【広告】Amazonからスマイルセール!2月3日まで開催中

ことばの講座

何か記念に書いてください!

ホームページへ戻る

名前
Eメール
題名
内容
URL
アイコン アイコンURL
削除キー 項目の保存

このレスは下記の投稿への返信になります。内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください

[1566]新・ことばの路地裏 第350回「恐妻家と恐妻」 投稿者:小矢野哲夫

投稿日:2013年12月12日 (木) 02時51分

恐妻家と恐妻

 恐妻家といえば妻に対して頭が上がらない夫のことである。大正時代にはできていた言葉のようだ。
 「恐妻家」の「恐妻」は、語構成の点で、動詞「恐」と名詞「妻」が、妻を恐れるという意味で結合している。これは当然すぎるくらいに知られている事柄だと思われる。
 ところが、この規則に合わない例を目にした。

 恐妻ぶりで知られる松居(注:一代)は過去に、女優からのメールを発見し、嫉妬で怒り狂って船越(注:英一郎)の携帯を鍋で煮たことが週刊誌で報じられたことがある。
(Yahooニュース デイリースポーツ2013年11月25日
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131125-00000074-dal-ent

 この例の「恐妻」は形容詞「恐」が名詞「妻」を修飾する「恐ろしい妻」という意味である。同じ漢字が使われているにもかかわらず、意味が異なるの。このような例は初めて見たと思う。調べてみると、たいてい「恐妻ぶり」という形で使われている。こんな例があった。

 友達の奥さんは、私から見てもかなりな恐妻なのです。http://okwave.jp/qa/q597517.html

 恐妻家の主語は夫だが、恐妻の主語は妻である。
 恐妻家にはほほえましさを感じるが、恐妻には恐ろしさを感じる。
(2013年12月12日)



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonからスマイルセール!2月3日まで開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板