ちょっと話が横道に逸れてしまいました。
樋口さんがカバーした洋楽を挙げたのは、編曲がどうこうじゃなく、樋口さんのボーカルが聴きたくなったからなんです。
安藤さんのコメントを聞いて思ったのは、彼女は樋口さんの音楽的なすごさを理解しているだけでなく、ボーカルの魅力も感じ取れる感性を持ち合わせた人なんだってことでした。
「ABC」は今でこそ、高く評価されてますが、それとてボーカルに言及した人はいなかったはずで、私が知る限り、樋口さんのボーカルの魅力について言及したことがあるのは、これまで本城さんただ一人だったと思います。
そういう意味で、私は安藤さんって、ある意味すごいなと思いました。
で、安藤さんのコメントを聞いたら、昔、樋口さんがカバーして歌ってた曲が聴きたくなったというわけ。
記憶力が特別いいわけじゃないのに、今でも、やたらこれらの曲を覚えてるのは、多分、樋口さんの声という世界でひとつしかない楽器の音を脳内テープが記憶しているからなんじゃないかしら(笑)