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[1578]新・ことばの路地裏 第363回「縦書き」 投稿者:小矢野哲夫

投稿日:2014年03月13日 (木) 04時47分

縦書き

 ずいぶん古い記事から引用する。

「私は歌うときに、縦に書かれた日本語の歌詞を思い浮かべるんです。日本語も詩も本来、縦書き。それに即した抑揚やアクセントがあるわけでしょう。ところが楽譜は横書きですから、音符にあてはめて歌う形になると、詩の実感が薄れてくるんです。演歌は、すごく縦書きですよね。私も同じ」(『毎日新聞』(大阪本社版)1985年9月9日夕刊7頁「クラシック実力派 鮫島有美子」白石裕史記者)

 唱歌を歌った鮫島有美子のレコードが爆発的に売れているという状況でのインタビューである。第二作の「愛のよろこび」について「全編に若々しい現代感覚と濃密な日本ムードがある」と記者が評している。この「日本ムード」に通じるのが鮫島さんの言う「縦書き」である。記事の見出しに大きく「私の歌縦書き≠ネんです」と書いてあり、キーワードとなっているのだ。
 今日でも、そして、この記事が書かれた当時においても、新聞は縦書きを貫いている。しかし、ウエブではほとんどすべてと言ってもよいほど横書きになっている。演歌の歌詞も横書きである。
 しかし、鮫島さんは、日本語の歌を歌うとき、「縦書き」を意識して「詩の実感」を表現しているのである。
(2014年3月13日)



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