こんばんは。
あれはいつだったか忘れましたがオシッコに関わる物語だったと思います。
読んだ私はこのサイトを、アブノーマルな小話いっぱいの場所だと思い込みブックマークしておいたのですが、
ふと思い出して来てみると想像力豊かな様々な話で彩られており楽しく拝見しております。
そういえば私もいくつか奇妙な体験があったなと覚え、ご挨拶かねがね投稿する次第です。
幼少の時分は祖父母についてお参りをする習慣などあるものですが、私もそうして般若心経を丸ごと暗記したりいたしました。
子供ですから会う人会う人に暗誦して見せて得意げになってたんですが、ある日、近所の公園で、同じ歳の友達に暗誦してみせてスゴイネーと褒めてもらった帰り道、どうも背後に妙な気配を感じます。どちらからともなく友達と顔を見合わせて「なんかすごく後ろが気にならない?」と同時に切り出しました。
この時点で横を向いてますからそのまま後ろを振り返りますと、公園の端の石碑から、さっき自分達がいた所を通って、そのまま今いる場所の背後まで光の帯がにゅうっとのびていました。
もぐらが空気に穴を掘ったような感じです。「アビス」という深海モノの映画に似たような描写があったでしょうか。
お経というものの役割と働きは祖母から教わっていましたから、これは残しておいてはマズイ、と、なんとなく想像がつきまして、友達と二人で****と念じましたところ煙が空気に散るように見えなくなりました。
あれは幽霊だったのか、もののけだったのか、大人になった今も明確な理解は出来ないままですが、少なくとも実在したことだけは、友達と二人で同時に同じものを見たことからも確かです。