| [159] テーマデッキ:ヴォルカニックデッキ |
- Vangel - 2009年04月24日 (金) 17時52分
【ヴォルカニックデッキ】
ヴォルカニックモンスターを使用したデッキを構築する。
モンスターカード:21枚 ヴォルカニック・デビル ヴォルカニック・ロケット ヴォルカニック・ロケット ヴォルカニック・ロケット ヴォルカニック・バレット ヴォルカニック・バレット ヴォルカニック・バレット 召喚僧サモンプリースト 召喚僧サモンプリースト スナイプストーカー フレムベル・マジカル フレムベル・マジカル 風帝ライザー 風帝ライザー サイバー・ドラゴン 炎帝近衛兵 炎帝近衛兵 黄泉ガエル クリッター メタモルポット 深淵の暗殺者
魔法カード:12枚 ブレイズ・キャノン ブレイズ・キャノン ブレイズ・キャノン−トライデント 貪欲な壺 貪欲な壺 死者蘇生 大嵐 ハリケーン サイクロン 非常食 おろかな埋葬 ライトニング・ボルテックス
罠カード:10枚 聖なるバリア−ミラーフォース 激流葬 天罰 天罰 鳳翼の爆風 鳳翼の爆風 鳳翼の爆風 ゴブリンのやりくり上手 ゴブリンのやりくり上手 ゴブリンのやりくり上手
エクストラデッキ:15枚 キメラテック・フォートレス・ドラゴン スターダスト・ドラゴン スターダスト・ドラゴン レッド・デーモンズ・ドラゴン メンタルスフィア・デーモン ダークエンド・ドラゴン ダークエンド・ドラゴン ギガンテック・ファイター ブラック・ローズ・ドラゴン ダーク・ダイブ・ボンバー 氷結界の龍 ブリューナク ゴヨウ・ガーディアン 大地の騎士ガイアナイト A・O・J カタストル マジカル・アンドロイド
デッキの特徴: 手札アドバンテージを得やすい、ヴォルカニックモンスターを中心としたデッキ。 主に「ヴォルカニック・ロケット」や「ヴォルカニック・バレット」の効果を使用し、地道にアドバンテージを稼いでいく。
他の主流デッキほど派手な動きはないが、堅実なプレイングでミッションを遂行するのが大きな特徴。
主なカード:
このデッキでは「ヴォルカニック・バレット」と「ヴォルカニック・ロケット」が重要な鍵となる。
まず「ヴォルカニック・バレット」だが、このカードは墓地に存在する時に、500ライフポイントを支払う事でデッキから「ヴォルカニック・バレット」を手札に加える事ができる。 つまりライフ500と引き換えに、手札を1枚増やす事が可能なカードだ。 手札に加えたバレットを、「鳳翼の爆風」や「スナイプストーカー」といった、手札コストを要するカードのコストとして使用していく。 当然「ブレイズ・キャノン」等の弾として使用しても構わない。
デッキにバレットが存在しないと手札に加える効果を使用できないが、幸い墓地に貯まりやすいカードなので「貪欲な壺」や「炎帝近衛兵」でデッキに戻して、更にドローを狙う。 この時墓地に効果を使用していないバレットを1枚残しておくと、更にバレットの効果を使用して手札を増やせる。
また「ゴブリンのやりくり上手」で、手札でダブついたバレットを戻したりできる。 「非常食」とのコンボが使えればライフポイントの回復も可能であり、積極的に使っていきたい。
500ライフのコストとはいえ、積もり積もれば数千近くのライフ・アドバンテージが付いてしまう。 バレットは非常に便利なカードであるが、ここ最近では「ダーク・ダイブ・ボンバー」のように、お手軽かつ高速でライフを削るカードが存在する。 ライフポイントの残量には、非常に気を配らなければいけない。
性質上、手札にバレットがこないと始まらないので、「おろかな埋葬」で直接墓地に落としたり「クリッター」で早めにサーチしておきたい。
「ヴォルカニック・ロケット」は、召喚・反転召喚・特殊召喚時にデッキ・墓地から「ブレイズ・キャノン」と名のつくカードを1枚加える事ができる。 デッキからだけでなく墓地からも手札に加えられるので、効果を使用できないといった事も起こりにくい。 状況次第では「ブレイズ・キャノン−トライデント」をサーチして、「ヴォルカニック・デビル」に繋げる事も可能。
手札に加えたブレイズ・キャノンは、バレット同様手札コストとして運用していく事になるだろう。 しかしブレイズ・キャノンは魔法カードである為、「召喚僧サモンプリースト」のコストに使用できる等、バレットにはできない事も存在する。 特にサモンプリーストからはヴォルカニック・ロケットを特殊召喚し、再びブレイズ・キャノンを回収できるだけでなく、フレムベル・マジカルを特殊召喚する事で、シンクロ召喚も行える。 またブレイズ・キャノンは普通に使用した方が強い局面もある。バレットほど手札コストとしては使用できないが、その分使いどころを間違えなければバレット以上に役立つだろう。
