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[1605]新・ことばの路地裏 第383回「ともった」 投稿者:小矢野哲夫

投稿日:2014年07月31日 (木) 05時08分

ともった

 共通語でこれに相当する形式は「と思った」である。引用の助詞「と」の母音oと動詞「思った」の語頭母音oが一つになって「ともった」の形式ができていると考えられる。動詞のテ形が補助動詞と組み合わさって「〜ている」が「〜てる」(寝てる)になり、「〜でいる」が「〜でる」(騒いでる)になる。「〜ておく」が「〜とく」(待っとく)になり、「〜でおく」が「〜どく」(積んどく)になる。このような例に似ている。
 「ともった」の形式で引用される形式は基本的に文である。平叙文と疑問文が引用される。命令文も引用されるが、これは直接的な命令行為の文ではなく、「さっさとしろ」「やんでくれ」のような心の中で願う気持ちを表す願望の文である。
 過去形の「ともった」があるならば他の形式もあるかと言えば、ほとんどない。非過去形の「ともう」は、内省してみても不安定だ。希望の「ともいたい」、仮定の「ともえば」、命令の「ともえ」などはあまり使われないと思われる。ただ、仮定でも「ともったら」の形は使いそうだ。
 書きことばで「ともった」となるのはたいてい「灯がともった」の例である。「と思った」の例の「ともった」は、話しことば専用であり、かつ、文字化されにくい形式だと考えられる。なぜ文字化されにくのだろうか。もしかして方言的な形式ではないかともったりする。
(2014年7月31日)



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