさえ父親に対して反抗的になっている状況が,自宅死を迎えようとすることに賛同し協力するとは思えません。強制的に母親を入院させるような行動にでてくると思われます。

このような場合,私なら関係者全てに集まってもらって,今後どうしていくかを検討します。極端に言えば自宅死の是非の検討を行います。その中で「できるだけ自宅にいる」という方針や「最後の最後まで自宅で過ごし,自宅で死んでいく」という方針を明確にするようにしていきます。当然主人公を中心として,ケアマネは方針決定に資する様々な情報を提供します。良い情報も悪い情報も全てです。そして方針決定したら,その方針に添って必要な社会資源を見つけ出し,それぞれに協力依頼を行い講義の担当者会議と言う形態で役割分担を行っていくことを提案していきます。

往々にして現実逃避という形で自宅死を望んでいる場合がよく見受けられます。ただ「何とかなる」という軽い気持ちで発言されているかもしれません。今後の推移やその苦しみなどの想定しうる最悪の状況も明らかにして判断をしてもらうように働きかけをしていくことが必要になろうかと思います。

Azuさん,こんなアドヴァイス役に立ちますか?

[256] 兼任CMさん・・・有難うございます。感謝です・・・
Azu - 2004年01月15日 (木) 00時51分

ご主人は、昨年私がケアマネになって、初めて担当になった方で、奥様
は初めて介護保険の申請をされるようにお勧めして、申請された方なんです。
この方々が特別・・・という訳ではありませんが、ご自分が生きたい生き方をしていって戴きたいと心から思うのです。

>妻自身は「自宅で,夫に見守られながら最期を全うしたい」という思いを強く感じます。

そうですね。少し諦めかけていらっしゃるように見えますが、
私もそう思います。

>この思いを実現していくためにはいくつかの関門を越えていくことが必要になります。
関門3:長男は両親の選択を支持し,受け入れていくことができるか?意思に反した行動をとってしまう危険性はあるか?

この関門3が一番難しい事かと思います。ケアマネとしてどうすべきか・・・

>関門4:いわば在宅ホスピスを展開していくこと,少なくても自宅死を迎えようとしている夫妻にとって,医療面のフォロー,特にペイン・コントロールがどこまでできるか?

私の施設は在宅ホスピスを行っていまして、これまでも何人も看とっていますので、それは可能かと思います。私自信は経験ありませんが。

>私が思うにこの中では息子の存在がネックとなっていくように感じます。今でさえ父親に対して反抗的になっている状況が,自宅死を迎えようとすることに賛同し協力するとは思えません。強制的に母親を入院させるような行動にでてくると思われます。

ありえますね。お二人の気持ちを一番に考えてもらいたいのですが・・

>このような場合,私なら関係者全てに集まってもらって,今後どうしていくかを検討します。極端に言えば自宅死の是非の検討を行います。

そうですね・・・息子さんが帰って来られた時は必ず主治医を交えて担当者会議を開いているのですが、焦点が「お2人の意向」には向いていません。司会は私なのでしょうが、主治医が話しを進行していきます。
(主治医は私の勤務する施設のトップなので主導権をとるのは難しいでしょう・・・)
どうしたらいいか・・・・一先ず、「奥様の意向はどちらを向いているか?」そこから、直属の上司に話していきます。直属の上司は訪問看護STの管理者でもあるので。(在宅ホスピスでの経験が豊富なNsです・・・)

>往々にして現実逃避という形で自宅死を望んでいる場合がよく見受けられます。ただ「何とかなる」という軽い気持ちで発言されているかもしれません。

今までは、「なんとかなる」と思われていたのでしょうが、これからは・・・・
お2人共、病状が進行されているのは歴然で・・・・
昨年、初めてお会いしてから、表情・家の中も随分変化されました。

>今後の推移やその苦しみなどの想定しうる最悪の状況も明らかにして判断をしてもらうように働きかけをしていくことが必要になろうかと思います。

そうですね。どう働きかけていくか・・・・・・・・・これからが、踏ん張り時かと・・・

>Azuさん,こんなアドヴァイス役に立ちますか?

