はじめまして、ちょめ と申します。
怖い…というより いい話? をお話します。
自分は大学2生で、愛媛から広島に出てきて 寮を出て 一人暮らし始めたんですけれど、冬休み直前に 持病である喘息をこじらせて 寝込んで大学を数日休んでしまいました。
友人達に 体調不良 だと電話して、病院に行って 薬も貰いましたが
熱+喘息によるランダムな発作+喉の腫れ
などによりなかなか寝ることが出来ずに
「死ぬ…死ぬかもしんねぇ…。」
と、今思えば馬鹿な事を布団の中でほざいていました。
そのまま疲れて眠ってしまい、30分か1時間寝たかな?とうつらうつらしながら思った直後玄関のドアが開いた音がして、
気配からして、2人の女の子?がしゃべりながら入ってきたんです。
私は、心配した親しい友人2人が 見舞いに来てくれたのだと思いました。
(県外から来た私に 広島での知り合いは友人しか 心当たりがないし、友人の声に2人のうち1人が似ていたので)
でも、鍵はかけたはずなんだよなぁ…しかし、人が入ってきたのだから 自分は 鍵をかけ忘れたんだ、疲れてるなー自分。
出迎えなければと思ったのですが、かなり体がだるくて、どうしても眠りたかったので 友人達には後からお礼を言おうと思い、私は目をつむったまま布団に身を任せていました。
入ってきた 2人のうちの1人が ロフトまではしごで上がってきて
「いたいた、ここにいたよ。」
と下にいる子に話しかけました。
また あれ? と思いました。
私の友人なら 私がロフトで寝ているのはわかるんだけどなぁ?
と、違和感を感じつつも 数日ぶりに人が来てくれた 今日は、テストもあって、疲れただろうに…ありがたいなぁ、幸せだなぁ という幸福感の方が勝っていました。
2人が 楽しそうに雑談する中 どんどん眠たくなって 意識が遠くなる中 2人が出てゆくドアの音を聞いたいがしました。
満足するまで寝た私は起きると ドアの鍵を チェックしたのですが、きっちり鍵は掛かっていました。
お見舞いに来てくれたと思っていた 友人達に聞くと
「ちょうど その時間はテストがあったのに 行ける訳がないよ!!」
と返事をされてしまいました。
それから体調も良くなり、帰省してその体験を妹に話すと、妹は座敷わらしと思われる2人の子供を 家の中で何回か見かけており、その2人ではないかと…
(んな、馬鹿な)
そうだとしたら 愛媛に住んでいた座敷わらし2人は どうやって広島に来たのでしょうか?
私のお見舞のために 瀬戸内海の荒波をフェリーで渡る座敷わらし…高速バスに約2時間40分揺られる座敷わらし…
かなり、根性のある座敷わらしだ!!(笑)
次に帰省する時は 座敷わらし2人のぶんの広島名物 もみじ饅頭 でも買って帰って お礼をしてみよう…とか考えています。
まぁ、夢かもしれないんですが…いい夢みました。