| [19] ギガプラントの植物族と昆虫族の混合デッキ |
- キョン都 - 2008年01月06日 (日) 19時46分
投稿させていただきます。PHANTOM DARKNESS よりギガプラントです。
題名:ギガプラントの植物族と昆虫族の混合デッキ
概要:「ギガプラント」は見た目は怖いが自分の手札・墓地から植物族・昆虫族を特殊召喚できる強力な効果を持った デュアルモンスターである。このカードを使って植物族と昆虫族の混合デッキ構築する際に参考になれば光栄です。
1.ギガプラントの性質 「ギガプラント」は以下のような性質を持ったモンスターである。
(a)植物族である。 →植物族なので「ロードポイズン」という強力なサポートの恩恵を受けることができる。
(b)攻撃力2400・守備力1200の上級モンスターである。 →戦闘では最強クラス以外のモンスターには打ち勝つことができるが上級モンスターであるため召喚に工夫が必要。
(c)デュアルモンスターである。 →「正統なる血統」などの一部の通常モンスターのサポートの恩恵を受けることができる。 (d)再度召喚後は自分の手札・墓地の植物族・昆虫族を特殊召喚できる。 →植物族・昆虫族を広い範囲から特殊召喚ができる。上級モンスターを特殊召喚すれば一気に場を制圧することも可能。
以上の性質を考慮しデッキを組んでいきましょう。
2.「ギガプラント」を使った植物族と昆虫族の混合デッキと高相性なカード。 デッキを組むのに候補にあがるカードをまとめてみました。
2-1:植物族編
・ダンディライオン:トークン作成効果は生贄だけでなく。「ボタニカル・ライオ」強化にも貢献する。
・ロードポイズン:植物族を蘇生できる強力なサポートカード。「ギガプラント」の再度召喚にも役立つ。
・ボタニカル・ライオ:植物族の数だけ攻撃力を上げる強力な下級アタッカー。コントロールに耐性をも持つ。
・リグラス・リーパー:まずまずの攻撃力とリバース効果は手札に溜まった上級モンスターを墓地に落とすのに役立つ。
・錬金生物 ホムンクルス:「ボタニカル・ライオ」だけでは植物族のアタッカーが足りないと感じた場合に。
・棘の妖精:壁になるカード。昆虫族を守り戦闘補助もしてくれるが攻撃主体のデッキならあまり必要ない。
2-2:昆虫族編
・鉄鋼装甲虫:「正統なる血統」などを共有できるだけでなく「ギガプラント」からの奇襲も非常に強力。
・甲虫装甲騎士:「正統なる血統」などを共有できるだけでなく事故の要因にならず下級モンスターでは戦闘能力も高い。
・ヴァリュアブル・アーマー:「正統なる血統」などを共有できる。再度召喚できれば強力な全体攻撃が可能。
・セイバー・ビートル:貫通効果で「魂を削る死霊」などに壁モンスターを無力化できる。攻撃力も高い。
・ブレイン・クラッシャー:即追撃はできないが相手モンスターを奪取できる強力な効果を持つ最上級モンスター。
・代打バッター:手札の昆虫族のモンスターを特殊召喚できる。「ギガプラント」が機能しているならあまり必要ない。
2-3:その他モンスター編
・メタモルポット:手札交換カード。手札を補充する、上級モンスターを墓地に落とすなど重要な役目を果たす。
・ギガンテス:地属性モンスターが多い場合に。ただあまり多く投入すると「ギガプラント」の効果が使いづらくなる。
・その他デュアルモンスター:「正統なる血統」などを共有できる。だが必須と言うほどの強力なカードは存在しない。
2-4:魔法・罠編
・正統なる血統、蘇りし魂:「ギガプラント」や通常モンスターを蘇生できる強力な永続罠。基本的には前者を優先。
・名推理、モンスターゲート:デッキからモンスターを特殊召喚できる通常魔法。上級モンスターを出せれば非常に強力。
・黙する死者、思い出のブランコ:手札からすぐに使える蘇生魔法。デメリットを負うので生贄にするなどの工夫が必要。
・血の代償:モンスターの展開だけでなく「ギガプラント」、「ヴァリュアブル・アーマー」の再度召喚にも役立つ永続罠。
・抹殺の使徒、シールドクラシュ:高攻撃力で押すデッキの場合「魂を削る死霊」などに手も足もでなくなるのでその対策に。
・団結の力:「ギガプラント」や「正統なる血統」など展開力に優れるカードが豊富なら爆発的な攻撃力を得られる。
・おろかな埋葬:上級モンスターを墓地に送って「ギガプラント」や「正統なる血統」などで蘇生につなげる。
・生還の宝札:蘇生カードが豊富な場合に欲しいカード。単体では役に立たない事故要因であることには注意。
これらのカード以外にも高相性なカードはまだまだあるかもしれません。
3.実際に「ギガプラント」を使った植物族と昆虫族の混合デッキを組んでみる。