ありがとうございました。もちろん!とても役に立ちます・・・・
今後、どう進めていくか・・・考えても浮かばなかったので。
また・・・今後の状況などを書かせてください。m(__)m

[257] 在宅ホスピスの展開
兼任CM  - 2004年01月15日 (木) 21時51分

このためには医師の存在とリーダーシップは欠かすことができませんが,トップにいては困るのです。ホスピスケアの基本は,スタッフが対等な立場にあり,それぞれの持つ専門性を互いに尊重し,それを発揮していく環境を作り出すことにあります。幸いに上司は経験豊富なので,そのあたりの調整には長けておられるのではないかと思いますので,相談されながら展開されていけばよいかと思います。

ちょっと話は変わりますが,私はターミナルケアを含めた「死生観」を自分自身のライフテーマの一つにしています。その中から私が考えるターミナルケアの基本は「快適性」だと思っています。これは単に環境だけではなく精神心理的側面を重要視した快適性だと思っています。この考えに沿って今までは施設で,今は在宅でのターミナル期のあり方を提案させていただいています。
Azuさんはターミナル期の基本は何だと思いますか?この答えが自分の対応を決める一つのポイントになるのではないかと思います。

[258] ・・・・今まで考えた事がなく・・・・・
Azu - 2004年01月15日 (木) 23時24分

>Azuさんはターミナル期の基本は何だと思いますか?この答えが自分の対応を決める一つのポイントになるのではないかと思います。

ターミナル期の基本ですか。自分自身では考えた事がなく・・・・
ターミナル期の患者さんのカンファには出た事がありますので、その時の主治医の言葉は覚えていますが・・・・
「その人らしい死を迎えていただく」・・・・難しいですね。
今夜一晩、考えてみます。

[259] ターミナル期の基本は
Azu - 2004年01月17日 (土) 01時07分

ターミナル期の基本は・・・その人がその人らしい生を全うする事でしょうか。

妻らしい生は・・・・在宅で一生を・・・

来月始めに、妻は1週間程、治療のため入院されます。その時にショートステイを夫に・・と妻が。夫は1人で自宅に居れる状態ではありません。この夫が
>関門2:明らかに日々衰弱していく妻を夫が最期まで支えきれて行くか?その中には当然痛みなどへの対処も求められていきますが,それが果たしていつまでできるか?

妻を最後まで支えることができるか・・・・・難しいかもしれません。
夫は昨日2泊3日のショートステイを終え、本日デイに来られていました。今回のショートは良好だったようで、今月後1回、2泊3日予約をいれていい。といわれていました。妻への配慮もあるようです。

[260] ターミナルケアの基本
兼任CM  - 2004年01月22日 (木) 22時20分

>ターミナル期の基本は・・・その人がその人らしい生を全うする事でしょうか。

そうなんです。より良く死ぬことはより良く生きることである。そしてより良く生きることはより良く死ぬことである。これらの全てを含めて「快適」がキーワードになろうかと思っています。
ターミナルケアに関しては専門的な書籍がたくさん出版されていますが,私が一番勉強になったものは柳田邦男氏の医学,特に癌医学に関するドキュメントの著作です。これらの著作の中には癌患者を中心として医療を提供する側と医療を受ける側の様々なドキュメントが描かれていて,ここからターミナルを考え,そして自分なりにまとめていく栄養を得ることができました。Azuさんもお忙しいこととは思いますが,機会があればぜひ目を通してみてはいかがでしょうか。

[261] よりよく生きるですね・・・
Azu - 2004年01月22日 (木) 23時17分

>私が一番勉強になったものは柳田邦男氏の医学,特に癌医学に関するドキュメントの著作です。

そうですか・・・・今、いろいろな方を支援して・・・いろいろと勉強させて戴いています。まだまだ、力不足で申し訳ないな・・・
とは思うのですが、今は私のできるだけの事を提供できればと思います。兼任CMさんの栄養になったものであれば、きっとすばらしい本かと。読みたいと思います。

