| [123] えらい! 天使のけあまねさん!! |
- えぴ - 2003年05月18日 (日) 10時19分
みっち姫は今日からみっち天使にお名前変更されるべし!(笑)
> 私のやっている事が、少しでも意味を持っているような > 気がしてきまちた
気がするだけじゃなくて、大きな意味があると思います。 ケアマネさんの仕事ってすぐに結果が出ることじゃないですよね。 だから、種まきと土壌を作ることはとっても大変だと思うんだけど、いつかきっと実を結ぶ、その夢を信じてがんばってほしいなー、と思いました。 デモキット、畑を耕して世話するニンゲンを育てるのが何より難しいんだろうけど@@
> えぴさん、家の病棟は、ものすごく古い体質のところなのでしゅ。 > 職員が怒鳴っていばっている。今時珍しいところなの。 > 普通(ってか最低限度)の事さえ出来てないところでね・・・
とってもよく分かります(苦笑)>わかる自分がカナシイ(苦笑)。 でも、だからこそ、
> でも、こうやって、愚痴はいて、少しづつがんばって > 変えていければ。と思っているの。
こういうみっち姫のような理想に燃えた種まき屋さんの存在が、非常に希望なんじゃないでしょうか。わたしはそう思う。 たとえそこのスタッフに理解して貰えなくても、お年よりは分かっているよ。 だれが自分に一番気持ちのベクトルを向けてくれているのか。 ちゃんと知ってくれているのがお年寄りなんだよね。本能だよね。 物凄くヘビーだと思うけど、どうぞ諦めず、そして(これが大事!)ホワイトアウトせず、燃え尽きずに息抜きしながら、ぼちぼち種まきを続けてください! たくさん蒔いとけば、その中のいくつかはいつか芽が出るときが来るさ!!
> あと、私の療養は、家族からも見捨てられている様な > 感じで、在宅への復帰プランが、たてられない。 > 家族とも、まず会えないし > 会えても(何でも良いから、こちらで最期までお願いします)って > 感じなの。やりがいないでしょう?
ウチの老人ホームと全く同じです。 おたくのおばあさんが入院されました、と連絡しても、そっちで全部お願いします。誰の親だよ、とブチ切れそうになります(苦笑)。ほとんど入居者全員がそんな感じか、天涯孤独かどっちかです。 家族と揉めにもめて入居、とか多いんです。
ダケドネ、みっち姫! 在宅がすべてじゃないです(T-T)>それが言いたかった(笑)。 介護保険というと在宅、在宅重視でとかくイエに返すことを一番に考えますが、どうでしょう、ウチの施設のお年寄り、そして、みっち姫のところのお年寄りみたいに、いわばお年寄りの居場所をすでに無くしてしまった家―――そんなところへ彼らを帰すことが、本当にいいことでしょうか? わたしはそう思うんです。
「あんたはええわいな、どこにも親戚がおらへんさかい! ウチなんか、なまじっかムスメなんちうもんがおるさかい、ここ出されてあすこへ帰らされるかもわからんやんか! いやや、いやや!!」 と、天涯孤独の同室者に掴み掛かって大泣きしていたおばあさんがいました。 養護での生活が無理になって、特養へ移ったお友達のことを聞いて、自分は家に戻される、と思い込んでパニックになってました。
事情をお話して、養護での生活が無理になったらちゃんと特養という場所があること、そこは養護より設備が充実していること、おんなじように寮母さんがいること、そして、そこへ移るまでホームが放ってはおかないこと、説明すると、やっと安心した、と涙をぬぐってました。 そんなん見ると、 その人にとっての幸せ=福祉、とは、実にさまざまなんだなぁ、と思う。
実際、ウチにいても、本当は家族と暮らしたかった、と思っている人は多いと思う。 だけど、現実問題として、家族と暮らしても彼女らの思い描くような生活は無理、という場合もある。特に、ムスメの場合は「婿」が、息子の場合は「嫁」という、彼女らにとっての他人がいるわけで、かなりのハードルになってくる。 孫とトラブる人もいるんですよね。人間関係て難しいですよね。 施設の中の人間関係だって難しいっちゃ難しいですけど、そのために寮母がいるので(笑)。
ダカラネ、やりがいない、と仰らず、そんな中でも彼女らの居場所をなんとか社会資源のなかから探してあげて欲しいです。わたしは、施設入所もそのうちのひとつだと思っています。(そうじゃなきゃやってられねーぜ・^-^;) 具体的にどんな事例があるのか分かってないんだけど(笑)、いつかきっとみっち姫に「この道を示してくれてありがとう!」って感謝がいっぱい戻ってくるよ。わたしはそう思います。 家族と揉めた末にウチに入居して、元気を取り戻して生き生きしているお年寄りを見て、入居を勧めてきた役所のケースワーカーなんかはものすごく救われるみたいです。
今、養護老人ホームでは、 養護としての存在意義をかけて、養護版ケアプランというものの実践に全力で取り掛かっています。 施設によっては旧指導員(今は生活相談員とかいうのですね^-^;)だけがやってるところもありますが(苦笑)、ウチでは、ケアマネ無資格者も指導員も寮母も関係なしに、ケアに関わる全員が一丸で取り組んでいます。
やってることは、ケアマネさんと同じ。養護版のチェック表を一人ひとりつけて、本人と話し合い、希望、問題点を挙げ、立案し、カンファレンスを開き、ケアプランを立てて実践する。 全部を担当寮母が日常業務の中でこなそうとして必死になってます。 今まで行ってきた処遇をちゃんと書式化して系統立てているだけだとは思うのですが、これがなかなかこなせず、青息吐息四苦八苦の現状です(笑)。
ケアマネさんはこういう仕事をしているのかなぁ、 とか思いながら。
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