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[1596]新・ことばの路地裏 第374回「デート」 投稿者:小矢野哲夫

投稿日:2014年05月29日 (木) 04時51分

デート

 Facebookの記事に、デジタル大辞泉の「デート」の記述が話題にされていた。

「男女が日時を定めて会うこと。『恋人と―する』」と書かれている。「日時を定めて会う」は必要な条件だろうかとか「何となく出かけて、何となく食事をしたり、買い物をした場合は【デート】に当てはまらなくなるのでは?」といった疑問が出ている。(https://www.facebook.com/Daijisen/posts/678468068866064

 小型の国語辞典を数点調べてみた。デートの主体は「恋人」(三省堂国語辞典)、「愛し合う男女」(新明解国語辞典)、「(親しい)男女」(岩波国語辞典)、「異性」(明鏡国語辞典)などである。異性であることで共通している。その関係が恋人、愛し合う、親しいなどと工夫されている。三省堂国語辞典では「夫婦でデートする」を用例に出している。
 デートの用例を調べてみると、主体が母親と娘の場合もある(「今日はママとデート」)。ドラマで母と娘の役で共演した二人の場合もあった(「小泉ママとデート」)。夫婦でデートというのは当たり前のことだと思われる。
 基本的には異性の行動である。その関係を恋人とか親しいとか限定するとはみ出る部分があるので、異性というのが無難だ。ただ、母と娘という場合もあることを注記する必要はあるだろう。
 各記述で気になるのは「会うこと」としている点である。会うこと自体がデートの目的ではない。会って、映画を見たり食事をしたり遊園地で遊んだり買い物をしたりして楽しい時間をすごすことがデートの中身である。「会って楽しむこと」と規定しておくのがよい。
 以上のことから、次のように定義する。

 主に異性が(時間と場所を決めて)会って楽しむこと。「夫婦でデートする」「ママとデート」「デートの約束」

(2014年5月29日)



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