明日、メンタルクリニックを受診していらっしゃる方の栄養指導をします。どのように・・・と思うのですが、今は・・・今の私にできる支援をと・・・

本を紹介してくださってありがとうございました。

[262] 雑学も時には役に立つものですよ
兼任CM  - 2004年01月26日 (月) 23時13分

柳田氏の著作は,「癌回廊の明日」という国立がんセンター創設期のドキュメントに出会ったのが始まりです。今から20年以上も前の大学生の頃です。夏の暑い日の午後,近所の本屋にいつものように立ち読みに入ったところタイトルと表紙の色が目に入って,手にとりパラパラ…。そのままアパートへ帰って,一気に翌朝まで飯も食わずタバコもほとんど吸わずで読みきって以来ほぼ確実に目を通しています。やはりその中では「いかに生き切るか」という患者にも着目している,患者が会って医者がいて,看護師がいて,さらには他のコ・メディカルスタッフがいて,医療機器の開発に携わっている業者がいて,その集合体として医療が形作られている,ということが良くわかってきます。その中から学ぶことがたくさんあったと思っています。今でも時々引っ張り出して,色が変わった文庫本を読むんですよ。

[263] 昨日から
Azu - 2004年02月04日 (水) 00時42分

昨日から9日まで妻は入院。夫は14日までショートステイとなられました。
妻の希望では9日に退院して12日まで娘が帰省されていますので、その後12日から14日までショートステイを希望されています。(ショートステイ先が退院後の状態による・・と言っていますが)

昨年の暮れに主治医の指示もあり、妻に訪問看護を勧めましたが、その件について、息子からとても強い口調のメールが来ました。その内容は・・・

「息子と私がしょっちゅうメールや電話で情報交換をしていると母が言った。Azuさんはあることないことを母にいっているのではないか。
プロ意識を疑う。医療・福祉の仕事をしている人は自分がいい事をしている。と思い込んでいる・・・・・・」

内容はまだまだ長く・・・・。妻の訪問看護の件は息子に電話で1回だけ、お話しています。後は息子とは連絡をとってなく、メールも仕事の都合上読む時間がとれないので、用がある時は電話をください。と言っています。(以前に息子から戴いたメールが余りにも疲れる文だった事もあり、私も勤務中見る時間がないのでメールをお断りしています)
妻には訪問看護をお勧めした時に、1度だけ「息子さんにお知らせしました。」と話しましたが、息子のメールのような事は話してなく。

多分・・・妻は訪問看護を勧められたのがイヤだったのだろうな・・・と思います。その事を息子に話した事自体も。

妻の思うQOLと私が思うQOLとでは異差が生じた結果だと思います。
妻の状態を考えれば訪問看護は必要と思うのですが・・・・
難しいですね。今度ばかりは凹みました。こちらが良かれと思っても、相手は・・・・勉強させられました。

>柳田氏の著作は,「癌回廊の明日」
この本の上下を先日ネット注文しました。下はすでに発刊されていないのか?ユーズド商品が手に入りそうです。。。楽しみですが・・・、少し怖いような・・・

この頃はみなさん病んでいらっしゃるのか、抗うつ剤を飲まれている方の食事指導の予約が入ります・・・・・・・

[264] 利用者主体
兼任CM  - 2004年02月05日 (木) 23時33分

本当に難しいですね。CMの意向と利用者の意向が上手に擦り合わせができていけばよいのですが,なかなか思うようにはなりません。利用者主体と言う考えの大切さを最近つくづく感じています。CMとしては必要な情報(プラス情報もマイナス情報も)可能な限り提供をし,利用者(家族含む)がその情報を元に判断し自己決定してもらいL,その決定を支援していくことが必要なのでしょう。でもそれはCMにとってはたやすい道ではないし精神的にとっても負担となります。上手にガス抜きをしてください。

[265] 突然の支援終了
Azu - 2004年02月11日 (水) 13時09分

【経過】
☆妻・・・入院先でope中、狭心症を起こされope中止。opeは一週間延期   となり、入院も17日まで延長となる。17日退院後、食事作りにヘ   ルパーを毎日導入予定(妻からの依頼)
☆夫・・・妻、入院延長となり、「父のショートの延長をしてほしい」と   息子から電話で依頼され、限度額内で納める事ができる17日まで   延長となる。

*5日・・・opeの日、ope中止になったと上記理由で息子から電話あり。それに伴い父のショート予定が延長となる。(夫、ショート中にて、CMから延長の話を夫に直接せず)息子は5日夜、東京へ帰る。
*6日・・・CM、妻の入院先の病室に電話をし、妻退院後のヘルパー導入の依頼を妻より受ける。

