念願かなって、七人の刑事第4回「ひとりぼっちのビートルズ」を見ることができました。
いや〜、若き日のジュリー、カッコよかったです!!
私はジュリーファンではないけれど、その私が見ても、この頃のジュリーはステキだなと思いました。
そして、自分の記憶の中にある、この番組を見たという記憶が現実だったということが確認できてホッとしました。
「ひとりぼっちのビートルズ」は、ネットにもいろいろと情報が出ていますね。
以前にもこちらで紹介したと思いますが、ストーリーや音楽については下のふたつのサイトが参考になるかと思います。
http://homepage3.nifty.com/juliegasaikou/drama.19787nin1.html
http://loveshop-record.com/readymade/essay/kato_yoshihiko_index.html
↑こちらのブログに書いてある樋口さんが演奏してるというピアノソロ、ドラマの中では完奏してました。ただ、残念なことにセリフが被っちゃってるんですよね。
まあ、劇伴なのでしかたありませんが。
それと、私には、電子ピアノに搭載されている生ピアノの音のように聴こえた(CP-80みたいな)のですが、これは本物の生ピアノによる演奏だったのかな?
で、このピアノの少しフェイクした感じのソロもよかったのですが、個人的にはラストに流れるジュリーが歌う「LET IT BE」のエンディング部分に感激しました。
あえて一音、本来の音から外した音を入れたセンス、鳥肌がたつほどしびれました。
いや、これサイコー!!!
今回は「LET IT BE」だけでなく、ドラマは冒頭の射殺シーンのバックに流れるスリリングな曲に始まり、黒いリボンの花束のシーンで流れるピアノ曲や、プールでの射殺シーンで流れる音楽などなど、それ以外の曲も非常によかったです。
あ、番組、見てない人には何のことか、さっぱりわかりませんね。すみません(^_^;)
いずれにしても、この「ひとりぼっちのビートルズ」は、今見ても、トータルな映像作品として素晴らしい出来だと思いました。
多分、ドラマのタイトルは「Nowhere man」(邦題 ひとりぼっちのあいつ)にインスパイアされたものではないかと思いますが、「Nowhere man」じゃ、やっぱり、ちょっと合わない感じ。
「LET IT BE」でよかったです(笑)
ところで、数あるビートルズナンバーの中から、なぜ「LET IT BE」を選んだんでしょうね?
こういうエピソードも樋口さんに聞いてみたかったです。
2,3,4回と見てみてわかったのは、(たとえば)「追跡のテーマみたいな感じで毎回使われる曲(アレンジバージョンも含む)と、その回だけのために作られた曲とがあるようだということです。
毎回使われる曲は、ドラムのハイハットやペースソロが決まって登場するのですが、そういうのを聴いてると、樋口さんは、いわゆるアクション系の派手なサウンドじゃなくて、もっと渋いモノトーンでシャープなサウンドを狙ってたのかなぁ、なんて思いましたが、なんせまだ数回しか見てないので、これからの放送に注目したいと思います。