その他のカード:
「ヴォルカニック・デビル」は攻撃力3000と、フィニッシャーとして申し分ない能力を持つ。 特に「相手フィールド上のモンスターの攻撃対象を固定する効果」を相手が気づかない事も少なくなく、まさに「隠された効果」として、相手に痛烈な一撃を加える事も可能。
しかしながら召喚には「ブレイズ・キャノン−トライデント」が必要な上、カード効果に対する耐性も存在しない。 隙を見て召喚し、大ダメージを与えられればいい程度に考えておこう。 場合によっては手札コストにしても構わない……貪欲な壺と近衛兵でデビルは回収できるし、トライデントもロケットで再びサーチできる。
「風帝ライザー」と「鳳翼の爆風」で、相手のドローロックが行える。 重要な局面でドローロックを行えば、開いた1ターンの差は非常に大きくなるだろう。 破壊効果で処理できない「スターダスト・ドラゴン」を戻すもよし、臨機応変に使用してミッションを遂行していく。
主なリリース候補には、ロケットや「サイバー・ドラゴン」に「黄泉ガエル」が存在する。 黄泉ガエルはバレットとおろかな埋葬を共有できるので、余裕があれば墓地に落としていきたい。 ただしブレイズ・キャノンを展開していると、黄泉ガエルを特殊召喚できない。 幸いに非常食は速攻魔法なので、スタンバイフェイズで不要なブレイズ・キャノンを処理する事も視野に入れておこう。
「貪欲な壺」と「炎帝近衛兵」はバレットをデッキに戻し、更なるアドバンテージを得られるカードである。 が……それにこだわり過ぎて、重要な局面で押されてしまっては意味がない。 場合によっては各種コストとして使用したり、普通に召喚して攻撃した方が早い事も。
「召喚僧サモンプリースト」は、ロケット等だけでなく、スナイプストーカーも特殊召喚できる。 スナイプストーカーからバレットを使用し、次々と相手フィールド上のカードを破壊する事も可能。
またフレムベル・マジカルからのシンクロ召喚もできるので、場合によってはロケットではなくこちらを特殊召喚するのもアリ。 いずれにしても、相手に「大寒波」を使われようが発動できるのは大きい。
総合すると、カードパワーよりもプレイングに左右される事が多い。 手札コストも比較的潤沢に確保できるが無限ではない。当然にカードの使いどころを非常に考えさせられる。 しかしだからこそ、デッキに組み込まれたコンボやシナジーを理解するだけではなく、臨機応変かつ堅実なプレイングが求められる。
ある意味では、プレイングを磨く為のデッキとも言えるだろう。
デッキの弱点&改良の余地:
墓地を多用する為、無差別除外系のカードには滅法弱い。 バレットやブレイズ・キャノンが除外されてしまうとデッキがほとんど機能しなくなる。 特に魔法・罠カードを除去するカードが乏しいので、サイドデッキに除去カードを用意しておこう。 「スキルドレイン」で無力化されるカードも多いので、場合によってはメインからの投入を検討してもいい。
サーチ効果及びシンクロ召喚を無効にする「ライオウ」の存在は天敵と言っても過言ではない。 攻撃力も1900と高く、ロケットですら相打ち覚悟で処理する必要があるが、「オネスト」が手札から飛んでくる事も多く非常に厄介。 これも場に出てきたら速やかに処理したいところだ。 サイドデッキに「奈落の落とし穴」や「神の宣告」を用意してもいいだろう。
一応ファンデッキという事もあり、「ヴォルカニック・デビル」等を採用しているが、特にこだわりがないのなら抜いてしまっても構わない。 その分別のカードを入れた方が強い場合もある。
維持コストに永続魔法のブレイズ・キャノンを使用でき、手札コストにバレットを使える「コアキメイル・アイス」との相性もいい。 デッキに余裕があれば採用してもいいだろう。 シンクロモンスターに代表される特殊召喚されたモンスターを比較的簡単に処理でき、攻撃力もライオウと相討ちに持ち込める1900と申し分ない。
その他では「鳳翼の爆風」を「サンダー・ブレイク」や「因果切断」に変えたり、風帝ライザーを他の帝モンスターに差し替える事もできる。
基本は【爆風ロケット】と呼ばれるデッキタイプなのだが、ヴォルカニックデッキのギミックは応用が利き、更なる別のデッキにも派生させやすい。 「天変地異」を搭載したタイプや、更には三幻魔の召喚すら可能としてしまう亜種も存在する。
自分の好みや周囲の環境に応じた調整を行い、冷静さを失わずにミッションを遂行していこう。

|
|