3-1:植物族と昆虫族の役割 植物族と昆虫族を比較した場合、2-1で上げたとおり植物族は「ダンディライオン」、「ロードポイズン」、「ボタニカル・ライオ」等下級モンスターに非常に有効な働きをするモンスターが多い。その反面上級モンスターは「ギガプラント」を除き「妖精王オベロン」が候補に上がる程度で非常に層が薄い。 昆虫族は2-2で上げたとおり「鉄鋼装甲虫」、「ヴァリュアブル・アーマー」、「セイバー・ビートル」、「ブレイン・クラシャー」など上級モンスターに非常に攻撃に長けたカードが多い。下級モンスターは「甲虫装甲騎士」以外にも「共鳴虫」、「代打バッター」、「スカラベの大群」、「人喰い虫」などトリッキーなカードが多い。しかし昆虫族の下級モンスターは「甲虫装甲騎士」以外は「ギガプラント」で特殊召喚する価値がそれほど高くない。 以上のことから下級モンスターは植物族中心に組み昆虫族で補強する形が望ましい。逆に上級モンスターは「ギガプラント」を除いて昆虫族で構成するのが良いと言える。
3-2:「ギガプラント」を生かす 「ギガプラント」は1の(b)で述べたとおり上級モンスターであるその上(c)で述べたとおりデュアルモンスターである。そのため生け贄召喚していては「血の代償」等がない限り相手のターンをしのがなければならない。除去されたり最悪コントロールを奪われかねないのでこれは避けたいところ。 そこで「ロードポイズン」や「正統なる血統」のサポートカードが重要になる。「ギガプラント」をそれらのカードで特殊召喚し再度召喚につなげ植物族・昆虫族を特殊召喚したい。前者は他の植物族と後者は「鉄鋼装甲虫」、「甲虫装甲騎士」、「ヴァリュアブル・アーマー」などと共有できるので無駄が無い。 1の(d)で述べた通り「ギガプラント」は墓地だけでなく手札からも植物族・昆虫族を特殊召喚が可能であるなので制圧力を高めるなら上級モンスターを多めに採用するのも非常に有効である。ただ昆虫族の上級モンスターは「ギガプラント」何度も使いまわせるので同名カードを積みすぎるのは事故要因であるので注意したい。 また「ギガプラント」は1の(a)で述べたとおり植物族である。「魔族召喚師」と違い同名モンスターによる特殊召喚が可能であり自壊効果も持たないため同名カードが破壊されても残った方を再度召喚し特殊召喚するということが可能である。そのため「ギガプラント」はデッキに2,3枚は欲しい。
3-3:魔法・罠の補助 3-2で述べたとおり「正統なる血統」に代表される通常モンスターのサポートカードは「ギガプラント」だけでなく他のモンスターとも共有できる有効なカードである。2-4で上げたとおり「正統なる血統」以外に「蘇りし魂」、「黙する死者」、「思い出のブランコ」が存在する。上記のカードは「正統なる血統」に比べてややクセがあるので4枚目以降の「正統なる血統」として「蘇りし魂」を採用する以外は「生還の宝札」とのドロー加速を狙う場合に採用したい。また採用する場合は手札に手札に余ることを防ぐために「鉄鋼装甲虫」や「甲虫装甲騎士」、「ヴァリュアブル・アーマー」を多めに投入したい。 上級モンスターが多くなる場合は「名推理」や「モンスターゲート」を採用したい。後者は生贄が必要だが「ダンディライオン」を「ギガプラント」や「ロードポイズン」使いまわすことのできるこのデッキではさほど苦ではない。また再度召喚が必要な「ギガプラント」や「ヴァリュアブル・アーマー」には通常召喚の権利を行使しないので非常に有効である。 高攻撃力で押すことが主になるこのデッキの弱点として「魂を削る死霊」などの戦闘破壊耐性を持つモンスターとこちらのデッキに投入されているモンスター以上の高攻撃力モンスターが上げられる。前者は2-4で上げた「シールドクラッシュ」や「抹殺の使徒」で後者は「地砕き」等で破壊したり展開力の優れるこのデッキの特性を生かし「団結の力」でそれを上回る攻撃力で対処したい。
3-4:バランス調整 あとは実践を繰り返しデッキバランスを調整していきましょう。 爆発力が足りないと感じたら上級モンスターを増やしてみたり、「名推理」や「モンスターゲート」を入れてみたり蘇生カードを増やしたりすると有効でしょう。 逆に安定性を求めるなら上級モンスターを減らし下級モンスター中心にしたり、蘇生カードを減らし「生還の宝札」を抜くと有効でしょう。 また植物族と昆虫族の割合を変えてみたりして自分のベストな「ギガプラント」を使った植物族と昆虫族の混合デッキを作っていきましょう。
といった感じですがいかがでしょうか。
追記:プロたん様へよろしければうちのHPと相互をお願いできませんでしょうか?
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