| [3] ヴォルカニックデッキ基本編 |
- 我楽多王 - 2007年02月20日 (火) 15時03分
始めまして、我楽多王といいます。 ちょうどヴォルカニックデッキを組み上げたので、 それについて思ったことを絡めて投稿してみようかと思います。
−カード群の方向性
このパックで登場した宝玉獣とはまた別のモンスター群がヴォルカニックである。 全て炎属性の炎族であり、効果ダメージと戦闘ダメージを同時に与える事ができる効果を持っているのが特徴となる。
このモンスター群の効果は共通効果を持つ宝玉獣とは異なり多彩。 しかし、ある程度の方向性はあるため、分かりやすいカードを用いてそれを説明しよう。 ヴォルカニック・バレット>ライフコストを支払って手札を増やせる。ブレイズ・キャノンの弾。 ヴォルカニック・ハンマー>墓地利用型ダメージ効果。 ブレイズ・キャノン、ブレイズ・キャノン−トライデント>手札の炎族を除去カードに変える。 ファイヤー・ソウル>デッキ圧縮兼相手にダメージ。 ファイヤー・ウォール>ライフコストが必要な墓地利用型攻撃防御。 ヴォルカニック・チャージ>墓地に落ちたカードの再利用。
つまり、ヴォルカニックは3つの性質を持つ。 一つは、「手札から墓地に落ちる」という流れによって相手のカードを破壊したり、ライフポイントを減らす能力。 もう一つは手札のみならずデッキ、墓地すら有効利用する過剰なまでの資源活用能力。 そして、ライフコストを使用することで手札やフィールド上のカードを容易く増やす事ができる能力である。 これらを考慮してデッキを組んで行きたい。
−どうやって身を守ろうか
ヴォルカニックには一つだけ大きな欠点が存在する。 ヴォルカニック・エッジはATK1800、DEF1000と高い能力を持っているのだが、ヴォルカニック・バックショットはATK500、DEF0。 ヴォルカニック・バレットに至ってはATK100、DEF0である。 全体的にステータスが低いため簡単にモンスターとの殴り合いで押し切られてしまうのだ。 ライフコストを支払うカードが仇となり、簡単に自分のライフが0になってしまうだろう。 つまり、どうにかして身を守る手段が絶対に必須となるのである。 以下に有効な手段を挙げておく。
1.ファイヤー・ウォールやレベル制限B地区等で守る 最も簡単な方法、といって差し支えない方法である。 ファイヤー・ウォールを使っていると墓地のカードがすぐになくなってしまうため、異次元からの埋葬も考慮に入るだろう。
2.UFOタートルを利用 UFOタートルは簡単に炎属性のモンスターをデッキから呼び出せる有能なカードである。 仮に炎族で縛ったとしても、ブレイズ・キャノンの弾兼壁の大木炭18、2体で攻撃封印&効果ダメージを与えるプロミネンス・ドラゴン、ヴォルカニックをデッキから引き出せるヴォルカニック・リボルバー、上級モンスター召喚サポートの火口に潜む者、と対象は沢山。 自分も呼び出せるため、柔軟性も高い。
3.除外型特殊召喚を利用しての上級モンスターを利用 炎の精霊イフリートとインフェルノは墓地の炎属性モンスターを除外することで特殊召喚でき、ステータスも決して悪くはない。 これらを利用し、手札の炎帝テスタロスやヴォルカニック・ハンマーを生け贄召喚することで戦線を維持する方法もある。 ただ、ヴォルカニック・ハンマーの効果は墓地のモンスター数に依存するので、これを利用するならあまり墓地のモンスターを除外してはいけない点に注意。
もちろん、これらを併用するのも問題はない。
−まとめ
ヴォルカニックデッキはカード消費に関しては非常に効率のいいデッキである。 しかし、自分のライフポイントを簡単に消費してしまうため、追い詰められるとなすすべなく敗退することも多い。 また、カードの効果で呼び出せないブレイズ・キャノンに頼りがちであり、クレイジー・ファイヤー等のサポートカードも含めて手札に使えないカードがたまりやすい。 出来る限り八式対魔法多重結界や大木炭18等汎用性が高い、もしくはライトニング・ボルテックス等の手札の使えないカードを処理できるカードを用いてデッキを組んでいこう。 特に、手札コストを利用する汎用性の高いカード、例えばサンダー・ブレイク等はお勧めだ。

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