これまで聴いてきた音楽の中で、衝撃を受けた曲というのが、いくつかあります。
私の場合、そのうちの1曲がプロコルハルムの「青い影」でした。
初めて聴いたのは、たしか小学生のとき。
街中で、あのハモンドのイントロを聴いたときの衝撃は半端じゃありませんでした。
どうしても、この曲のタイトルが知りたいと思ったのですが、当時は調べるすべもなく、
この曲がプロコルハルムの「青い影」という曲だと知ったのは、それから５年以上経ってからでした。

「青い影」がバッハの「Ｇ線上のアリア」をモチーフにした曲だったということを知ったのは、
それからずっと後、大人になってからのことです。
それを知った時、驚くと同時にショックを受けました。
というのも、自分が人生で衝撃を受けた曲の最初の１曲がバッハの「Ｇ線上のアリア」だったから(^^ゞ
要するに、私の好きなものって、もとをたどれば、みんな一緒なのかと…(^_^;)

衝撃とまではいかないけど、私の大好きな曲のひとつにユーミンの「ひこうき雲」という曲があるのですが
この曲は「青い影」がモチーフ（笑）
結局、幼稚園で体験した賛美歌が私を音楽に結びつけた最初の接点であり、原体験なので
バロック的なものが好きなのかも…。

でも、不思議と樋口さんの音楽に、バロック的なものを感じたことはないんですよねぇ…。
「石を投げたら」のチェンバロくらいかな？

と、なにが言いたいんだか、よくわからない「青い影」の話でした(^^ゞ