大地「おいおい、また聖なる騎士 活躍だってよ」
大地は新聞を開きながら言った
海「知るか。。。そんなもん、と言うかなんで
お前は中学に新聞を持ってくる」
大地「小説だから常識なんて関係無し♪」
海「確かに。。。」
海はなぜか納得した
大地「確かに。。。じゃねぇよ!少しはツッコミ
しろよ」
海「そんなもん、俺の勝手だ」
大地「少しはセイントナイト(聖なる騎士)でも
見習え!」
海「見習えって、セイントナイトは俺なんだけどな」
海は小声で言った
もう気づいてる人も居るだろうけど俺は、水原 海
存知の通り俺はセイントナイトだ。中学2年生で
こいつは 島崎 大地 小学の頃からの親友です。
大地「おい!聞いてるのか?」
どうやら大地は俺が説明してる間に話してたらしい
海「うん?」
大地「まったく。。。本当にセイントナイトを
見習え」
海「見習えって言っても会ったこと無いし・・・」
海は本当のことを言った
大地「おっと。。。もうすぐ理科だぜ早く行こうや」
海「了解」
二人は荷物(教科書類)をまとめ教室を出て行った
理科室についたと同時にチャイムが鳴った
海「ふぅ〜。。。ギリギリセーフ」
森T「さて、早速授業を始めるぞ」
奨弥「なにやるんですか?」
森T「今日は硫酸の処理を皆にやってもらう」
大地「ふぅ〜ん」
森T「早速やってもらう!しかし注意点として
水は少しずつ入れないと硫酸が爆発したり
硫酸が飛び散るから気をつけろよ」
生徒全員「はぁ〜い」
海「めんどくせぇ〜」
硫酸と水を混ぜながらそう言った
森T「他の事考えてると危ないぞ」
海「へいへい。。。まったくこれが将来何の
役に立つんだろう。。。やっても意味無いと思うんだけどな〜大体勉強なんて。。。」
いろいろと文句をいってる内に授業は終わった
〜教室〜
大地「お前、さっき新聞の事言ったけどお前だって
ペンダントしてるじゃん」
大地はまだツッコミの事を根に持ってるらしい
海「あぁ。。これか。。。これがないと俺って
んじまうから肌身はなせない」
大地「またまたぁ〜(笑)冗談言っちゃってw
そんなトランプのダイヤの形したペンダント
離すだけでなぜお前がぬ?」
海「企業秘密だ」
大地「本当は無いくせにw」
ここにいる馬鹿は信じないがこれは 天石 と言って
不思議な力を持つ石で世界にいくつかあるらしい
この天石のせいで、いろいろと、めんどい事になった
例えば、悪魔が襲ってきたり、身体能力が上がるし
なにより一番驚いたのはこの天石が急に両刃刀(両端に刃が付いてる刀)に変わったときは驚いた
と言う理由でこいつを離したら悪魔達は
俺を一斉に殺しに掛かり天石を奪うだろう。。。
その悪魔達が最近、急激に活発になり
人間に危害を加えてる。。。
まぁ悪魔をほっとく事など出来ないので
いちいち悪魔達を浄化させてる。。
そんな事をやってる内に聖なる騎士(セイントナイトなんて世間から言われるようになった
大地「おい。。。なんかお前って最近、沈黙が
多くないか?」
海「いろいろとな」
大地「そうそう、 村雨 神流って女子知ってるか?
海「あぁ。。。あの妙に冷徹なやつだろう?」
大地「そうそう。。。そいつがさっきお前を探してたぞ?」
海「なぜまた・・・?」
大地「知るか。。。もしかしたら告白かもよ?(笑
海「なんか嫌な予感がするんだけどなぁ〜」
大地「気のせいだって(笑)じゃぁ俺、行くとかあるから」
そう言うと大地は教室から出て行った
海「さてと。。。」
話し相手が消えたので図書館にでも行こうとし
廊下を歩いてたら神流にあった
神流「放課後に廃工場に来てくれない?」
海「放課後は部活があるから無理だな。。。
明日、休日だろう?明日の午前じゃ駄目か?」
神流「いいわ。。。明日の午前10時に」
海「了解」
そう言うと再び図書館に向かって歩いた
海「あいつと話してる途中で天石が光ったような。。
気のせいか」
これが初めて石を持つ者との最初の会話だった。。。
第2記に続く