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[1571]新・ことばの路地裏 第355回「里海」 投稿者:小矢野哲夫

投稿日:2014年01月16日 (木) 05時41分

里海

 「里海」は最近発行された『三省堂国語辞典 第7版』に未登録の語である。生まれてまだ日が浅いと思われる。『デジタル大辞泉』を調べてみた。

 里海 人の手が加わることによって自然環境が保たれ、かつ生産性が高められている海岸部。里山の概念を海に当てはめたもの。

 既存の「里山」を元に造語されたものだと分かった。
 里山の語は、かつての同僚が里山の保全問題を扱っていたことから知るようになった。宅地等への開発が進んで、次第に消えていく傾向にあるようだ。
 海や海辺は自然のままにあるものだが、これに人の手を加えて自然環境を保ち、かつ生産性を高めるものとして位置付けるものが里海だということになる。
 環境省のホームページに説明があった。

 里海とは、「人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域」のことです。
 http://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/01.html

 由来については「平成10年に柳哲雄教授が『人手が加わることにより、生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域』と定義。」と説明されている。
 「里海(さとうみ)とは」
 http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=11797&hou_id=9961

 里海は平成10年生まれ、今年で16歳になる語だ。『三省堂国語辞典』には、次回の改訂版で載せてほしい。
(2014年1月16日)



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