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投稿日:2003年09月25日 (木) 00時12分
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こんばんは。最近奥のほそ道にはまってます。 今度、深川あたりを巡ってみようかとさえ思うほどです。
・・・といってもまだ旅立ちの部分なんですが。 実はどうしても、イメージのつかめない表現があって、ネットでもいろいろ検索したんですけど、よくわからず・・・。こちらにお世話になります。m(__)m
「弥生も末の七日、明ぼのゝ空朧々として、月は有明にて光をさまれるものから、富士の峰かすかに見えて」 の部分ですが、 「3月も末の27日、夜明け方の空が朧にかすんで、月は有明の月で光が薄らいでいる( ? )、富士の峰がかすかに見えて」 の(?)のところなんです。 参考書などによると「ものから」を順接、逆接といろいろ訳し方があるようなんですが情景のイメージが良くつかめないのです。
「月は有明にて〜ものから」の部分は源氏物語の一節からということですが・・・。
有明の月によって遠くの富士の峰も見えるということなんでしょうか?
私がふと感じたのは、弥生も末の二十七日にこれから旅立とうとする風景を箇条書きにしたのかなぁということなんです。だから、有明の月も光が薄らいでいるけど(それもまた良しかな?)、(遠くには)富士の峰も見えるし、・・・。 なんて訳は成り立たないでしょうか?
よろしくお願いします。
追伸:古文って面白いですね。最近やっとそう思えるようになりました。
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