*9日10:00・・・妻の付きそいに東京から帰省している娘が、主治医に会いに来る。主治医・娘・CMで話す。
・主治医〜これまでの医療的な経過、現状を話す。
・娘〜兄から主治医に施設の紹介をしてもらうようにいわれたらしく、   こちら病院で紹介してもらえるのか?と聞く(妻に何かあった時   の対処法として、以前兄に、主治医から「施設の事も頭に入れて   おく必要がある」と話してある)
・主治医〜「ご本人、ご家族個々の意見が異なるので、ご家族で話を調   整して、こちらにご依頼ください」と話す。娘、了解する。

*9日10:30・・・娘とCMのみ話す。
・CM〜今までの支援経過を話す。
・娘〜以前から両親に東京に来てくれるように話しているが、両親が断   られていると話す。
・CM〜メールをお断りしているのに、兄からのメールがまだ来ている   話をすると、娘は驚いた様子で涙する。
・娘〜以前も同じような問題が兄にはあったようで、その事で裁判沙汰   をおこしていると・・・・。
・CM〜CMは利用者本位なので利用者さんから依頼があれば介護保険   でできる事は支援します。と話す。ご家族個々、意見が異なるの   で、調整をしてくださいと話す。

*10日朝、メールを開く。兄より、「妹の事を否定する内容」と「CMから父にショート延長の話をすべきだ」という内容、他。
法人トップに話す。法人トップが兄と電話で話し、メールを止めるよう話す。法人にも影響を及ぼされるのでは?と法人トップ、危惧し、法人トップの命令で上司CMと担当を変わる事となる。

話せない、内容もありますので、話がわからない所もありますが、一先ず私のこのお2人の支援は終了しました。
ずーっと最終まで支援していきたい。と思っていたのですが・・・・今の私の力不足があります。
上司CMはホスピス担当のNsなので、適任と思います。
担当を降りましたが、今からもこのお2人の事を見守っていきたいと思います。 兼任CMさん、アドバイスを有難う御座いました。

[266] ご苦労様でした。
兼任CM  - 2004年02月11日 (水) 22時08分

Azuさん,大変な思い,ご苦労様でした。ほっとした気持ちと心残りが良く伝わってきます。

さて,法人全体で息子さんと対応していく方向になりましたね。あとは基幹型在宅介護支援センターなども加わっていくことが考えられますが,法人側がそれをどう判断するかだと思います。本来ならば地域ケア会議などを通じて医療機関をはじめ多くの専門機関がチームとして利用者の利益追求に向けていくことがベターなケースです。特に息子からは今後も様々な理不尽で理路整然としていない要求が出されてくるとともにそれがかなわない場合の苦情と言う図式が見えますので,その対応のためにも保険者にも協力を仰いだチームケアが必要になるでしょう。法人がそこまで覚悟を決めてかかわるか,という点です。

でもいちおうAzuさんの手をケースは離れました。第三者的な立場でこれからも利用者ご夫妻のよき相談相手になっていってください。

[267] ご夫婦が心配ですね
Azu - 2004年02月14日 (土) 16時19分

>ほっとした気持ちと心残りが良く伝わってきます。

ほっとはしまいた。しかし・・・担当は離れても、ご夫婦の事が心配です。妻は病床の身。息子の現状はある程度、わかっていらっしゃるはずです。

>本来ならば地域ケア会議などを通じて医療機関をはじめ多くの専門機関がチームとして利用者の利益追求に向けていくことがベターなケースです。

地域ケア会議ですか。その部分の知識は無く・・・調べてみます。

>法人がそこまで覚悟を決めてかかわるか,という点です。

覚悟は決めていますね。息子から連絡がくれば、法人トップへまわす事になりました。息子は警察沙汰にする・・・みたいなことも言い出しましたから。妹に対して言っている事ですが。たぶん、財産問題も絡んでいるのではないか?と思います。

>第三者的な立場でこれからも利用者ご夫妻のよき相談相手になっていってください。

はい・・・・。ありがとうございました。m(__)m



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